[表紙頁]へ  関連記事の目次へ

[2018年8月22日]
FMV-NF40Yジャンクを、試し買い 

先日買って来たFMV-NF/D70を看視系の主PCとして使ってみたら、_背景の映り込みは仕方が無いが、_画面は明るい_LEDバックライトなので、劣化の心配も少ない_し、「USBカメラ6台看視系」が、安定して走っているので、すっかり気に入ってしまった♪

今回、性能は劣るようだが、表示部は期待出来そうなこの「FMV-NF40Y」ジャンクが、殆ど捨て値同然(?)で売られていたので、“PC購入制限の禁”を犯して、また買って来た。_図1 費用¥500税込み_
(今度は、階段から転げ落ちることも無く、ぶら提げて無事に帰宅。尚、先回の腕の摺傷は、既に全治)

このマシンは、空を眺める為に、今は副PCとして、DELL D430を使っているのが、表示がかなり暗くなっているので、出来ればこれと置き換えたいと思った。(図2クリック)
ところがギッチョン!チョン!
見込んでいた棚の空隙が、かなり足りなくて、此処にこれを置くわけにはいかんようだ。_悲しいね_

それに、OS/Win7 Home Premiumをインストールする準備をしていたら、何だか動作が酷く鈍い。
何処が原因かを調べた上で、看視系に使えるかどうかも調べてみて、もし使えそうなら、と思ったが、このマシン、“HDDを壊す機能がある?!”らしくて、3台のHDD不良化してしまった!?...というか、“並みのHDD”でも、このマシン上では“不良になる”ってことらしい。(苦笑)
_尚、後刻、各HDDを、別のマシン上で働かせたら、“アクセス速度”などは平常値に回復して来たので、完全不良化ではなかったようだ_
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
+++ 内蔵品 +++

メモリ」は、512MBが2枚、_スロットに_差さっていた。
まぁ、これでも足りるだろうが、_買い溜めしてある_1GB 2枚と入れ替えておこう!とした。(図3)
だが、何故か電源を入れても立ち上がらない?...“BIOS設定”までも行かない!

本当は面倒がらずに、あれこれ違うメモリを差し替えてみるべきなんだが、_先を急ぐので?_元の512MBx2に戻して、「SATA-HDD 80GB」を載せて、Win7 Home premiumを組み込んでみた。
うーん、動作が鈍いなぁ!クリックしても、直ぐに応答が無い

無線LAN」のスイッチを探さなかったが、OSを組み込んだら_勝手に?_設定画面が出て来て、“ネット接続”が出来てしまった!
後で気が付いたのだが、スイッチは本体の右下にあった。(図4クリック)

USBポート」は、横に2口、後ろに1口と、かなり控え目。
口数は足りるとは思うが、“インターフェース_LSI_の力量/能力”の方が、ちょっと気になる。

+++ HDDを入れ替え +++

こんなに動作が鈍いのは、もしかしたら、「HDD」の所為ではないか?と疑って、「HD Tune」で読み書き速度を調べていたら、“HDDが熱過ぎる!”と警告が出て来た。_図5の右下_
アクセス速度も、数MB〜十数MB/secと、相当低かった!
急いで取り出してみたら、確かに、アツアツ!(図6クリック)

取り敢えず、_暇を託っていた_SATA-HDD 40GBに交換して、OSの組み込みを再開。
今度は、比較的スムーズに、ことが進んだのかな?...でも、未だ、かなり“鈍さ”が残る。
こちらも、不良化?...いや、そんなはずは無い!
暫くしたら、このHDDもアツアツになったという警告が出〜た〜!

もしかして、内蔵ファンが廻っていないのか?...いや、快調に廻っているようだし、「埃留め桟」も開けて掃除をしてみたが、然程目詰まりの様子も無い。
けど、そのアツアツが鈍速の原因では無さそうだ。何か分からないが、もっと別の要因らしい。

+++ HDDの不良化? +++

再度、HDDを入れ替えてみたが、どれも芳しくない。
HD Tune」を走らせて、“Benchmark”をみた。

やはり、「HDD-40GB」も「HDD-80GB」も酷い荒れようだし、平均値は“5MB/sec”を超えない程の“極低レベル”だ。_図7、図8<クリック>_
幾度か走らせる毎に、パターンは変わるが、気まぐれで/偶々こんな低い値が出た、ということでもなさそう。
因みに、このクラスのHDDは、平均値が“20〜30MB/sec”程度だし、他のマシンに載せ替えて調べたら、やはりそれ位の値だったから、もう、このマシン本体が悪いってことだ!

こんな状態だから、どうしようもないかといえば、そうでもない。
じっと我慢して待っていれば、処理は進むようだから、それで、出来る処までやってみる。

+++ USBカメラ複数台の映像表示 +++

HDD-80GBに、Win7 Home premiumを載せた状態で、応答は物凄く鈍いが、兎に角、カメラ8台を接続して「自作プログラム_UCam10.exe_」を走らせてみた。

ホッホー! マシン本体の鈍速さを物ともせず、ちゃんと8台の映像/動画表示が出来ている!(図9)
しかし、“スキャン”_の速さ_”は、やはり“オソッ!”_ラジオ・ボタンの点が、ポツン!ポツン!と動いて行く..._

“フレーム・レート”が読める「UCamEWC.exe」を走らせたら、“アラッ?15〜30FPS”で読み込んでいるではないか?!(図10クリック)
...ということは、“USB系”は自身で、ちゃんと走っているということ。

正常なHDDを搭載しても_勿論、それぞれのHDDには、OSをクリーン・インストールする_、マシン本体の“応答性”は、まったく改善されない。
こうなれば、主基板の回路が悪いとしか考えようが無い。
特長と思っていた「明るい表示部」と「活発なUSB系」だけでは、このマシンを実用に供するのは難しい。
_うーむ、やっぱ“五百円なりのジャンク”だったか?残念!_


[表紙頁]へ  関連記事の目次へ