モノローグ 2009.10
無理々々! [1031]
以前、新品で買ったCASIO EX-V7、気に食わなくてずっと仕舞い込んでいたのだが、もしかしたら“明るい晴れの日”なら、もう少し良い写真が撮れるかな?と、持ち出してみた。
しかし、このデジカメには、“ちゃんとした光学絞り”は付いていないらしい事に、後で気が付いた。(2段+NDフィルタだけらしい)
つまり、明るい屋外でも、同じように焦点深度が浅い?のだ!
遠景で、遠い所にちゃんとピントが合っているのに、少し手前のものはピンボケ。(左写真&<クリック>、池の周りの石組み)
それも、左下側から右下側が、ずーっと!(左写真<プッシュ>)
ところが、実は、もっと手前の物(柳の細枝)だと、逆にシャープに撮れている。え?中距離だけがピンボケ?(今回、初発見!)
喝ッ!こんな(マナー違反 の)いい加減なピント特性では、素人には“綺麗な写真”など撮れやしない!
やはり、これは、このカメラ自体の設計手抜き/無理との妥協か、あるいは製品の出来損ないだろうなぁ。
(こんな写真機、幾ら“軽便”で、“ズーム7倍”で、“手ぶれ補正”が付いていて、“液晶画面”が大きい事を、良しと(評価)しろったって、無理々々!本末転倒だもんな)
埋もれ情報 [1026]
友人のサイトの話なのだが、当人は“もうそろそろ、閉めようかと思っている”と言う。(左図) 他に、忙しいボランティアの仕事などを持っているからでもあろうが、もう力が入らないらしい。
どうにも勿体無いと思うのは、閉じてしまうと、折角集大成した
「日本にある世界の名画」のリストが、一瞬で消えてしまう事だ。
これを見ていて、日本にも、随分沢山の海外画家の絵画があるものだと感心したり、昔「ムンク」の絵を見て(失礼にも)大笑いした事や、「ルオー」の顔長キリスト像が物凄く印象に残った事など、思い返しているのだが、無くなるのは惜しい。
まぁ、“漫画の殿堂”なんて話も出る時代だから、人々の美術館・絵画離れは避け難いか。それとも、再興の可能性はあるかな?
敵性語? [1022]
次期郵政社長に、“元官僚”がなるというので、マスコミが大騒ぎしているらしいが、何と言う“ミーハー的な見出し ”だろう。
読者が、前身を論(あげつら)う事にしか、“評価基準”を持っていないかのような取り上げ方ではないか。
本来は、この人が、今後どれだけ社会に貢献出来るか/どれだけ人々の役に立つ仕事をするかの観点から、取材・報道すべきであるのに、そうした事はあまり考えていないらしい。
昔、太平洋戦争時に、(マスコミも一緒になって、)“英語は「敵性語/敵国語 」だから使うな!学ぶな!”、“米英の実態を、何も知らなくても、戦争には勝てる!”とか大声・小声で叫んでいたそうだが、それに似ている。こんなに、第一面でムードだけを取り上げるのは、如何なものか。
(“天下り”の穴を塞ぐだけでなくて、“優秀な官僚達”を有効に働かせる「仕組み」などを、紹介しろやい!)
米内・山本・井上 [1017]
近頃は、弄るハードウェアが少なくなって来たせいか、つい本棚の本(これらは、もう1度は読んでいるのだが)を手に取って見る事が増えた。
最初に読み始めたのは、「最後の海軍大将・井上成美」(宮野澄著)だったが、「米内光政」・「山本五十六」(阿川弘之著)も、改めて読み直してみた。
この三人は、いずれも(第二次世界大戦の)戦前・戦中・戦後、日本海軍のトップになった人達だが、いずれも開戦に反対し、また戦争を早く終わらせようと努めていたという。
しかし、この人達の努力も、陸軍や右翼の(暗殺も辞さない)声高な開戦論者・推進者には勝てなかったようだ。
開戦の一因として、ヒトラーの「マイン・カンプ(我が闘争)」の当時の和訳本を読んだ人達がその本に感激したり、別の独逸側の扇動工作に乗って、“日独伊 三国同盟”を結んで、世界を相手に戦争を始めてしまったのだとか。
ところがその原本 には、“日本人も劣等人種で、▲▲だから、上手く騙して使うのがよい ”などの記述があったのに、和訳本では(意図的に)全部省かれていたそうな。(参考:Wikipedia)
やはり、(自分達に都合のよい情報や知識だけで満足する)▲▲で、お人好しな人種らしい。
(お人好しは“善し”とすべきだが、▲▲なのは悲しい事だ)
シェーバ補修 [1015]
先日、愛用の電気髭剃り機(俗に、シェーバ)が“音はすれども、すりすらで、髭は剃れずに、跡はじょりじょり♪”に成り果てた。
よく見ると、外刃に裂け目?こりゃ、駄目だ!替えなければ。
しかし、このシェーバはもう年代物だから、替え刃は既に無いかも知れないなぁと、同時に別機種の購入も考え始めた。
ところが、嬉しい事に、ネット上を探すとまだ販売されている事が判った。
送料が勿体無いので、近郊の大型電気店で手配して貰おうと、出掛けたのだが、幸いな事に、店の棚にぶら下がっていた!
日立シェーバー外替刃(K-11S \979)、内替刃(K-11U \814)
こうした消耗部品が未だに容易に手に入るのは、大変!喜ばしい!(世の中、そうでない商品・部品もあるだけに、殊更有難さが身に沁みる)
で、外・内刃を両方同時に入れ替えたら、馴染んでいないせいか、剃り跡が何だかヒリヒリ!...?
デジカメ・ジャンク [1013]
HardOffへ、GameBoyのカートリッジを探しに行った時、別のコンテナの中に目玉の飛び出たデジカメ(KONICA KD-500Z)があったので、手慰みに(修理目的で)買って来た。(\105税込)
近頃、デジカメは食傷気味なのだが、これの“値段105円”と、“接写6cm!”に惹かれて。
接写と云っても、背景を極端にボカしたい場合や、逆に背景も綺麗に写したい場合もあって、どのカメラを使っても常に不満が残る。(って、不満があり過ぎるのも問題なんだが。(^^;?)
取り敢えず、綺麗に洗浄。しかし、筐体には細かい擦り傷が沢山あって、外観は“中の下”!
更に、沢山溜まって来たデジカメ用バッテリ群のどれひとつとして、これ(KD-500Z)に合うバッテリが無い!(げんなり。。。)
止む無く、例によってクリップで接続して、電圧約4Vを供給してみたら、目玉はあっさり引っ込んだ!(...残念!修理する愉しみが失せた)
撮影・再生もOKで、ピーク電流1A、平均電流600mA。
接写は、カメラの高さがおよそ6cm位だから、これの前倒し状態で対象物と頭を接しておいて、そこから引き起こして撮影すれば、ちょうど良い感じ。(左上部の写真<クリック>)
(けど、専用バッテリ、結構高いので、やはり“お蔵入り”だな)
GameBoyジャンク [1011]
大阪・日本橋のジャンク店の箱の中の「GameBoy Color」のジャンクを、何気無く拾って来た。(\500税込)
単3型電池を入れ、電源SWをONしたら、どうやら動くらしいので、孫息子にカートリッジを貸してくれないかとメールで依頼。で、貸して貰いに行った時の“伝言”が面白かった。
“よく映らない時には、カートリッジの接点周りへ「強く、息を吹き掛ける」か「物によっては、接点を舐める」”のだそうな!(いやはや)
確かに、表示にむらがある状態だったので、接点付近を強く息で吹いたら、“見事!”綺麗に映るようになった!
恐らく、埃や皮膜などで接触不良 になっているのだろうが、吹き飛ばせば回復させられるってわけだ。
そういったノウハウは、(若年層でも、理屈抜き/付き?で、)ちゃんと知っているらしい。
後日、HO(ハードオフ)で、ゲーム・カートリッジ(?)を3個ほど買って来た。(\105/個税込)
その中で、「雀卓ボーイ」というのが面白そうだったので、やってみたが、操作方法が良く分からず。(後で、判ったけど)
闇雲にボタンを押していたら、「ポン」や「チー」ばかりしか出来なくて、「チョンボ」や「振り込み」ばかり。(><;?
終いに頭へ来て、放り投げてしまったが、頑丈で、壊れもせず。
(糞っ!こんな小面積の反射型液晶では、上手く遊べやせん!)
(とか何とか云って、昔「Game & Watch」を何台も買い込んで、“得点上げ”に熱中していたのは、誰だ!)
ヒーリング曲 [1005]
最近、赤ん坊/乳女児を抱いてあやす機会が幾度かあったのだが、その児の調子が良い時はいいが、泣き出されると、もう手が付けられない。(><;?
そこで一計を案じて、自分が気に入っているサラ・ブライトマンさんの“Time to
say goodbye”をCD-Rに焼いて持って行った。
抱いていて、(“空腹”や“お尻汚れ”以外で)泣かれ始めた時(!)、試しにCDプレーアの前に座り込んで、曲を聞かせてみた♪
そしたら、まったく突然に泣き止んで、少し経つと眼を瞑って、うとうと!!
曲を聞かせながらベッドへ移して寝かせたら、以前ならまた直ぐ眼を覚まして再度泣き出すはずなのに、そのまま、すやすや!
始めは、まぐれかなと思ったのだが、2度3度同じ情況だったので、これの効き目は、まず間違い無かろう。ただし、“抱っこ”との合わせ技でないと駄目な時も。
後日、乳幼児専用の物はどうなんだろ?と思って、大阪へ出て、BookOffで「クラシック編 ほーら、泣き止んだ!」というCDを買って来た。(新古品\1,950税込)
赤ん坊には未だ聴かせていないが、これを見て、聞いて、少し考えた。こんなに赤ん坊向けに加工してしまったら、逆に周りの大人の方が退屈して、早晩これを使わなくなるのではないか?
周囲の大人の方も、それを気に入って、一緒に何時までも聞いていたいと思うような曲でないと、本当の意味で“実用的”ではないのではないか?と思った。(ま、使う大人次第だろうけど)
また、昔の“童謡などを歌い聞かせる”のは、歌詞やリズムもうろ覚えだし、歌っていても愉しくないだろうから、もう“現時代的”(?)な手法・素材ではなくなって来ているのでは?
やはり、世界的にヒットしているヒーリング・ミュージックなら万人向きだし、“飽き”も来難いだろうから、それを“(未加工の)生”で使うのが良さそう。
(もっと、色々実験?出来れば面白いのだが、理屈は別で、“うざい!”って、周りから嫌がられそうだし)
USB直結型SDカード [1003]
以前、特価で買ったSD-512MB(左写真の左側)、ずっと(当苑記事の写真撮影に)常用して来ているが、最近つくづく“これって、なかなか便利だなぁ!”と思うようになった。
通常のSDカードは、カメラから出して一旦、カードリーダに差し込んでからPCのUSB端子へ差すのだが、これは直接、USB端子へ差せる。(左写真クリック)
通常のSDカードでも、ほんのちょっとした手間だけなのだが、別にカードリーダの保存やそれの取り出しの手間も加わるので、使用頻度が多い/高いと、結構面倒に感じる。
他方、このUSB直結型SDカードは、その面倒さが少ない。
で、これで問題になるのは何かと、考えてみたら、単に“見栄えが悪い”?のと、“静電破壊が心配”な点くらいか。
(周りには、AC100Vの誘導電圧なども溢れていたりするが、)このSDカード、未だ1個も壊れていない事から、静電気耐性についても、恐らく大丈夫だろうと思う。
当初は、多少馬鹿にしていたのだが、今は“USB直結方式は、良いアイデアだ!”と思っている。
(でも、あの投売り?以降、このタイプはまったく見掛けないし、大容量になると、それ程差し替え頻度も高く/多くないだろうから、やはり“当たらなかったアイデア”なのかもしれない。
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