[020203]
ThinkPad345Cのジャンクを買いました.
また、増えましたよ。もう、置き場所も無いって言うのに!(・・・ いいから、そこら辺に積んどけば?)
ジャンク店に、480円で置いてあったので、つい手が出てしまったんです。
バッテリを足して1,000円弱+税。ジャンク扱いのため、当然保証は無し。でも...これって、ほんとに安いのかな?(*
注)
まあ、保証はなかったけど、部材を足したら、ちゃんと動きました。
買い足したのは、840MB-HDDだけ(1,980円也)。後は、手持ち部材で間に合わせました。
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テストするの巻.
そのままで電源(TP560用のアダプタを、ちょいと流用)を入れてみると、エラー「8611」。
手元には、TP345保守マニュアルはありませんが、多分エラー・コードは他のマニュアルでも類似でしょう。TP365Xのを見たら、「トラック・ポイント」関係のエラーだそうです。
開けて中を見れば、多分何が悪いか分かるでしょう。
中を開けるの巻.
TP345C/Cs(とその開け方)については、幾つかのサイトで紹介されていましたので、一通り拝見させて貰いました。(皆さん、色々工夫されていたようです)
その中で、開け方が一番スマートだったのは、Monkung Factoryさんの処。で、それを参考にさせて頂きました。
本体の外回りから見えるビスは、全部で7個。後部の4個は、LCDパネルの脚固定用です。
底面のビス3個を外して、LCDパネルを180度位に広げれば、電源SWやLEDランプなどのあるカバー板が、簡単に外せます。(左右の隙間を探って、そこに爪を立てればいい)
その後、キーボードは、向こう側にスライドさせれば簡単に外せました。(バリッと音がしないのが、チョト物足りない?)
エラーの原因.
やっぱり、「トラック・ポイント」のフレキが、コネクタから抜けていました。多分、HDDを外す時に外れた/外したのかも知れませんね。(これが、ちゃんと差し込まれていて、かつエラーが出ていたのなら、楽しくて困る(?)処なんですが)
部材の補填.
そのHDDの箇所、中身は抜いてありますが、カバーはビス止めされ、そのまま残されていました。
(有り難いことです。無くても文句は言えませんからねぇ。解体した人の心遣いなのか、店の方針なのかは分かりませんし、ほんの些細な事なんですが、こんなのを見ると何となく嬉しくなって来ます)
そこに、買い足したHDDを装着しました。
メモリは、DRAMカードですので、以前TP360Cなどで使っていた16MBを使いました。これは裏側、バッテリを外し、その横の蓋を外すと、原っぱ(?)が現れますが、その側面のソケットに差し込みます。
動かしてみたら.
この機械は、FDDが使えましたので、素のHDDへでも問題無く(*追記)Win95が組み込めました。
LCDの表示も明るいし、キーボードの感触も軽くて申し分無しです。
しかし、PCカードのスロットは1個口しか無い!本体の後側なので邪魔にならなくていいのですが、カード1枚だけではやはり不足。それに、音が鳴りませんね。ちゃんと、通常の(?)小型スピーカは付いてるのですが。(ビープ音だけのために、こんなスピーカを使ってるの?)
少し動かしてみましたが、優等生でもないし、できの悪いダメ夫君でもありません。評価3の普通の子。
(これに比べると、PC110、TP701C/Csなどは、良くも悪くもずっと個性が強いので、それだけに面白味もあるのですが...)
でも、これからは当苑の一員です。継子扱いはしないで、使えそうな機会があれば、使ってやる事にしましょう。
*注.
動作するよう必要部品を買い足すとすれば、全部で幾ら掛かるか、概算してみました。
ジャンク一式の値段.
本体+バッテリ :1,000
HDD(840MB):2,000
DRAM-Card :2,000
ACアダプタ :4,000
トータル9千円(!)にもなりました。うーん、もしTP345Cの動作品が必要なら、こんなジャンク品を集めるより、ACアダプタ付きで、短期間保証付きの中古品を買う方が、ずっと得みたい。(これなんか、本体の動作保証無しなんですから)
動くか/動かせるかどうかやってみるのが、元々の狙い/愉しみなら、動作する中古品では意味ありませんけど。
*追記.
これの半分は、USO。実は、良く知られているように、この機械は「インストール中にトラックポインタやマウスを動かすとフリーズ」してしまいます。(ヨッ!確かにフリーズした)
これを回避するには、セットアップの前にDOSのmouse.comを実行して、先にマウスを動作させるか、キーボードだけでインストールを進める方法の2通りがあるそうです。両方を試みましたが、どちらもOKでした。
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