[011021]
PalmTop PC110.
この機種は、その昔欲しくて仕方が無かったものですが、いざ買えるようになった時には、既に時代遅れ(?)になってしまっていました。
しかし、今でも上手に活用されている方達も多いようです。
(参考サイト:PC110新着情報など)
(中をいじくり回して壊してしまったものを入れると、都合3台手に入れています。壊した1台は、廃棄寸前。また、あまり使っていない1台は、売りに出そうと思っています。出したところ、即座にお申込みがあり、お譲りしました)
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概要&雑感.
パームトップという事で、コンパクトな筐体に機能をぎゅうぎゅう詰めに押し込んであります。しかし、実用性の点では、TP230Csなどと比べるとやや劣るかな?
ポート類は、ポートリプリケータ(通称:ポトリ)を付けないと繋げません。特に、FDDを使う場合は、このポトリが不可欠です。
本体、ポトリ、FDDを重ねた状態が、左上の写真です。こうすると、厚みは、通常のThinkPadの2倍位になります。横幅や奥行きはコンパクトでも、これでは不格好ですね。
PC110の一番の欠点は、トラックポイント(左奥の赤いポッチ)が大変扱い難い位置や構造になっている事です。左利きの人なら良いのでしょうが、左奥にあるので、右利き族にはとてもやり難いのです。
これはもう、外付けマウスが無いとやってられません。もっともペンパッド(正面奥)も付いていますので、マウス無しの時には、これが案外役に立ちます。(別途、ソフトが必要ですが)
機能面ではあれこれ不満はあるけれど、何せスタイルがいいのが良い!というか、非常にユニークな形をしています。蓋をした状態では、左端の辺りがこんもりと盛り上がっているのです。実際に見れば、そのユニークさが納得できます。
それに、ハードディスクの代わりに128MB位のCF(コンパクト・フラッシュ)を使えば、動作はまったくの無音!ですし、少々の衝撃でも大丈夫!(ただし、PCカードのスロットに差すのに、CFカード・アダプタが必要ですが)
128MBあれば、Windows95は軽く(?)入りますので、イメージビュア・ソフトでも入れて、デジカメのCFを専用スロットへ差し込めば、デジ・アルバム(?)になりますよ!(最近は、大容量のCFも安くなって来たので、有り難い事です)
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