[2002.11.13]

16MB換装サービスの顛末


予定分の16MB換装が、ほぼ終わりましたので、一応、その顛末を整理してみました。
(セッカチな性分なので、受領次第脇目も振らず片付けてしまいましたが、訳あって全部で5枚となりました)

途中、幾つかの失敗をしましたが、それぞれ、それなりの理由(?弁解)がありました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
理由1-クッション・シート
実は、当初自己分を作っている時には、クッション・シートなどまったく念頭に無かったのですが、32MB拡張メモリを差し上げた方から、「仕事で世界中を回るが、それと一緒に持ち回る」とおっしゃっていたので、慌てました。
防振など何も手当てをしていなかったので、シートを貼って頂くようお願いをしましたが、申し訳ない事でした。

以後、16MBの換装には、できるだけクッション・シートを再利用するように心掛けました。
これを上手く剥がすには、気温/室温が低い時がいいようです。試しに、ヘア・ドライアで暖めながらやったら、見事に失敗。(止むを得ず、適当に取り繕わせて頂きましたが、)一応、全部貼り戻しています。(本当は、DIY店で片面接着タイプのクッション・シートを、新しく買って来ればよかったのですが...行く度に失念)

理由2-誤切断
2枚ほど、誤って違う箇所をカットしましたが、これはよかれと思ってやった事が、裏目に出たものです。(まあ、失敗したら、どう言ってみても"意味ナシ!"ですがね)
本当は、少しでも信号遅延に影響する浮遊容量を減らそうと考えて、所定の線の両側をカットするつもりだったのです。(見間違えて、"反対側の線をカットしちまった!")

アマチュア無線などをやっていて50MHz機を自作した事があれば分かるのですが、CPUクロックの40MHzなんて、もう超短波域です。こんな周波数域だと、余分な線を付けただけで特性が変わって来るので、配慮が肝要なのです。
勿論、それとメモリ基板上の配線とでは状況が違いますが、長い配線や余分な配線があると信号遅延の原因(誤動作の原因)にもなります。(だから、こんな配線なんて、本当はとても怖いんです!まあ、動いてるからいいようなもんですが)

問題の配線は長さが2cmほどですが、内側にはグランド面があるので、浮遊容量は結構ありそう...(と思った)
で、後で簡易容量計で測ってみたら、およそ0.4pF。(うーん、たかが知れてる!?)

メモリ増大の効用.
換装品をお送りした方達のお話を少し紹介。
IE3を、多少重いがIE4に替える事ができたので、今まで見られなかったページも開けられそう。」
また、「Word97Viewerなどを載せて、データ・ビューワとして活用できそう。」
その他は「16色の256色化(BIOS UP)やWin95搭載に向けて準備中」との事。



ついでに(?)真空管、差し上げます (2002年内限定:終了

以前使っていた/いなかったmTの6.3V管や1.5V管が、少し残っています。もし、活用を考えておられて、ご希望に合うものがあれば(無料で、ただし、送料は受取人払いで)差し上げます。具体的な管名、用途などを詳しく書いて、お問い合わせ下さい。

在庫は、6AK5、6CB6、6RR8、6AU6、6AV6、12AT7、1L4、1S5、3A5、3B4他いろいろ。ただし、中古・ジャンク品ゆえ、特性は非保証。


[表紙頁]へ  関連記事の目次へ