[061207]
TP600Eメイン機の手入れをしました
メインとして使い始めた2台目TP600Eですが、最近立ち上がり時に「赤画面」が出るようになりました。
完全に立ち上がった頃には比較的マシになりますが、それでもやはり少し赤味が残るので、パネルを入れ替えました。
2枚テストして、最終的に前メイン機(TP600)のパネルと交換しました。(左写真<クリック>で改善した画面)
ついでに、先日オークションで買っておいたCPU(PentiumIII 500MHzのMMC-2 \2,000送別)をテスト。そのまま使うと127エラーが出ますが、この解消には売主さんが添付してくださった資料(リンク先−MODS)が役に立ちました。感謝![(_"_)]
しかし、これでの性能アップは不発。で、元のCeleron 400MHzに戻しました。
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液晶パネルの交換
入れ替え用のパネルとして、まず不良化した1台目のTP600Eのものを使ったのですが、表示させてみると何と無く明るさが物足りない。
そんなに暗いわけではないが、調整レバーを一杯に上げてもキラッとした感じが無いんです。
むしろこれの方が眼には優しいと思うのですが、周囲が明るい時には多少不便だろうと、これはパス!
(おまけに、付いてたインバータも時々気が向いたら点灯する「点灯不良」でした。パネル交換時に、試験してみて不良が判明)
次に、今までメインで使っていたTP600の実績のあるパネルと入れ替えてみました。こちらの方は十分実用になる状態でしたので、これに決定!
尚、パネル交換は例によって、前枠を下側に抜くようにして外し、両側4本のビスを外して、先にインバータ基板を外しておいて、パネルを少し下に抜き出し裏返す方法にしました。
ケース全体を交換する方法よりも簡単で、外すビスの数も少なくて楽です。ついでに、インバータの確認も出来ますし。
CPUの入れ替え
CPUクロックのアップ手法は、効果が薄いのは分かっていたつもりなんですが、先のNL5605(600MHz)の動作が結構キビキビしていたので、“もしや?”と思って、オークションで入手していたPentiumIII 500MHzを搭載してみました。
しかし、これをTP600Eで動作させる場合、L2キャッシュは0バイトになるそうです。
上記資料によると、127エラーを回避するために、BIOSの「System Configuration Edit Utility」を起動して「offset 20-0」の02を0Aに書き換えればよいようなのですが。
(実は、このバイナリ・エディタへの入り方を、生まれて始めて知りました!f(-.-; 「configで、ctrl+d」!)
それで走らせてみると、動作が何とも鈍い事!どうやら、L2キャッシュの少なさが問題ではないかと。
この鈍さでは、500MHzにした意味がありません。早々にCelron 400MHzに戻したのですが、その前に手持ちのPentiumII 366MHzも試してみました。
動作速さの比較.
CPU | CPUクロック | Sysクロック | L2キャッシュ | HDBENCH(All) |
PentiumII | 366MHz | 66MHz | 256KB | 10,618 |
Celeron | 400MHz | 66MHz | 128KB | 11,245 |
PentiumIII | 500MHz | 100MHz | 0KB | 12,164 |
ベンチマークでは、確かに366,400,500MHzそれぞれ、それなりの差はあるのですが、体感的にはPentiumII 366MHzとCelron 400MHzとの差はあまり感じられず、逆にPentiumIII 500MHzの一人負けでした。(とほほ!)
それにしても、当苑の作業でL2キャッシュがこんなに効いているらしいのには、ちょっと吃驚!
作業後記
何度もCPUの入れ替えをやっていると、キーボード枠の端が折れてしまいました。それに、何時の間にか今まで使っていたIRQがCardBUSの方に取られてしまいLAN-PCカードが使えなーい!
初めは原因が分からずかなり慌てましたが、デバイスを調べてみて判明。LANカードは取り敢えず、別のIRQの方に移しましたが、設定などが狂ったりすると原因探しに結構時間を食いますね。
なので、メイン機を「試験台」にするのは極力避けようと思いました。それに、元々ジャンクですから機械的に壊れる率も高くて、悲しい思いをする事も多くなりますから。
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