[2006.10.20]
20MB拡張メモリ亀々は、ダメでした
5周年記念の贈呈品として、「PC110用20MB拡張メモリ」を計画していましたが、どうも無謀な挑戦だったようで、失敗してしまいました。
DOSでのメモリ表示(左写真クリック)では、いずれも正常なように見えるのですが、Win95立ち上がり時異常になります。
BIOSが拡張メモリ群をどのように認識しているのがよく分かっていないせいもあって、様々な異常の様子を上手くまとめる事が出来ていません。
敢えて言えば、*RAS2使用に加え*RAS3を使おうとすると、Win95で動作異常が発生するようです。どちらも単独でならOKなのですが、やはり20MBとしての使用は無理な状況でした。
(そこで止む無く、今回「20MB」に当選された方々にはご容赦願って「16MBメモリ」に替えさせて頂きました)
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異常の発生
元の4MBの上に16MBを乗せるわけですが、下のチップが16160か18160かによって状況が異なる恐れがあったので、両方やってみました。
結果、どちらも上手く行かなかったのですが、その違いは明確ではありませんでした。多分、別の不良要因の方が強いせいだろうと思います。
試した本体は、内蔵4MBと内蔵4+4MB(亀々)の両方。
拡張メモリは、今回作成分と以前作成した4+16MB(=20MB)。
まず、以前の20MBを試してみたら、(何故か?)今回は同じような不良現象が出て来て、困惑中。
更に、拡張メモリ上の配線を変えて、*RAS2、*RAS3にそれぞれ単独で、4MB或いは16MBを繋いで働かせると正常なのですが、両方を活かす状態に設定すると、Win95の立ち上がり時や動作中に、メモリに起因する異常が出て来ます。(左上の写真)
(16MBだけを活かすようにすれば使えない事はないのでしょうが、それでは苦労して亀々にした意味が無いと云うものです)
混乱の果てに.
上記の状況を細かく調べる事も考えましたが、あまり成果は無さそうなので、「当苑の亀々は、ダメ亀!」との結論にしました。
(HeroHeroさん処ではちゃんと完成されているので、当苑でも真似事くらいは出来ないはずはないと思うのですが)
それにしても、上の結論は我乍ら不本意です。(1枚ものの16MBや32MBなら成功確実なのに)
32MBのEDOメモリ・モジュールとベース板(4MB板)さえあれば「32MBの拡張メモリ」が実現可能だし、メモリ・モジュールも後数枚残っていますので、一度はきちんと(再現性良く)成功させたいものです。