[050917]
TP600に、Win2000も載せました.
最近、メイン機TP600のIE6などが頻繁に落ち出したのが、鬱陶しくて...Win98を入れ直せば治るだろうと思うのですが、それなら序にWin2000も載せようかと(自分の中で)相談が纏まりました。f^-^;
先に、試験的にSS3010にWin2000を載せて感触を探ってみました。やや重さを感じていたけど、メモリが64MBしか乗っていないので、それはそんなものだろう!と云う事で(兎に角?納得!)。
228MB積んであるTP600とTP600Eに、Win2000をWin98と併載してみる事にしました。
“マルチOSは前にもやってたから簡単じゃ”とたかを括っていたのですが、あちこちで頭(やデコ?)を打ちました。
で、載せたWin2000は目下試用/使用中ですが、好感度上昇中!
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2つのOS搭載方法と問題点.
“CドライブにWin98が載ったまま”が前提で、Win2000を組み込むのに、次の4種の方法を考えていました。
1.Cドライブ上のWin98への上書き組み込み
2.Win98のとは別の基本領域(Cドライブ)へ新規組み込み
3.拡張領域(Dドライブ)へ新規組み込み
4.Cドライブ上にWin98と併設で新規組み込み
1と2が穏当な方法でしょうが、1はWin98が消滅するのでペケ!3と4の方法はちょっとまやかし臭い。
でも、3は実際にTP600Eでやってみたら、不思議に上手く行きました。HDの様態は、左図のように、CドライブはFAT(16)、Dドライブは拡張領域でFAT32です。
(本当は、CドライブがWin98と共用になるので、その上の同名のシステム・ファイルなどを上書きしてしまう危険性があって良くないかも知れないのですが)
4は、3の方法の亜流ですが、やはりダメでした。
CドライブのWin98そのものは正常そうなのですが、IE6がまったく起動出来ず。(どうやら、Win98のシステム・ファイルのどれかがWin2000ので書き換えられた模様)
メイン機に使った方法.
変則方式をごそごそやってみだけど、どうも上手く行かなかったので、結局、マルチOSブータSystem commandor 2000を組み込んで別の「基本領域」を用意する2の方法にしました。(領域分けは、左図の如く)
それで、あっさりWin2000が組み込めました。
Win98上でのトラブル−その壱.
そこまではよかったのですが、何故かWin98(Cドライブ)上で無線LANカードの設定が出来ないと云う妙な(初めての)トラブルが発生。
カードは認識されているのですが、SSIDや暗号キーが設定出来ない。ドライバやクライアント・マネジャを新旧入れ替えながら色々試しましたが、「設定窓」と全く連絡が取れず、処置なし!
(マネジャから、“ドライバが古い”だとか“このOSでは実行出来ない”などと断られる始末。・・・ うそつき!)
業を煮やして、再度Cドライブ上の(データ・ファイルなどは残したまま)Win98関係のファイルを根こそぎ削除。その上で、改めてWin98を新規インストールしました。(結局、Win98の入れ替え、1回だけでは済まなかったなぁ)
その結果、現在はどちらのOSもLANも正常に働いているようです。
Win98上でのトラブル−その弐.
よく悩まされるのが、オーディオ関係と無線LANカード関係のドライバのI/OアドレスやIRQの取り合いで、PCがちゃんと動作しない、あるいはフリーズしてしまう事です。
今回もWin98を入れ直した時に、これに大分梃子摺らされました。兎に角オーディオ関係は優先的に組み込まれるし、占有アドレスも多いので大変邪魔です。
対策は、もうそれらを出来るだけ早く「使わない」にX印を付けて殺してしまうに限ります。それが済むまでは、無線LANカード類のドライバは決して組み込まないのが良策でしょうね。(オーディオ関係が必要なら、他の設定が全部終わった後で活かせばいい?)
因みに、Win2000では、殆ど苦労しませんでしたが。
Win2000の手触り.
立ち上がり時間は結構長く2分近く掛かりますが、終了時間の方は7〜15秒と短いし、通常/異常動作もなかなか安定そう。(これで、CPUクロックが600MHzもあれば、鬼金かな?)
昔、WinNT/2000?は「Hot Plugging」が出来ないと聞いた記憶があるのですが、USB-CFを挿してみたらあっさり認識され、読み書きも出来ました。それの取り外しも簡単だし、まったく文句無しです。
(でも、人様並にWin2000が扱えるようになるには、もう暫く時間が必要)
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