[020421]

ドライブ3種のベンチマークを、やってみました

TP560Eで使っていた時、ベンチマークでは、"マイクロ・ドライブ(MD)はコンパクト・フラッシュ(CF)よりも遅い"と出ていました。しかし、PC110で使ってみると、それ程遅くは感じません。(自嘲っぽく言えば、"全体が遅いから、気にならないだけ"?)

これから暫くは、PC110にはこのMDで付き合って行くつもりですが、本当に遅いのかどうか、気休めでもいいから、一応確かめておきたいと思ったのです。ついでに、昔のPCカード厚型HDDViper260(260MB)も引っ張り出して来て、一緒に調べてみました。

結果は、どれも大きな差ではありませんが、細かく見ると、速い方から[CF > MD > HD(D)]の順。
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調べ方と結果
何時ものように、WindSockを使ってみましたが、これだと殆ど差が出なかったので、もう少し詳しく見るために、EP82改/かずさんHDBENCHを使わせて頂きました。
タイプ | 動作ReadWriteCopyFile
   256CF 1672 1540   932
  1000MD 1616 1423   783
   260HD  992 1103   616
流体軸受け 7274 8321   4945
PC110上で測った結果は、上表の如く。(測定データ・サイズは20MB。表の数値の単位は、KByte/s
上から順に、256MBCF、1GBMD、260MBHDで、やはり、数値化すると、差が見えてきます。
参考として、TP560Eに搭載してある20GBの「流体軸受けHDD」の値(TP560E上で計測)も入れてみました。(随分、違うもんですね)

フラッシュ・メモリ(CF)は、半導体メモリの仲間内ではかなり鈍足の部類なのですが、それでも機械式のストレージとなら、いい勝負してます。また、MDHDとの差は、時代の差(技術の進歩)でしょうか。

数値と体感.
数値を見ると、理屈には合ってそうです。しかし、実際には、あまり差を感じなかったのも事実。
全体的なユックリ・ペースの中では、それ程大きくは効いて来ないのかも知れません。
(これならむしろ、(測ったら殆ど差が出なかった)WindSockの結果でも構わなかったぞ)

結論は、"MD(マイクロ・ドライブ)は、それ程遅くもないから、安心して付き合え!"という事になりましょうか。
*蛇足
TP560Eに積んだ「流体軸受けHDD」とは雲泥の差がありますが、これ位違うと、もう比較するのは無駄と言うもんです。 今は、あの速いのは作業用、このユックリなのは暇潰し用(ネット巡訪などでは、眼には辛いものがありますが)と割り切って使ってます。
*雑感.
最近、「Vaio U」が話題になっていますね。あれは、果たしてこのPC110の後継機になれるのでしょうか?"両手持ち"は、将に、これを踏襲しているみたいですが。
強いて難を言えば、ちょっと重厚感が.....常時携帯される人にはあの方がいいかも知れませんね。が、置いて眺めるとすれば、どうなんでしょう?(それに小型のプラス・ドライバ1本で、中まで開けられるかなぁ?.....ん?もう、開ける必要もないか)

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