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[140315]

1.8HDD-60GBジャンクを、試してみた

警告が出ているという1.8型HDD-60GBのジャンクを、(好奇心満載|ダボハゼの如く|笑)買ってみた。(左写真左側 \760送料込み)
1.8型HDDの欠陥品って2.5型などと同じだろうか?とか、1.8型はあまり色々使った経験が無いので、こんなのも触ってみたいと思ったから。

これを試用する母体は、Latitude D430にした。(HDDの付け外しが楽だから!)

結果、何とか使えそうだが、HDDアクセスに時間が掛かるためか、やはり動作が鈍い。
1.8型は元々鈍速らしいのだが、それに輪を掛けて遅くなるようだ。
これは、やはり通常使用には向かない。データ保存用に使うぐらいかな?と思う。

尚、最初、OSもインストール出来なかったのだが、「HDD Regenerator」を5回ほど通したら、インストール出来て、起動も可能になった。
HDD Regenerator」様々だ♪ <(_"_)>
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HDD Regenerator実施
このHDDを、DELL Latitude D430に載せてみたのだが、どうもちゃんと認識出来ていない風情で、なかなかBIOS設定モードに入れなかった。
それで、USB-FDDを付けて、「HDD Regenerator」を、これでもかっ!っていうくらい(5回)通してみた。(左写真&クリック)

始めに近い辺りに不良(欠陥)セクタがあって、これは何度通しても、消えず。
(後半に出ていた不良セクタは、通している内に、次第に消えていったが...後で、「HDD SCAN」で見たら、残っていた)

HDD Regenerator」のこの無料バージョンは、一度不良セクタが出ると、その後は一旦クリアされるのだが、それが出なければ、ハイライト・バーがずっと続くわけだ。(左写真クリック)

こうして「HDD Regenerator」を通した後、OS(WinXp)が素直に組み込めるようになった!

HDD SCAN実行
WinXpを載せられたので、「HDD SCAN」を走らせてみた。(左図)
尚、参考のために、今使用中の中古品40GBも調べたのだが、これにも、少し低速セクタ領域があることが分かった。(左図<クリック>)

む?このジャンク60GBには、多量の低速領域(白領域)があった!...なんだ?これは!
不良(欠陥)セクタ以外に、薄皮を張ったような感じの低速領域が見られる。

素人考えだが、これは“磁気膜”が均一でなくて、“磁化不足”を起こしているのでは?
そして、1.8型は鈍速だ!という話は、実は“磁化不足”が原因で、何度も読み直す必要があったせいではないか?
やはり、1.8型HDDは製品としては、(厳しい見方をすると、“不良化一歩手前の作品”で、)未完成なものではなかったのだろうか?と思った。
(小型・高速化を狙ったのだろうが、逆効果だったみたい。今は、それをSSDで実現しようとしているようだが、あれは何分高価だしなぁ)
(HDDで、超小型、超高速を期待するのは、やっぱ、未だ無理か?)

HDBENCH結果
PC全体の評価をするのに、HDBENCHをよく使わせて貰うのだが、このALL値は、実用上の体感速度に良く合っていると思う。

今回のジャンク60GBを載せた状態でのHDBENCHALL値は、約18Kで、かなり体感速度的には、鈍!(左図)
実用的には20K以上、出来れば30K以上が望ましいのだが、常用の40GBでは、約24K。(左図<クリック>)
(因みに、現メイン機VY20Mは、約78Kで、性能十分♪z(^^;)

以前、安価な旧型CFで、軽量・小型化を試したが、結果はやはりそれなり!(苦笑)
でも、こんなジャンクで、がちゃがちゃと“トライする愉しみ”には、捨て難いものがある♪

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