[表紙頁]へ  関連記事の目次へ

[2018年2月4日]
ナビ機 NCN-432ジャンクを、買った 

(叩き売りが出来るほど)溜まって来たハンディ・ナビ機だが、それでも小さいナビ機を見ると、また試してみるのに欲しくなる。
5型のDTN-X601が、地図上の“情報多さ”や“足跡記録機能”が有用なのだが、少し嵩張るし、長時間運用の点でやや難がある。
4型や3型は、長時間運用に適しているようだが、地図ソフトが貧弱で細かな“道”が欠落していたり、“足跡”が残らない欠点がある。
それらのいずれをも満足するようなナビ機に行き当たるまで、ずっと、探し続けるかも。

今回買ったナビ機 HCN-432は、“途中でGPS信号が途切れる”というジャンク品。(¥510送料込み)
これに、5000mAhの補強バッテリを背負わせて(図2<クリック>)持ち歩いたら、(輝度最大状態でも、)実に5時間以上“動作維持”が出来た。
やはり、時々、“筋違いのあらぬ場所”を示している時がある。(ご愛嬌!笑)
収納したビニール袋は、あまり格好は良くないが、全体的に小振りに出来たのでポケットにも容易に納められる。(図1)

このナビ機も、“小道”情報などがかなり省略されているので、もっと多いDTN-X601の「地図SD」が使えないかと試してみた...結果は、NG!だった。(苦笑)
ナビ機は、PCほどソフトの共用性・互換性は無いかもしれないが、“WinCEベース”でも、何ともならないのかな?

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
分解とGPS受信能力
手元に届いてから、早速、分解してみた。
問題になり易い「内蔵バッテリ」は、異様な脹らみも無く、まだ使えそうだ。

機能不全(?)らしい「GPSアンテナ」は、良く見かけるものよりも少し大き目だが、これは(改善するにも)“触りよう”がないので、これはこのまま。(図3)
“メニュー”に、“GPSテスト”の項目があるので走らせて見たら、感度は相当高そうで、他のナビ機では、不感|感度低下の場所(室内の机上)でも、9個、時には10個の衛星信号を拾っている!(図4<クリック>
これは、ちょっとした特長かも!(でも、感度が高い分だけ、異常にもなり易いのかな?)

このナビ機の主基板(の構造)は、手元の他の機種とはまったく異なっていて、互換性は何も無さそう。ソフトウェアの方/プラットホームも、Samsung製のものらしく、WinCEは載っていないようだ。

充電の可否
内蔵バッテリ」は、未だ活きているようなので、それに並列に「補強バッテリ」を接続することにした。
それへの“リード線”は、「タッチ・ペン」の保持孔を通して引き出して、「小プラグ」を半田付けで接続した。
本体側と補強バッテリ側の両方を“メス型プラグ”にしたので、(双方向オス型)ピン・ヘッドを介して中継。(図6<クリック>
其処にオマケで「電圧監視用小プラグ」を足したので、「デジタル電圧計」で“バッテリ電圧”を見ることが出来る。(図5)

USB端子から充電すれば“過充電・過放電保護機能”は働くのかもしれないが、このジャンクは、未だどうだか分からない。
「補強バッテリ」の分だけ、“内蔵電源部”の過負荷にならないかな?と心配しているのだが、今の処は、問題無さそう。

充電”は、電圧がゆっくり4.20Vに近付いて行き、ちょこちょこ4.20Vを超え始めたら止める。それで、充電側を外した時、4.1V以上有ればヨシ!としている。

試み
“モノは試し!”と、DTN-X600/X601用のナビSDのクローンをmicroSDで作って、このナビ機に差し替えてみた。(図7)
もしかしたら、働けば面白いが...と思いながらも、期待はせず。
...当然ながら、動かず!

今回、「地図ソフト」を“microSD”にしてみたのだが、しかし、これの保管は厄介事だなぁと思う。 目印が付けられないから、幾つもとなると一目で識別することが難しい。

このナビ機、手から滑り落として壊すのが嫌なので、袋に入れてネック・ストラップで首から吊るして持ち歩いている。
他に適当なケース/バッグが無かったので、百均ビニール袋に入れ、「補強バッテリ」側が目障りなので、黒色の「折り紙」を切って入れてある。(図8<クリック>

(でも、このビニール袋も、以前は、A6とかB6とかいった“標準化サイズ”だったのが、いまや好き勝手なサイズにしているらしく、共通性のある呼称が付いていない。便利が良いのやら悪いのやら?)


[表紙頁]へ  関連記事の目次へ