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[140921]

トミカーを、補装した

先日、孫用にトミカ製品のジャンクを、あれこれ買い込んだが、その中に沢山の“トミカー”(私称:トミカのミニカー!)がオマケで入れられていた。
また、それ以外にも幾つかジャンク・カーも買ったが、傷みの酷いものは捨てて、所々に傷部があるものを、補装(≒補修塗装)してみた。(図1)

そのために、新たに“絵具”を買ったのだが、それを(昔買ってからずっと気に入って使っているのと類似の)“アクリル・ガッシュ絵具”にした。(図2<クリック>
(ただ、“ツヤあり”の方だと勘違いしていたが、実は、「アクリル・ガッシュ」は“ツヤ消し”だった。orz)

面白いもので、“細かい塗装剥がれの傷”は沢山あると、結構見苦しいのだが、これを雑にでも補装すると、ぐっと見栄えが良くなる!
まぁ、細かく見ると傷部は分かるのだが、全体としてジャンクらしくなくなる。(笑)
これを参考に、ジャンク・ノートの補装などに、“銀色のアクリル絵具”も揃えてみたいと思っている。
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補修塗装≒補装
プラスチック製品には“塗装剥げ”は皆無だったが、ダイカスト製品は、子供達が遊びに使うと、どうしても“塗装剥げ”が(品位を落とす)“目立つ傷”になってしまう。(図3)
(「人気商品」は、こうした“塗装剥げ”が有る“見栄えの悪いジャンク品”でも、オークションでは高値で取引されているようで吃驚したのだが、「傷ありの並み品」はやはり二束三文のようだ)

孫達に与える時は、やはり、あまり見栄えが悪いと(美意識育成の点では)拙いだろうなという(大人の)感覚で、つい補装したくなってしまう。
それで、絵具で補装したのだが、通常の絵具だと汗などで直ぐ剥げて、衣服などを汚してしまうだろうが、このアクリル系絵具ならその心配は無いだろうと思う。

補装には、爪楊枝を使って雑に塗り付けてみたのだが、見た目には、まあまあの仕上がりだった。(図4<クリック>
(凝れば、凹凸を無くすような塗り方で、更に綺麗に仕上げられるだろうが、そこまで必要はないものだと思う)

カーのオマケ品の量と質
こうした小物玩具類は、評論家の森永卓郎氏のように「収納用の別宅」を設けるほど、沢山集めるのが楽しいものらしいが、子供達も皆そうなのだろうか?
ジャンクで送られて来たダンボールの中のオマケ・カーの数は、半端でなかった。
(図6<クリック>は、その約1/3だが)
それぞれの値打ちなどは、よく分からないので、汚な過ぎるものは撥ねて、残りを適当に補修した。
(消毒洗剤を吹いて拭い、車軸にはシリコン潤滑剤を吹き付けておいた)

プラスチック製は“塗装剥げ”は無いが、重さ≒重厚さも無いので、安っぽい感じだ!
子供用はそれでいいのだ!という考えもあるが、子供用だから安っぽくていいとは思わないな。(やはり、“幼児語禁止”と同じで、“本物志向”、“リアリズム志向”であるべきだと思う)

こんな玩具は、上手く遊べて何ぼのものだから、美形よりも「トミカ峠」の坂道をスルスルと下りさえすれば、十分だろうと思っている。

筆と絵具のこと
傷部への塗り付けには、爪楊枝を使った。(図7)
沢山あるし、全部使い捨てに出来るから、いいものだ!
(もっと広い面への塗り付けなら、やはり筆は必要だろうが)

ところで、今回「アクリル絵具」を買った理由は、昔、何かの補修塗装用に「クローバー製 トールペイント絵具」(図8<クリック>)買ったのが、未だにちゃんと使えていて、時々“白色塗装傷の補修”に役立っているからなのだ。
だが、白色だけで、他の色が無かったのだ。
(時々、黒色のマジック・インクを使うことがあったが、あれはまったく良くない!)
これを機に、黒色部の傷などに、この絵具を使ってみようと思っている。

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