[060303]
XGAモニタを、試作しました.
前回、12.1型XGAパネルの予備実験(バックライト点灯試験)をしてみて、モニタとして使えそうな感触を得たので、制御用メイン基板(AKIHABARA INC製iMO-LVDS16 MAINBOARD\2,700+送料+振込手数料)を購入して、XGAモニタを組み立てました。
このメイン基板は、大層よく出来ているようで、繋いだら一発でちゃんと表示出来ました。(決して、imoなどではない。d(^o^))
でも、大きい箱で空気も一緒に送って来る送料が(\690)問題!
幾つかハード上で手直しをしたのと、ケース作製で苦闘しましたが、表示の方は上手く行きました。
ただ、土台/ケースなど気に食わない点があるので、改良予定。
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端子部の改造.
今回購入した「iMO-LVDS16」基板は、かなり簡素化されていて“ちょっと実験してみようか”という気になり易くなっています。(左写真は、コネクタ変更後の状態)
そのせいもあってか、VGA入力などのワイヤハーネスは以前のものが使えなくなっていました。
その代り、VGAコネクタやDC電源入力ジャックを直接、基板に取り付けられるように設計されています。そこで、左写真<クリック>のように、既設のコネクタを外して、手持ちのコネクタに付け替えました。
筐体への取り付けは、これらの付け替えたコネクタの位置を前提にして考える事にしました。
信号線の中継.
液晶パネルへの信号線群は、元のコネクタをそのまま使って結線する事にして、受けのコネクタ付近を、(不動PCの)メイン基板から切り出して中継基板にしました。
こうすれば、制御基板とパネルとの分離が可能だし、また結線間違いは少なく出来る上、間違えても修正・入れ替えが楽です。
この中継基板は、土台に両面テープで固定しました。(ビス固定でも良かったのですが、まだ配線パターンが残っているのでショートなどが嫌だったもので)
尚、動作させてみた結果、前回不明だった端子、VddはやはりLVDS用の電源で、CTRL(Vcc)は表示ON/OFF制御用でした。
また、LVDSは3.3V設定でしたが、このパネルはこのままでOK!
設定用SWの変更.
別売の「OSD設定用スイッチ群」は、左写真<クリック>のようなプッシュ・スイッチ群ですが、これは取り付けがかなり厄介!(場所が必要だし、ワイヤハーネス部の高さが微妙)
そこで今回は購入せずに、プッシュSWと6接点ロータリSWそれぞれ1個ずつで賄う事にしました。原理的にはこれで操作可能です。でも、これは接点の順序を自分流に決めておいて、操作に慣れないとダメですね。(まぁ、自動設定機能もあるので、それでほぼ用は足りそうですが)
電源のON/OFFを、ここに含めておくと操作ミスし易いので、もうひとつ独立にSWを設けておいた方がいいかも。
表示出力のテスト.
取り敢えず、ノートPC(X21)に繋いでXGA表示させたのが、左最上部の写真。(左写真<クリック>で、XGAの2画面表示)
XGAだけでなく、VGAでもちゃんと表示出来るかどうか、チャンドラを使って表示させてみました。
これも問題無くきちんと表示出来ました。(左写真。画面明るさは、このチャンドラには勝ってますねぇ。X21やT23には負けてるけど)
今回は、土台/ケースの構造でどたばたしましたが、出来上がってみたら、既製のアルミ・シャーシを使った方がよかったようです。
それは兎も角として、土台がアルミ材だと全体をかなり軽く出来ます。
これで、もう少し底面積を小さく(奥行きを狭く)したいのですが、果たしてどの程度まで狭く出来るのでしょうか?欲を言えば、ノートPCのように二重折りにして収納出来れば面白いのですが。
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