[090227]
TPT20ジャンクを、買いました *廃棄(2011年07月27日)
先日、R30と一緒に(エッチラ♪オッチラ♪)提げて帰ったTPT20(Type 2647-24J)ジャンクですが、ちゃんと動作はするし、液晶は明るいし、良い買物でした。(\500税込)
ただ、性能的には、現メイン機(TP600E改、PentiumIII:500MHz)と左程違わないし、画面サイズも同じ13.3"。ウルトラベイには、FDDだったので、少し物足りない感も。
キーボードは、以前、ネット・オークション店(datapoint_na)で買った未使用特価品(T20,A21e用\875)が使えたので、少しだけリフレッシュ出来ました。
バッテリは、充電不能の完全死 の様子でしたが、改造で半活き状態に!
いざと云う時には、メイン機(TP600E改)の代理として、こいつを使うかな、と考えたりしています。
(が、それも、キーボードこそテカリ始めていますが、まだ至って健康体なので、どうなりますやら?)
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キーボード入替
キーボードは、通常ジャンク並みの傷み具合でしたが、買い置きの新品キーボードがあるので、これと入れ替える事に。
当初、「イージーボタン・カバー」の取り外し方が、よく分からなかったので躊躇していたのですが、lenovo社の参考資料を見ながら細ドライバーであちこち無理矢理に抉っていたら、外せました。(左写真)
外してから分かったのですが、構造的には「イージーボタン・カバー」は、(キーボードの)天頂側を先に持ち上げてから抜き出すのが、正しいやり方らしい。(左写真<プッシュ>&<クリック>)
キーボードの撓み
このT20を触ってみて、普段使っているTP600/Eなどでは感じられない、キーボード左手側の撓(たわ)みが気になりました。
特に、A,S,Dキーを強く押すと1,2,3キー辺りまで撓むので、(特に、実害 は無いのですが、)感触はあまりよくないですね。
これは、左下側に隙間や空洞があるためだろうと思います。(左写真クリック)
(裏に、剛性のある薄い板でも貼り付ければ改善出来そうですが、“そこまでする必要があるかなぁ?”と云う気もあって、今は放置)
バッテリの改善
当初、バッテリ(Li-ion)は、気にならなかったのですが、OSインストール中に、別のコンセント・スイッチを切るつもりが、うっかり間違ってコンセントの元スイッチを切ったら、こいつも落ちてしまって、泡を食いました。
スイッチを切った瞬間に分かったのですが、“覆水盆に帰らず”で、始めからやり直し!もし、バッテリが(多少でも)活きていれば、そのまま続けられたのに!
そこで、(これまでの勝率が高くないので、あまり気が進まなかったけど、)セルの入れ替えをやってみました。
カッタでケースの周りに切れ目を入れながら開腹したのですが、(気のせいか)結構難儀な感じがしました。
セルは2個ずつ並列接続されていたので、取り敢えず、電圧の出ていなかったセル2個を交換。
他は、電圧が4Vもあったので、そのままで、様子見にしました。
更に、入れ替えたセル(淡緑色)は、ほぼ0Vだったので、外部電源でこれらだけ予備充電しました。(左写真)
そのセルは、手元にあった同種の“18650”ですが、メーカ(Panasonic→Samusung)が違うし、特性(CGR18650HGL →ICR18650-22B )も違うだろうから、あまり!(全然?)望ましくはないのですが。(ま、一時凌ぎ用ですから)
充放電の様子
T20本体に装着して、数回充放電をした結果、(充放電の経過はかなり異常でしたが、)満充電後、少なくとも30〜40分は動作維持が出来るようになりました。(左図。高パフォーマンス稼動で放電)
これなら、バッテリでの“本格運用”は難しくても、“ちょい切れ”などには、安心して居れそうです。
元々、数分程度“本体の動作”が維持出来ればいいと思っていたけど、それ以上使えそうなので、充分満足!
後、数回“中時間の充放電実験”(左図<クリック>は、その1例)を繰り返したのですが、特にセルが加熱している様子は無いし、“保持時間”にも再現性がありました。(但し、充電量が80%辺りから下がると、状況が可笑しくなりますが、今は無視)
装備など
LAN端子は(無事)活きていたので、これは使えます。
しかし、USB端子が後ろのあるのは、不便ですね。
USBメモリなどを、一々後ろを覗き込みながら抜き差ししていますが、利便性は良くない。
まぁ、当時のUSBは、元々オマケ程度にしか考えられていなかったからかも知れませんが。
そう云えば、かなり後期のThinkPad高級機でも、USB 1.1しか装備されていないのに驚いた事がありました。
今後、“大容量SATA-HDD⇔USB⇔PC”構成を考えて行くとしたら、やはり「USB 2.0」は不可欠でしょうね。
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