[020612/020727]

TP560に、WinXPをインストールしてみました   *追記あり..

親類の家で新しいPCを購入し、インターネット用として無線LANを導入した際、色々面倒を見たのですが、あまりスマートには行きませんでした。如何せんWindowsXPの知識が乏しいので、当主、参考書を片手に四苦八苦。
華やかなアイコンなども、中身がさっぱり分からない。吹き出しの説明を読んでも、ちっとも頭がついて行きませんでした。(ちょっと、悔しい!)

止むを得ませんね。この際、当苑にもWinXPを入れて、実際に触ってみようと決めました。インストールは、ペースの遅さに苦しめられました(?)が、一応、TP560(無印 クロック:133MHz,HDD:6GB,メモリ:78MB?)に載せられました。でも、遅いなぁ。
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WinXPの入手.
ここ5年来、新しいOSなど買った事がありません。(ずっと、Win95,98で間に合ってましたから) 今回、入手に当たって、"WinXPにも幾つかのバージョンがあるようだが、どうせならProfessionalにするか..."と力みました。
(しかし、眼の玉が飛び出しますね。中古は店頭では見掛けないし、オークションでもまだWinXPは結構な値段です。しかし、思い切って清水の舞台から飛び降りました!買い値を書くのも恥ずかしい。もう、当分OSは買わない/買えないでしょう)

インストールと留意点.
まず、メモリは64MB以上に増設しないと、始めに弾かれてしまいます。(抜け道はあるのでしょうが、今回は素直に増設)
次に、WinXPのインストールに必要なi386フォルダ(730MB近くもあった!)は、先にHDDの邪魔にならない箇所にコピーしておき、これでインストールする必要がありました。
(理由は、途中から外付けCD-ROMが使えなくなくなるからです。尚、setup.exeも、ルート・ディレクトリにコピーしておきます)
WinXP1.5GB近くを要求するので、容量が少ないHDDだと、あれやこれやで"スペース貧乏"になってしまいます。

このTP560のHDDの内訳は、6GBを2GBずつC,D,Eに割ってあり、ドライブCにはWin95を入れてます。
そして、WinXPのインストールは、そのWin95から。
今回は、i386フォルダをドライブDにコピーしてから、ドライブEWinXPをインストールしました。

ノートPCでのカード類は邪魔物?
結果から言えば、カード類は最初から全部外しておくべきでした。実は、それが分かるまでおよそ5時間、再起動の繰り返し。(チカレター!)
Win95などでは、「ハードウェアのチェック」時、一度異常停止したハードウェアは、次の「修復インストール」では避けて通ってくれるのですが、WinXPはそうしないみたい。毎回、「ドライバの組み込み」の何処かでハングアップ)

入れてたのは、例のCD-20X用のカードと老舗XircomのLANカード。どちらも、Win95,98では問題無く自動的に認識されていたものです。

始めの内は"まさか?"と思ってましたが、最後に両方共外してみて"やっぱり!"
WinXPが動き出した後、CD-20XのカードやIBMのLANカードはOKでしたが、Xircomのカードはどうにも駄目でした)

動きだせば、後はらくだ
以降は、楽々&延々..........
立ち上がり時には、メニューは粗末ですが、ちゃんと"今度のWinXPか?以前のWin95か?"って尋ねてくれます。これって、マルチ・ブート・システム?
その代わり(?)、終了時には"自分で電源切れ!"って。(これは、設定変更できるのかも?けど、Win95なら、黙ってても、自動的に切ってくれるのに...)

IBM製に差し替えたLANカードが動き始めたら、直ぐインターネットにも繋げてくれましたよ。(ウチ、ADSLだもんね!)
そしたら、いきなりMSN。(いゃー、勘弁な!)

マウス・ドライバのこと.
今、IBMスクロール・ポイント・マウスが、持ち易いので気に入って使ってますが、このスクロール・ポイントを使うためのドライバもWin95,98用ではNG。これが使えないと、何かと不便。
そこで、 IBMのサイトを探し回り、やっとIBM Netvista用のスクロール・ポイント・マウスIIのドライバが使えそうだと分かりました。

でも、このドライバ、便利な機能満載なのですが、「機能設定」の無茶苦茶重いこと!こいつ、呼び出しても、絶対(!?)直ぐには出てきませんから。

ちょっと感想.
やはり、TP560では荷が重いなぁ。体感的には、Win95,98の3から4倍位(以上?)時間が掛ってますね。何をするにも、三四呼吸必要。
特に、仕事を切り替えながらこなすのには、まず向いてません。まあ、単機能(例えば、ネット・サーフィンだけとか)なら、何とか我慢できそうですが。

ユックリ時間を掛けて(!)、XP機能を勉強する分には、これでいいかも。(やってる途中で、居眠りしそう)
"んなときゃ、眠気覚ましに、オマケの「ピンボール」でもやりますか!"(左の画面)


TP560の選定理由.
本当は、WinXPを載せたかったのは、TP560Eの方なのですが、こいつらはパーティションの配分が良くないので、搭載は保留。(パーティションの配分変更用のソフト「SystemCommandor」が、BIOSだましソフト「DiskManager」と仲が悪いようなので、配分替えができない状態)
結局、今は遊んでいるTP560の腕磨き(?)の意味もあって、載せてみたわけです。

別機種への搭載は、「ライセンス認証」がよく分かっていないので、ちょっと保留。(これって、うっかりしてたら酷い目に遭いそう)


*追記[020727].
"WinXPで奮戦!が、敢え無く..." 短い語り口がユーモラスだったので、つい勝手にリンク。

Jrmoldさん処日記(7月12日〜7月26日)。


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