[081230]
PC-MJ720Mジャンクは、予想外でした.
外見の程度もそれ程悪くはないし、番号も150番より上の720番だし、きっと性能も上だろうから、今のサブ機 MJ150M との置き換えを検討してみようかと、PC-MJ720M_700MHz_のジャンクを買って来ました。(\2,000税込_
買って来たままの状態_勿論、清掃は済。HDD,メモリは追加_での動作は、至って良好で、Win2000が快調に走りました。(左写真クリック)
しかし、ベンチマークでは、この_700MHzの_MJ720Mは“予想外”の低い成績でした。
ついでに、CPU Celeron_700MHz_をPentiumIII_700MHz_に替えてみて、多少は良くなるかと思ったら、逆にクロック倍率が落ちて、性能も落ちちゃった!_Cel:10.5倍→Pen:7.0倍。膨らし粉が効き損ねたパン?_
性能アップには、つい、CPUの「クロック周波数」に注目したくなりますが、今回も高回転HDD(後で、違うようだと判りました)や高バス・クロックの方がずっと効果的な事を、再確認する結果になりました。
なので、_550MHzの_MJ150Mの席は、当分、安泰でしょう。
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ベンチマーク
HDBENCHで採れたデータで較べたら、当苑のMebius中ではCPUクロックは最高_700MHz_なのに、載せたHDDとの相性の悪さもあったのか、4機種中最下位!_なに!これ?って感じ。左図。但しHDデータは「Read」のみ。全て、Win2000上で計測_
機種 | CPU | CPU クロック | システム クロック | HDD回転数 |
MJ100M | Celeron | 400MHz | 66MHz | 4,200rpm |
MJ120M | PentiumIII | 450MHz | 100MHz | 4,200rpm |
MJ150M | Celeron | 550MHz | 100MHz | 5,400rpm |
MJ720M | Celeron | 700MHz | 66MHz | 4,200rpm |
このMJ720Mは、バス・クロックが66MHzと低い上に、拙い事に“普ジ通のHDD”を付けたため、_可哀相に!_最低のベンチ・データになってしまいました。_左上図<クリック>で、相性の悪いHDDの姿_
_相性の良いHDDを付けたら、あるいは最下位からは脱出するかも知れませんが、やはり低いシステム・クロックが足を引っ張るかな?_
CPU入れ替えテスト
MJ720Mは_面白い/愉しい事に_ソケット370で、CPUを簡単に交換出来るので、CeleronをPentiumIIIに代えたら、どの程度違いがあるのか調べたくなりました。
700MHz以上で基本クロック66MHzのものを探したのですが、あっても馬鹿高いので、どうせテストですから基本クロック100MHzの700MHzを買って試して見ました。_購入総費用\730_
左写真のように、CPUの差し替えをしてみたのですが、残念ながら、クロックは、66MHzの7倍の470MHzにしかならなかった。
それで、HDBENCHの主な値だけ取り出して比較してみたら、左/上写真<クリック>の如く。
Celeron、PentiumIIIの違いは見えずに、クロックなりの値になってしまいました。
_これなら、更に高クロックなPentiumIIIを買ってまで、データを採るほどの事も無いかな_
結論
別途、使用HDDの読み書き速度を比較してみましたが、殊更、遅いようでもないので、システム構成や相性の問題もあるのではないかと思います。
また、「SoftFSB」もテストしてみましたが、クロック・チップが不明で、リスト中反応のありそうなもので闇雲にやったのですが、やはり成功せず。(左写真)
ちょっと残念ですが、このMJ720Mは、現用サブ機MJ150Mと置き換えは、保留!
でもまぁ、DC入力端子やLAN端子の位置、FDD、CDDの左右の位置などは、“使い勝手”に関係するので、“場所変え”などをした時には、案外役に立つかもしれません。
_因みに、CDDやFDDの挿入口は、TP600/Eのように、手前にあった方が使い易いように思います。横は、何かと邪魔です_
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