[040530]
携帯(電話モドキ)の、キーを入れ替えてみました.
先日、携帯電話のモックアップを買ってから自棄にそれのメカ(の手触り?)に興味を惹かれて、遂にJ-SA51モドキ(白ロム)のジャンク(/中古)品をオークションで落札して来ました。(\200+送料)
売主は、(きっと素敵な?!)お嬢さんで、電話器はご家族が使用されていたとか。
バッテリを充電したら、(当然「圏外」ですが)他の機能は活き返りました。しかし、かなり使い込んでおられたらしく、紹介文にあった通りジョグ・スイッチなどが少し剥げています。
で、(工作練習のつもりで)モックのキーと入れ替えてみました。
一部、小細工が必要だったのと横の3個のスイッチはダメでしたが、正面は上手く行きました。色違いのキーを使ってみたのですが、雰囲気は悪くありません。(尤も、どんなのが良い雰囲気なのかは、よく知らないのですが)
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モックの分解.
事前にモックでビス位置を確認。全部で8箇所。その内、回転機構部近傍の4箇所は目隠し蓋が、またバッテリ蓋右下には目隠しゴムが埋め込んでありました。
モックのビスはすべて+型でした。これらは、本体側で再利用するので全本数を残しておきました。
開けてから、シゲシゲと内部を眺めていました。が、どうも部品を付けるのに窓が開かないといけない所も完全に目潰しされているので、外殻を流用するのはちょと難しそう。
一方、主キーのシートは、殆どそのまま使えそうです。しかし、右側面に付く3個のキーは一体で作られているので残念ながら使えそうにありません。
(実は、これも替えたかったけど)
本体の開封・加工.
開封と言っても、特に封印をしてあるわけではありません。しかし、「気安く開けるな!」と言う意味でしょう、本機のビス頭の刻み目が、+でも★でもなくて、▲を痩せ細らせた(忍者が使う?)鉄菱形の特殊なビスでした。道具持ちの当主ですが、これには負けました。(T_T;?
(で、100円ショップへも走ってみましたが、流石にこの手のドライバはありませんでした!)
結局、余分のトルクスT-3ドライバの先を削りそれに近い形にして、何とかビスを回して抜き出しました。こいつは、後で組み立てる時に、モックに付いていた+型ビスに替えました。
主キー・シートを替える際、1箇所接点用カーボンが付いていない所があるのに気が付きました!ここはトラ技(2002年1月号)の記事(実装技術館)によると「フリップ開閉検知スイッチ」と言うのだそうです。
そこで、断腸の思い(?ソーセージの如く)で、元のシートからその箇所だけ切り取って入れ替えることに。これは繋げそうにないので、そのまま置くだけにしました。(これでも、特に動作に支障は無いようです)
充電.
バッテリは、完全放電の状態でしたが、皆さんにお尋ねした結果、まだ活きているのではないかという感触を得ました。それで、(バッテリ交換は考えずに)充電をしてみることに。
最初は、"物は試し!"と(休眠状態だった)手動発電機を使ってやってみました。
握っていると「充電ランプ」が点くのですが、休むと消える!やってもやっても切りが無くて、流石に途中で力尽きてしまいました。(説明書のように、ホント「間に合わせ用」ですね)
最後は、自家製の直流安定化電源を持ち出して来て、これで充電。
電圧は約5V固定、電流は初期で大体0.5〜0.6A。貯まって来ると次第に約0.2A位にまで落ちて来ました。そして、最後はゼロ。
充電時間は2時間位で、自動的に充電終了になりました。後、切り離しても、バッテリだけでちゃんと動き出しました。
尚、本体の充電制御回路の働きでしょうが、入力電圧をおよそ6.5Vよりも高くすると自動的に充電停止状態"になります。
それから.
まぁ、一応動き出しましたが、さてどう使いましょう?
カメラ機能や小遣い帳や派手な着メロも、外部とデータをやり取りできる手段(通信機能など)が無いと、どうにも活用の方法が...(かと言って、黒ロム(回線登録)にするほど小遣いに余裕はありませんしねぇ)
活用するには、「一言板」でSさんも言われていたように「SDカード付き」のものを手に入れないとダメかなぁと思い始めています。
(或いは、データ転送用のソフトやケーブル(例えばTDK(株)のTCPKU-U2,TCPKU-K)など色々ありそうなので、もそっと調べてみますか...)
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