[080503]

EX-Z750不調ジャンクを、治し?ました

先日、Optio S4等と一緒に買って来たもので、催場で手に取れた唯ニ(?)の高性能機 (3倍Zoom、約7Mpix)の一つです。

デザインは、然程好みではなかったのですが、薄型・高性能機で動く確率の高そうだったのは、これともう一つだけのような気がしたし、それ程落ち着いて品定めを出来る状況でもなかったから、エイヤッ!と、これに決めた。(\3,000税込)

買って帰ってからよく見たら、前面左に少し凹みが見えるので、中古品にしても「程度下」の部類か?(左写真<クリック>で)

バッテリはEX-Z30と同じ物が使え、動作もほぼ正常...でしたが、ズームアップすると最大の手前で停止&電源断になります。(あ、これが問題か!)

怖々、レンズ分解の手前まで解体した後、組み戻す途中ある箇所を少し抉(こじ)ったら、治りました!
不調の原因が、本当にそこかどうか不確かなのですが、もう触る元気がないので、以降不触。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
状況と分解.
操作・動作を調べると、電源ONでレンズは出るし、モニタ画面も正常なので、一安心したのですが、(どっこい!)ズームアップすると、最大点近くで動かなくなる。やがて、LENS ERRORと表示が出て、電源が自動的にOFFに!(レンズも自動で引っ込む)

何度やっても同じで、前からレンズを覗いていると、内側のレンズが限界まで来ているのに、更に後ろから押されている感じ。(限界位置検出系の不良?)

さて、ここで、暫し考えた...ズームさえ使わなければ、このまま7.2Mpixで使える。下手に弄って壊してしまったら、元も子も無いが...(得と欲との板挟み♪)
結局、が勝って、治せるかどうか分解してみる事に。
(左上写真は解体途中の状態ですが、CCD基板を外した処などは、写真を撮り損なった!)

エンコーダ.
かなりの処まで分解したけど、レンズ部の分解までは、(フレキ類でがんじがらめだったので)しませんでした。で、成果無し。

組み直す途中で、試しに電源を入れて、レンズ伸縮時に周辺を眺めていたら、3枚羽根のロータリ・エンコーダ(?)がクルクル回るのに気が付いた。(左写真)

“まさか?&もしや!の混合気(?)”で、羽根を、時計周り方向におよそ30度程廻しておきました。(軸の方は回らなかったので、羽根の固定が少し緩んでいるのか?)

後はそのまま組み戻してから、改めて動作を確認したら、ズーム機能は正常になっていました。(うーむ、これかなぁ...)

ズーム不調の原因.
どうやら、エンコーダの羽根を動かした事が治療になった、ような気もするのですが、他方レンズ部は(完全分解まではしなかったものの、)台座を少し動かしたので、それが役立った可能性も皆無ではない!?

確認のために、再度、羽根の角度をずらすのは、(もう、ダメモトではないから)やりたくないので、不調原因は不確定なままですが、正常に使えるようになったので、いい!としましょう。
左写真とその<クリック>は、これでの撮影例。

次に、もし、ズーム不調が再発したら、この羽根角度を再度調整してみて、確かなら、接着剤で固定しようと思っています。

後で、このEX-Z750OLYMPUS C-770とで、遠景を一杯々々のズームアップ(デジタルズームは、ON/OFF両方で評価)で撮って見ましたが、やはりC-770の方がずっと鮮明なのが撮れますね。
(まだ、700万画素位のデジタル・ズームは、光学ズームの相手/好敵手では無いようです)
[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ