[120123]

点群カードPC版を、補強しました.

今回、DotsCardを少し強化して、Ver2.0に格上げ(?)しました!d(^^;

四則演算が出来るようにしたのと、操作がスムーズに出来るよう“点群表示を自動化”した処が、Ver1.0と違っています。
また、オプションで点の色やサイズ、点群表示までの待機時間や演算記号の変更などが出来るようにもしました。(左写真クリック)

その結果、余分なocxが2つほど必要になったのですが、それらを纏めたファイルが、これ→(DotsCard2.lzh

IBM PC110−Win98で動作確認をしたので、多分、他のどんなマシンででも動作可能でしょう。(左上写真) 後で、「表示用マシン」の品定めをして、CF-W2に決めました。(左最下部写真)
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演算機能
本来は、子供(達)に、“どれだけ魅力的に「点群」を見せられるか”の方が重要だろうと思うのですが、「プログラム作成」側からすれば、やれそうな事は何でも入れておこうという気持ちになる。(良くない傾向ですね。笑)

画面を見易い向きに据えるために、入力は「テンキー」を使う事にしたら、そこに演算記号も並んでいるので、ついでにそれも使う事にしてしまいました。(左写真)
尤も、G.ドーマン博士の本にも、“点群を使った演算”の事が書かれているので、そうしたプログラムも入れたいと思っていたから“既定路線”ではあるのですが。

演算記号の表示のし方に少し迷いましたが、日本語の文字もいいかな?と思って、それにしてみました。(左上写真<クリック>)
でも、やはり、正規の+,−,×,÷表示にも替えられるようにしておく方がいいでしょうね。(初期化ファイルを使います)
尚、当初、合成音声による発声も考えていたのですが、(人間味が無くて)品質が悪いので止めました。

初期化ファイル
今回のは、初期化用テキスト・ファイル DotsCard2.iniを用意して、設定をそれから読み込ませる方法にしてあります。(左図<クリック>)

その中身は左図のようで、これらの書き直しは「メモ帳」などでやりますが、「各行の”,”から後ろ」が変更可能部です。尚、文字数は3文字以内がよろしいようで♪

勿論、動作中にも“一時変更”は可能ですが、プログラムを終了すると、それらの方は“元の黙阿弥”になります。ちょこちょこと実験する分にはいいのですが、固定化は出来ませぬ。
(つまり、iniファイルへの自動書き出しはしてない)

まぁ、こんな風に変更し易いようにお膳立てはしてみたのですが、どの程度変更が必要か?については、まだよく分かりません。
(お蔭で、comdlg32.ocxmscomct2.ocxの2つの「ActiveXコントロール」が必要になりました。これの置き場所は、DotsCards2.exeと同じ処でよいと思います)

点群表示のタイミング
さて、実際に点群を表示させたり、演算記号を打ち込んで、計算結果を表示させて見ているのですが、その操作が結構、ヤヤコシヤ!だと分かりました。
普通、数字入力を確定するのに「Enterキー」を使いますが、これは演算の答えを出す時にも(=として)使うので、混用すると途中で頭/操作がこんがらがって来ます。(笑)

G.ドーマン博士も指摘されていますが、あまりカードの入替操作にもたつくと、子供(達)は飽きてしまう(他にする事が一杯ある)ので、出来るだけ手際良く、あるいはリズミカルに(楽しく!)“点群の表示”が出来るようにすべきらしい。

で、色々やってみて、操作のもたつきを減らすために、数字入力時には数字をそのまま表示し、その約1秒後(0.5秒の倍数)に、点群を自動表示をさせるのが良さそうでした。
まぁ、まだ検討の余地はありそう。(左上図&<クリック>)
兎に角、多桁入れるつもりでも、あまりゆっくりしていると、初めの1桁か2桁だけが「点群表示」になってしまいます。(やはり、慌てるべし?!)

その待機時間は、「1」に設定すれば最短の0.5秒ですが、逆にゆっくり後で表示したければ、「3」や「4」などにすればいいわけです。
(でも、子供が関西人だと、0.5秒でも遅いかな?z(^^;?)

点群表示用マシン
マシンについて、プログラム作成や表示確認に、PC-8NC1を使っていましたが、実際に「点群表示」をさせるマシンは、携帯性と視認性を考えて別機種を選ぶ事にしました。

画面の明るさと軽量さなどを勘案して、一応Let's note CF-W2にしました。(左写真)
(これは、不幸にしてサウンドが出ないのですが、今回は構わない!)

外光があっても、これくらい明るければ、見落としも無いでしょう。
尚、点群の色は、強烈に印象付ける方が良いらしいので、やはり赤のままにして、背景は少し淡い青緑系にしました。(左写真クリック)

さて、これで実際に実演する機会が、どの程度あるか?ですね。

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