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[140804]

リュータのビットを、買い足した

今般、“壊れヒンジ部”を接着固定化する際に大変役立った「リュータ」だが、「L金具」を接着するための平面を削り出すのに、手持ちのビットでは絶不足だったので、新たにセットを買い足した。(図1 金属用10本組:\1,360税込み、円板型1本:\270税込み)

狙いは、角張った「L金具」を出来るだけ密着させて接着したい!そのための切削ビットはどんなのが良いか?...選ぶのに、店頭でかなり迷った。

結局、細円柱型先細り円錐型を多用した。これなら、半数のセットで十分だったが。(図1)
他方、(出来るだけ広い平滑面を作ろうとした)平円板型(単品購入\270税込み)は、思ったほど便利ではなかった。(図2<クリック>

しかし、改めて、このリュータ本体、モータの粘り強さが、気に入った!
安物のモータは、少し負荷が重いと切削中に加熱して、回転数もトルクも落ちてしまうのだが、これは相当な負荷にも耐える。・・・ やはり、値段だけのことはあると思い返している。(購入時の話:使うのは一回限りだとか?苦笑)
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リュータ
本体は、一応名称「Hobby Marker ミニルーター PARTU」と入っているが、「無銘」に等しい。(NETで探しても、同じ製品は見付からず)

まだ、現用に出来るから、“機械としての実力”はある!(図3 笑)
他の低速ドリルなどは、軸ブレが酷かったり、ドリル刃の方が揃わなかったりで、いつの間にか姿が消えてしまっているのだが。苦)

このリュータの電源も、電池ケースでの使用は殆ど無くて、殆どACアダプタで駆動している。(図4<クリック>) このACアダプタの由来を見たら、何と改造品だったとは!...忘れてた!)
尚、一二度、電池でやってみたことはあるが、トルクの必要な作業では、直ぐに“へたる”ので、軽いバリ取りぐらいにしか使えないと思う。

切削・研磨
今回の切削は、ノートPCのマグネシューム合金(?)製ケースを、「L金具」がピッタリ接合出来るように削り落とすのが目的。
従って、「平面出し」と「鋭角堀り込み」が必要なので、手持ちのビットでは用が足りず。
新たに買い足したのが上述のビット群(図1)だが、これだけで、思い通りの「平面」や「角出し」など、出来るものではなかった。

一応、“補助用柱削除”(図5)や“外板厚み減らし”(図6<クリック>)をやってみたが、結果はガタガタ、凸凹だった。(泣)

そのせいでもなかろうが、「二液混合接着剤」で接着しようとしたが、あっさり剥がれた!
次に、(念じながら?)さらさら瞬間接着剤」でやったら、多少の凸凹はお構いなしのようで、最後は良好に接着が出来た!(ようだ)

多用ビットは
広い平滑平面を出したいと思って買った平円板型ビットは、あまり広くは削れず、結局は出番が少なかった。(図8<クリック>

やはり、フライス盤の要領で、細円柱型ビットで、何度も面上を往復させて平滑面を出す方法が良さそう。
それでも、「角」は無理なので、別の先の尖ったビットで削るしか手は無い。
で、よく使ったビットは、ほぼ2本だけ。(図7)

今の場合、相手が硬い「マグネシューム合金」だから、この砥石タイプで良いと思うが、柔らかい素材だったら、ダイヤモンド・タイプの方がベターなのかな?
まぁ、余り頻繁に使う道具でもないけど、直ぐ使えるようにしておくと、こんな作業にも意欲が湧き易いってことだな!w(^^;?

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