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[二〇一六年十二月四日]
EMPEX map21ジャンクを、買ってみた

物珍しさもあって、“古式GPSナビ機”EMPEX map21を買ってみた。(総費用\1、681送料込み)
もう今更、こんなものを持って“山野歩き”や“山登り”をする体力も気力も無いが、少し触って見て色々なことを考えさせられた。
そのひとつに、自然の地形や高低差・高度差などが、適切に情報として表示されるってことがある。
昨今“カー・ナビ”では、「平面上」にどれだけ多くの情報を並べられるか?が問題だが、“古式ナビ機”では、「立体的」な自然の地形をどれだけ巧く表示出来て、それを適切に読み取れるか?が課題だろうと思う。
カー・ナビ地図では、コンビニやガソリン・スタンドの所在などが分かればよいが、山野歩き地図では、“高低差”、“勾配の緩急”が重要だもんな。

でも、このmap21ジャンク、CFに追加の地図を(ネット上の説明通り?)書き込んでも、ちゃんと読み出せない。
(この機械上では、CFへの書き込み、読み出しは正常に出来るんだがなぁ)
「オリジナル地図」が読めるよう、もう少し調べてみたい。

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地図などの比較

今持ち歩いているハンディ・ナビ機YPL502siの地図表示と、このmap21の表示とを較べてみたら、とても相手にはならない。(図3)
現状のmap21では、単純な線(道路?)と特定場所、後は諸数値しか表示されない。サッパリ、すっきりしたもんだ♪(笑 図4<クリック>

重さは、map21で約305g、YPL502siで約270gで、どちらも紐付き状態。
これ位なら、どちらも持ち運びに“難”は無い。

ただ、map21の「反射型黒白液晶」は、やはりコントラストが低いので見難いが、電池・バッテリの消耗を抑え長時間運用を狙うならこれ以外に手は無いかも。

“表示の遅さ”も然ることながら、“動作・応答の鈍さ”も気になる。
カーソルを望みの場所まで、スムーズに移動出来ないのが、(最近特に気短になった私には)苦だ。(苦笑)
(縮尺率を変えながら、移動させるのだが、どうしても行き過ぎたり、戻り過ぎたり)

CFへ地図の書き込み/読み出し?

map21map21EXとでは、扱う地図データのタイプがxxx.imixxx.impという風に違うそうなのだが、果たしてこの機種はどちらなのだろう?
バージョンアップの情報表示では、現状2.3.0となってはいるが?

オリジナル地図の作り方は、EMPEX社の『ポケナビメールニュースなどを参考にさせて貰って作ってみてはいるのだが、それら各種imi、impファイルをCFに書き込んで、CFをナビ機にセットしても、一向にその内容を読み出してくれない。(図6<クリック>

因みに、その説明には、
FMapToolを起動し、位置情報ファイルにxxxx.hdr、BMPファイルに xxxx.bmpを指定し、IMPファイルにオリジナルマップの保存先フォルダファイル名称を指定して→ 「変換」で終わりです。
 出来たオリジナルマップは世界測地系ですので、map21系、ポケナビディターの測地系を合わせて使用して下さい。
どうです。簡単でしょ。 あとは、出来た.impファイルをCFカードに入れればmap21EXで表示できますし、 map21ではIMIエディタで編集してCFカードに入れてOKです。
ポケナビエディターでは「地図読み込み」で指定すれば表示できます。
...とあるが、全然簡単ではなかった。...未だに、読み出せるマップが出来ていないんだから。(図5 苦笑)

CFの書き込み/読み出しは可

当初は、CF(の相性)が悪いのかな?と思ったのだが、内部で作った「スポット情報」などをCFに書き込めば、その情報は、正常に読み出すことが出来るので、CFが悪いわけでもなさそう。(図7、図8<クリック>
ネット上を探し回っても、CFからの読み出しが出来ないなんて話は転がっていなくて、皆上手く行ってる話ばかり。

しかし、妙なことに「オリジナルマップ」のimi、impファイル名は、パソコン上のMS-Explorerでは読めるのに、内部で書き込んだ「スポット情報」などは、MS-Explorerでは、ファイル名が見えないのは何故?

いずれにせよ、自分で用意した「オリジナルマップ」が読み込めず、表示出来なければ、使いようが無い。
ハードウェアの問題ではないことを祈りながら、もう少し調べてみようと思っている。


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