[020326]

動画デジカメ(TV電話用-廉価版)を、また買ってしまいました.

安物はだめなのは、分かっているつもりなんですが、"もしかして、掘り出し物では?"と、つい手を出してしまいます。(なかなか、悪い癖は直らないもんですね。)
物は、「アルファ・データ」のAD-SVK88(リンク切れ)。
買った値段は、980円+税也(後日、500円以下で投げ売りされてました!)。仕様は、27万画素、Win95対応、パラレル入力、指定CPUは486以上。これなら、Old ThinkPadsでも使えそうです。

例のデジカメに比べて)色バランスは正常で、TP530Csでも(絵の出方はとろいし、色数が256色と不十分なので絵がザラザラになってしまうけど)一応絵は出ます。しかし、折角のフルカラー出力(?)なので、6万5千色(16ビット)以上表示できるマシンの方がいいでしょう。やってみると、描画速度は遅いけどなかなか良い感じです。
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絵の出具合.
TP535AL-N1を使ってみました。歪みも少ないし、色も割合奇麗に出ます。
ピントは大甘ですが、用途が「TV電話」だから、この位でいいのかな。(とは言うものの、実際のピントは、左の写真で精一杯ですからねぇ。ん、大浴場の壁絵みたい?) 
レンズを複数枚構成にして補正してあるのか、「樽形歪み」が殆ど感じられません。その点では、"高(中?)級品並み"と言えそうです。

動画と言っても.
そんなに速く絵が動くわけではありません。1秒1枚程度です。電話回線で送るなら、こんなものでしょう。
でも、ADSL急成長の昨今、こんなスピードでのろのろと送るのはもう流行らない。多分、それで、メーカやディーラは見切りを付けたのかも知れません。(あの値段、そのせいか?)

機構部は.
少しオソマツです。ピント調節は手動でできるのですが、最適位置を見付けるのに、骨が折れます。

箱(?)の回転は、あまり難しくはないのですが、迎角の調整機構が何とも彼とも...この部分に関しては、例のマンタの方がずっとよくできています。(でも、これは通常の三脚にネジ止メもできるので、まいいか。)
ケーブルが太いので、軽いカメラ部をへたに置いとくと、ケーブルのせいでズリズリと、カメラ毎動いてしまうのも、ご愛敬。それに、プリンタ・ケーブルの変換ボックス(?)も、かなり嵩張りますね。(まあ、こんな文句を付けるのも、今更ですが。)

その他.
これのドライバは、FD2枚で賄われています。(他に、FDD2枚とCD-ROM1枚が付いてます。) FDDを付けるのは面倒だけど、CD-ROMなんかで余計なソフトまでインストールさせられるより、ましかも知れません。必要な時に、必要な分だけ入れられるのが、一番ヨロシ。

さて、もう少し触ってみないと分かりませんが、これはヒョットしたら、"掘り出し物"? ・・・ でもなかった。

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