[081129]
SMARTエラーHDD-20GB、その後
(SMARTエラーが出るけど、まだまだ元気な)珍ジャンクHDDですが、TPX21に載せて、毎朝簡単な動作試験をしています。
当初、テスト用のEPSON機では、「SMARTエラー警告」が出ていたのに、このX21では、不思議にそのような警告が出ません。
代わりに、立ち上がりには、必ず左写真のような警告が出ますが、これがSMARTエラーのせいかどうかよく分かりません。
これも、電源投入3回目位で出なくなり、後はちゃんとWin2000が立ち上がって来て、その後は、機嫌良く動いています。
今の処、直ぐに死ぬ気配は無さそうですが、実は非常に危険らしいので、そのまま使うわけには行きませんが、今後どう変化して行くか、興味があります。
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SMARTエラーの検討.
“SMART”で検索していたら、Google Inc.の論文を紹介した解説記事が眼に留まりました。Googleの原論文(PDFファイル)。
この論文を見ると、「Reallocationが1度でもあると、それから60日以内に死亡する確率は、ゼロのものに比べて14倍高い」そうです。(つまり、Bad Sectorが出始めたら、死亡確率が急増するらしい)
このHDDは、左図のように、1度そのReallocationがありますから、今出ている危険信号(SMARTエラー)は的を射ているのかも知れません。(当初は、これをかなり軽く見ていたのですが、そうではないようです)
残り60日と云えば1,440時間ですが、稼動時間は、まだ約5,200時間(約7ヶ月強)程だから、これは薄命型(初期不良組)か?
ま、その心積もりをして、見て行きます。(老人介護のようなもんだな)
Win2000組み直し.
左写真は、Win2000で動作中のX21の画面ですが、当苑の通例通り、前に入れたWin2000関係を全部クリアして、Dドライブへの「新規インストール」。
当分の間、毎日立ち上がりから、この状態までをやってみながら、左写真<クリック>のような、SMART情報が見られる
「みじまり工房さん」作の「HDD smart analyzer Ver1.1.0」を使わせてもらって(感謝!<(_"_)>)で、追っ掛けます。
“何もせずに”では不足でしょうから、時々「スキャン・ディスク」と「デフラグ」を掛けてみます。(となると、ファイルの書き消しも必要だなぁ)
しかし、その魔の?60日を無事にやり過ごすと、後、生き延びる確率は次第に高くなって来るような感じもあるので、興味津々。
余談.
“SMARTエラー”を検索していたら、ネット上のQ&Aで、“SMARTエラーが出るが、それを止めたい”という質問を見掛けましたが、なかなか、Smartで的確な回答は得られなかったようですね。
“出るなら、そのHDDは使うな!”との回答が多かったようですが、それはちと“大所高所”過ぎるようで。
(正解は、“機種毎で違うから、分からん”や“自由には出来ない”でしょうか?)
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