[021121]
TP535を、クロック・アップしましたが *廃棄
今時は珍しくも何とも無いTP535のクロック・アップと、DSP基板の交換をしました。
このマシンは、クロック・アップなどは全然考えていなかったのですが、雑用で使う頻度が増してきたので、少しブラシュ・アップのついでに、ダメモトでやってみました。それと、モデムが不調・不動だったので、これにも手を入れました。
結果、クロックは133MHzから、上手く166MHzにアップできました。しかし、モデムの方はDSP基板も交換してみたのですが、不動状態は変わらずでした。
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クロック・アップ
わくわくWANILANDさん処や
べんりやさんの処(リンク切れ)などを参考にさせて頂いて、ベース周波数を66MHzにまで上げてみました。
この個体は性質が良かったようで、すんなりアップできました。でも、これくらいのアップでは、体感的には殆ど変わらず、"できた!"という達成感・満足感だけのようです。(まっ、それでもいいのですが)
(本当は、高速化に有効な10〜20GB辺りの流体軸受けHDDを乗せたかったのですが、やはり認識されずで、諦めました)
モデムのこと
現在は、ネット接続はADSLオンリですが、もしこのモデムやルータなどにトラブルがあった場合、世の中(?)から完全に隔離されてしまいます。
そのためには、たとえ低速でも接続手段が欲しいので、音声モデムを整備しておこうとしたわけです。
幸い、このTP535やTP760Cなどには内蔵モデムがありますので、まずはそれを使おうと考えました。
これを動かすのに、以前、IBMの旧サイトからDownLoadしてあったMwaveを、念を入れて組み込みました。
でも、色々やったけどなぜか?上手く行きません。「モデムから応答が無い!」だとか「モデムが無い!」だとかで、まったくお話になりません。
それで、ハードウェアを疑って、ちょうど中部ノートセンターさん処で売りに出されていた「DSPボード」を購入し、それに交換してみました。
だけど、やはり結果は同じ!
試しに、メルコ製のPCカード・モデム(IGM-PCM56K)を差し込んで、所定のドライバを食わせてやると、上手く動きます。が、それはCOM5ポートにインストールされていました。"そうだ!内蔵モデムも、COM5ポートだった時は、正常に動いてたんだ!"と思い出しました。(おそい!)
しかし、今回、内蔵モデム(mwaveデータ・ファックス・モデム)を、どう設定しようが、何回多重に組み込もうが、COM3やCOM4へは入りますが、まったくCOM5には入ってくれませんでした。更に、OSがWin98なので、上記のIBMサイトの「Apmpatch.exe」なども当ててみましたが、変わらず。
(なぜ、COM5でないと駄目なのかよく分かりませんが、少々疲れました。で、暫く、冷却期間をおく事にしましょう)
備忘録
BaseFreq |
Multi | Freq. | BF_0 | BF_1 | SEL0 | SLE1 |
66MHz | x2.5 | 166MHz | 0 | 0 | 1 | 0 |
60MHz | x2.5 | 150MHz | 0 | 0 | 0 | 1 |
66MHz | x2.0 | 133MHz | 0 | 1 | 1 | 0 |
60MHz | x2.0 | 120MHz | 0 | 1 | 0 | 1 |
66MHz | x1.5 | 100MHz | 1 | 1 | 1 | 0 |
60MHz | x1.5 | 90MHz | 1 | 1 | 0 | 1 |
50MHz | x1.5 | 75MHz | 1 | 1 | 0 | 0 |
ランド配置
○ BF_0 ○ ○ SEL0 ○ (奥側)
○ BF_1 ○ ○ SEL1 ○ (手前)
(BF:倍速,SEL:クロック)
1:オープン,0:ショート(100Ω)
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