[080422]

PENTAX AF一眼レフ SFXジャンクを、買ってみました.

先日、ハードオフに寄った時、目ぼしいデジカメ・ジャンクが無かったのが、運の尽き?
あろう事か、フィルム式AF一眼カメラに眼が留まって、PENTAX MZ-10を買ってしまったのは、既述

(その合併症で?何と!)PENTAX SFXのジャンクにまで、手を出してしまいました。ジャンクを2台買って、1台は不動でしたが、もう1台が動作しました。(本体のみ、それぞれ\2,100税込み)

レンズは、MZ-10のもの以前の70-210mmが使えそうですが、「70-210mm」を付けると物凄く重い!(1Kg以上はありそう)
重さも然る事ながら、消耗品類も頭が痛いことです。

(左上写真のクリック、プッシュで、MF(マニュアル・フォーカス)での撮影例が出ますが、素人腕のせいか、フィルムISO 400が拙かったのか、はたまたJPG化が粗いのか?画像がざらついていて、切れもよくありませぬ。トホホ! でも、狙ったターゲットには、一応焦点は合ってる!...かな?)
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バッテリや消耗品のこと.
買って帰って簡単な清掃を済ませてから、先ず動作を確かめるために、自家製DC電源を接続。(しかし、へそSWを押さえないと電源は入らないので、両手が忙しい)

一応、動作する事を確かめて、バッテリ2CR5をネットで購入。(\400/個)(このタイプって、充電池が無いらしいが)

それから、カメラ屋へ走って、一番安いフィルム(24枚撮り、ISO-400)を買って来た。(\680/5本)
で、試し撮りしてから、DPE屋へ持って行って、現像+CD-ROM化。(\1,105)

(やれやれ、これの消耗品代だけで、別のジャンク・デジカメが買えそうだ。それに、体力も結構消耗したし)

撮ってみて.
今まで、デジカメの10倍ズームC-770SP-500を使って来て、何は無くとも“ズームアップ力”だけは不可欠だと思い込んでいるので、出来ればレンズは「標準」などより「70-210」辺りを使いたい処。
でも、悲しいかな、1Kg超なんて重さは、ヤセ腕には重過ぎ!長く構えていると、震えが来ます。

これのAF(オート・フォーカス)は、やや騒々しい。
機械的に早く壊れそうだし、この音からしてバッテリの消耗も激しそう。むしろ、MF(マニュアル・フォーカス)の方が、対象に狙いをつけ易く、合わせ易い感じ。

しかし、これで花なんかをバシャバシャ撮ってると、大きな快音?/怪音!に、花や動物達が“何事か?”とビックリするでしょうね。撮る側は、“撮ったどぉ〜!”ってな気分ですけど。f(@_@;

不動品の方.
動作品の方は、一応曲がりなりにも、写真が撮れる事が分かりましたが、他方、不動品の方は“ジージー”音ばかりして、シャッタの切れる様子もありません。

もしかしたら、MZ-10と同じような構造か?と外/下枠を外してみましたが、それほど類似の構造でもなさそう。(左写真<クリック>で、その底面)

弄るのはそこまでにして、早々に引き下がりました。
(更なる分解は、他にする物が無くなった時でしょう。こんなに大きくて“重い存在”は1台だけで十分!)

使用上の問題点.
デジカメでなら、1日で風景や花などを百枚近く撮るので、フィルム・カメラだと消耗品代の四千円出費は堅い?!
しかし、それで撮った画像の内、当苑で使うのは数枚程度ですから、物凄く不経済!(早晩、破産だ!...尤も、とっくに破産してますが。(^^;?)

更に面倒なのは、一々DPE屋に出さないといけない事。
大体40分程で、CD-R焼付けまでしてくれますが、この時間が中途半端!じっと待ってるには長過ぎるし、然りとて一旦帰宅するには短か過ぎます。

また、CD化依頼も、うっかり“高精細指定”を忘れると、あっさり低精細で焼いてくれるから、油断も出来ませぬ。(上・左写真などは、粗い方(約1Mpix)でJPG化。因みに、DPE屋に拠るでしょうが、細かい方は、およそ6Mpixらしい。読取走査時間が2倍以上になるので、面倒なんでしょうか)

実用性で考えるなら、一眼レフは、もっと軽いMF,AEタイプの方がよいかも知れません。
この(“戦艦大和”並みの)PENTAX SFXは、眺めたり触ったりして、愉しむだけで充分!

(それにしても、一昔前のフィルム・カメラ全盛時代には、「AF一眼レフ」なんて高嶺の花だったのですが、それが今では、ジャンクならそこそこの費用で幾台も入手出来るなんて、まったくジャンカ冥利に尽きますね)
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