[111026]

DELL Inspiron 910ジャンクを、失敗買いしました

久し振りに、ヘタクソな買い物をしてしまいました。●|_|_
買ったのは、コンパクトで綺麗だったDELL Inspiron 910 _mini_で、\3,000税込み。
ところが、帰ってから見たら、液晶が割れていました。_左写真 店頭でちゃんと確かめなかったせいです_

これを入れ替えるとなると費用が大変ですし、それにバッテリも死んでるし、_HDD代わりの_SSDも高価だから、完成させるには購入費の何倍もの費用が掛かってしまいます。

今回は、もう、_全然当らない_ジャンボ宝くじを買ったつもりで、諦めましょう♪(左上写真クリック)
でも、一応_電源投入可能、OS起動可能など_出来る範囲での手入れはしました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
電源SW部の修理
メモリ_256MB PC2 DDR2_を差して、電源SWを押しても、反応_主に表示点灯_が何も無いので、取り敢えず、分解してみました。

それで見付けたのが、電源SW基板への“フラット・ケーブルの切れ”...これじゃあ、電源が入るわけない!

修理は、頭を切り揃えてから、半田鏝の先で被覆を約1mmほど剥がし、ナイフの刃先で磨いてから半田付けしました。_左上写真_
このフラット・ケーブルのコネクタは、キーボードを外した時に、左奥に見えます。(左上写真クリック)
これが、元々切れていたのか、或いは上蓋を開けた時に切れたのかは不明ですが、切れ易い状態になっていた事は間違い無い! ・・・ と思いたい!

割れパネルの裏側
入れ替える望みは薄いけれど、一応液晶モジュールを外して裏側も見てみました。(左写真)

これ、8.9インチで、1,024x600ドットのWSVGAという変則的な画面構成ですね。
SVGAのWide版というつもりなのでしょうか?

今更そんな節約をせずにXGA_1,024x768_では?と思いましたが、小サイズ画面では、SVGA位の方が見易いし、横スクロールは面倒だから、横幅だけは1,024ドットにしたって処に、意味があるのでしょうね。(因みに、当苑の画面構成は、XGAを想定、横は1,024ドット)

パネル裏の回路部で、気になったのは、バックライト用電源配線の箇所で、これはどうもCCFT用の高電圧系ではなさそう。絶縁のための「基板の切り込み」が無い上に、+,−のシルクが見えるから。
恐らく、ここはLED用の低電圧系ではないかと思います。(左上写真クリック)
従って、コイルL2は、ダウン・コンバータ用でしょうね。

動作させる試み−USBメモリ
電源は入り、BIOS設定も出来るようになりましたが、主ドライブに「特殊SSD」?が必要で、そのソケットも“SATA似”の特殊形状なので、通常のCFを代用には出来ないですね。
気分的には、こんな“専用SSD”への余分な投資は、無理々々!(左写真)

そこで、考えた挙句、USBメモリにOSを組み込んで起動させる試みを_性懲りも無く_やってみる事に。
_実は、USBメモリへのOS組み込みは、まだ成功した事が無いのですが..._

Puppy Linux+USBメモリ+外部モニタ
外部モニタで、「BIOS設定画面」が確認出来ました。

USB-CDDを繋いでCD版Puppy Linuxで起動したら...ちゃんと起動・動作しました!
更に、有線LANも繋がり、インターネット閲覧も出来ました。(左写真)
(ただ、内蔵の無線LANの働かせ方は、まだ良く分からず、未使用)

そこで、試しに、USBメモリ_Trancend Ultra Speed 8GB_への「Puppy Linuxの組み込み」をやってみたら、上手く組み込めて、再起動も難なく出来た♪(左上写真クリック)

これが意外に軽快!ネット散策くらいなら、この“USBメモリで、決まり!”ですね。
YouTubeも難なく閲覧出来ますし、キーボードも_予想外に?_打ち易いので、落書きも楽です。
(しかし、“外部モニタ要”と“死亡バッテリ”だから、実際には“使い物”になりませぬが)

SDカードも可能
実は、以前主ドライブとして、「SDカード」などは使えないだろうと思い込んでいたのですが、今回、1GB-SDPuppy Linuxを組み込んでみて、十分実用になる事を知りました。(左写真&クリック)

まぁ、今にして思えば「USBメモリ」で可能なんだし、同じような『フラッシュ・メモリ』を使っているのだから、当然といえば当然なのですが。

きちんと考えない/確認しない勝手な思い込みは、やはり良くないですねぇ。反省!

−−−−−−−−−−
USB-WinOSの組み込み
Puppyに気を良くして、Win2000,WinXPの組み込みに挑戦してみたのですが...ダメで、最後は諦めました。
辛うじて、動作したのは、Win98のセーフ・モードだけで、通常のWin98は何時まで待っても、立ち上がらない。(左写真)

“補助ソフト”_WinToFlashUSB_MultiBoot_8_などを探して来て、それを使って_WinXP搭載のサブ機上で準備して_やってみたのですが、結局、どの方法もエラーが出て、再起動出来ず。(左写真クリック)

どうも、「ドライブ名」がヘンになってしまうらしく、“U:”や“W:”とかが出たり、“systemが無い!”なんてのが出ました。なんでやねん!

内部構造
一応、Puppy Linuxで動作するようにはなりましたが、まだ“無線LANが使えない”、“音が出ない”などの問題があります。また調べてみて、治せるものなら治してみたいものですが、さてどうなりますやら。
これは、“完成マシン”を考えるよりも、“弄り倒し用”と考えた方がよいかも。

今後の見直し用として、分解写真の1,2枚を挙げておきます。(左写真&クリック)

[表紙頁]へ  関連記事の目次  [一言板]へ