[2018年1月31日]
WM8850ジャンクを、買ってみた
物珍しさで、WM8850 (Windows embedded 7_というミニ・ノートのジャンクを買ってみた。_¥1,638送料込み_
Win7のROM化版かなと思ったが、何のことは無い、単なるROM-Ver.7で、Win-Excel、Wordが使えるだけのミニ・ノートPC(?)ということらしい。
問題は、WiFi/無線LANが死んでいて、ネット検索も出来ず、また、Windowsアプリもどれひとつとして動かないことだ。
当初、これで、USBカメラの映像を直接見られないか?と考えていたのだが、どうも無理なようだ。
それに、ハード&ソフト両面で、相当不便なので、Excelなどをこれで使う気にはなれない。
使い道として、SDカード内画像の“横長フォト・ビューア”として使うか、“内蔵バッテリ”は未だ余命がありそうなので、それの流用くらいかな?(苦笑)
これと同種のAndorid版は、ネット上では、“ボロクソな評価”_amzonサイトのカスタマー Q&Aやレビュー_しか見られないようだが、このジャンクもその類だな。
尚、うっかり“デスクトップの表示配色”を“黒色”に設定したら、“ホルダー名”や“ファイル名”が、全然表示されなくて、泡食った。
表示配色は、“黒色”にしてはいけないらしい。(苦笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
WiFi動作せず!
このジャンクは、WiFiが不良化していた。_残念!_
表面上は動いているかのように見えていたが、実際は死んでる。(図3)
有線LANを使えば、ネット検索などは出来るのだが、こうした小型・軽量PCでWiFiが使えないのは致命的!
もしかして、内蔵WiFiが無いのでは?と調べたら、ちゃんと「専用チップ:RTL8188」が載っていて、_あまり良くないが_基板上に、アンテナ・パターまで描かれていた。(図4クリック)
この周辺の“半田付け不良”などが無いかを見たが、それは無さそうだ。
代わりに、_手持ちの_“USB型WiFiドングル”はどうかな?と試したが、まず、“_マウスやUSBメモリ以外の_USBデバイス”は認識しないらしい。
それに、Windows用ドライバが動かないようだから、ダメだぁ!
アプリが動作しない?
「USBポート」は、「マウス」や「USBメモリ」は認識するが、一般の“USBカメラ”や“CDD/DVDD”は認識しない/出来ないらしい。
尤も、先にドライバを食わせておかないといけないタイプもあるだろうから、いきなりデバイスを差しても無理かもしれない。
だが、そのドライバ_Windows用_を起動出来ないという“致命的な欠陥”がある。
例えば、I_View32.exe_IrfanView_という極く一般的なWindowsアプリすら実行出来ない!(図5)
もしかしたら、ベースはAndroidなのかもしれない。
その上に“Windows officeモドキ”の_似非_ソフトを載せてあるだけかも。
まぁ、私は元々ジャンク品として買ったので、“あぁ、これは、こんなものか!”で済んでいるが、これを標準的なミニPCの正規品のつもりで買ったとしたら、腹が煮えくり返るだろうなと思う。