[130807]

プロポ送信機をSim用に、改造しました

先回からプロポ(E-FLY100Cジャンク)の修理と改造をして来て一応使えるようになったので、素敵な模型飛行機用シミュレーション・ソフトFMSFlying Model Simulator)を使わせて頂いて、練習を始めました。(左写真) また、その紹介記事[RC飛行機実験工房]も大変参考になりました。併せて、感謝!w(_"_)v

これに必要だった「仲介ケーブル」は、「オーディオ用モノ・プラグ」と「25pinプリンタ・コネクタ」とで、比較的容易に製作出来ました。(左写真クリック)

尚、使用したPCは、昔、525円で買ったLaVieNX LW43H/2で、Win98/Win2000の切替構成にしてあるノートPCのWin98側でやってます。
(この「(単純)仲介ケーブル」方式は、Win2000WinXpでは使えないから)

しかし、PC画面でのシミュレーターは難しい!...地面と空の区別が付け難いので、地上スレスレの飛行がなかなか出来ない!
そのつもりでは無いのに、いきなり、“そこは地面だ!墜落だ!”...って?!(笑)
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再修理
スティック」の機能入れ換えをしてやろうと、再び中を開けたら、修理したはずの箇所のひとつが千切れ掛かっていました。(およよ!)
2液混合接着剤(コニシ クイック5)の中に泡が一杯で、モロモロになっていた感じで、(そんなはずはないけど、)混合する2液の量が違っていたか、混ぜ方が足りない風情。(やれ、やれ...)

まぁ、接着するための有効面積が狭いこともあるかな?と思い、本来はスライドさせるべき「ビス付き小パーツ」も一体で土台に固定化することにしました。(左写真クリック)
バネに効き具合を、「小パーツ」のビスの押し込み程度で調節するようですが、もうそんな呑気な事は言ってられません!
兎に角、そこは固定してしまって、バネの片側ががっちり保持出来て、後は「中央戻し機構」がちゃんと働くように出来ればいい!
・・・ という事で、“最後の手段”は、何とか上手く行ったようです♪(左上写真)

スティック位置替え
再修理を終えて、次は「スティック機能」の左右入れ換えをしました。
自分好みの構成は、昔の戦闘機の“操縦桿”を想い、右側に“昇降舵”と“補助翼”を置いて、
 右側前後:エレベータ(昇降舵)  ・・・ 中央戻り式
 右側左右:エルロン(補助翼)   ・・・ 中央戻り式
 左側前後:スロットル(エンジン) ・・・ クリック・ストップ式
 左側左右:ラダー(方向舵)    ・・・ 中央戻り式
なので、それに合うように、かなりの大細工!
仕上げた状態が左写真に、それ以前の状態と移動矢印を左写真<クリック>に。

当初、スティックのブロック毎ゴッソリ入れ換えられるかなと思ったけど、配線類が短過ぎてそれは出来ず。止む無く、個別に入れ換えました。orz

インターフェイス(仲介)ケーブル
プロポ」の大細工が終わったので、次は「仲介ケーブル」の作製です。
以前に、この「プロポ」の「出力信号」を見たら、綺麗な出力なので、そのまま“直結”で使えそうでしたが、PCの「プリンタ端子入出力(の定格など)」の記憶があやふやだったので、安全を考えた回路にしました。

それは、~ACK(端子10)を0Vに引き下げる(プル・ダウン)だけの(普通のスイッチング)ダイオードを入れた回路。(左図) ...他方は、GND(端子18など、0V)へ。

(この「仲介ケーブル」は、内部2本だけなので細いから、でっかいプリンタ・コネクタとは、至って不釣合い! 左写真<クリック>)

パルス波形
そうした後、PC側の入力波形を(オシロで)見たら、GND-0Vからの浮き上がりが0.6Vほどありますね。まぁ、これはダイオードを入れたお礼|仕返し(笑)ですが...
多分、PCのプリンタ入力側は、これ位浮き上がっていても、許してくれるはず。
また、上側は、元のパルス電圧高さよりも下がっていますが、これはプリンタ入力側が働き出した状態と見ていいでしょう。(左写真)

「プロポ」の元の出力パルス波形は、下は0V、上は約4.2Vほどだった(左写真クリック)から、随分、“出力振幅”が縮んでしまったようですが、こうなるのが当然で、上手く働けばそれでいいのだと思えば、別に苦にする事も無い。
 ...昔、経験が少なかった頃は、必死で元の波形を維持しようと回路変更をしていたこともあります。苦笑

FMS設定
通常、「プロポ・コントローラ」を「プリンタ端子」に接続する方式は、Win98/95でしか動かせないらしい。
なぜなら、Win2000/Xpなどでは、FMSが「プリンタ端子」を調べに行くのをOSが邪魔するからだそうです。(なるほど!)

で、FMS上で、このプロポの設定は、「コンローラ設定」で、左図のように設定しました。
「(リソースの)ポート設定」は「LPT1」に...また、「マッピング/キャリブレーション」は、指定通りに♪(左図<クリック>)

ただ、「スロットル」は、“手前でゼロ出力”になるように、「Inv」にチェックを入れてます。
昔の戦闘機では、レバーを手前に引くほどパワーが増す...と記憶にあるのですが、最近の実機は(違和感の少ない逆の)“押し開き”のようですからね。
「スティック」では、その“押し開き”で、前に倒すほど、パワーが増すようにしました。

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