[080830]
FinePix F440のLCDを、入れ替えました.
先日、ひまじんtpさんに、FinePix F450のジャンク、“捨てる時は下さい!”って、お願いしておいたら、“(ポストに)捨てます!”って送って頂きました。感謝!<(_"_)> (左写真の左側)
実は、ずっと以前から半病品FinePix F440の不良LCDを入れ替えたいと思っていたのですが、なかなか手頃なパーツ取り品が見付からず。(左写真の右側)
そこへ、同じLCDを使っているF450を頂戴したので、いそいそとLCDを交換。即座に、F440の方は、直ってしまいました。
(面白そうだったので、残ったF450の飛び出しレンズ も弄ってみたのですが、それは、後日別記事で)
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不良液晶と入替作業.
手元の半病品F440は、左写真のようにバックライトは点灯しますが、LCDがバリバリで画像などはまったく映らず。
(撮影した画像は、xDメディアに記録出来て、PCなどでちゃんと再生出来ますので、本体の動作は正常なようでした)
取り外しは、ビス外6本+内1本と、基板コネクタ部1箇所。
LCDを接続する基板は、レンズ部もフレキの付いたまま一緒に外しておくと、LCDの交換がやり易かったです。(左写真<クリック>で、その様子)
レンズ部は、2本のガイド軸以外には、本体の何処にも固定されていないようです。
大失敗と修理.
この機種の電源ミニSWは、本当に要注意ですね!
今回も、ふと見たら黒い小さな粒(?!)が落ちているのに気が付いて、ルーペで見ると、何と!これが電源ミニSWのレバー!
この電源ミニSWは、普通に使っていても壊れるらしいのですが、作業をしている最中でも、飛ばしてしまうから気を付けないとダメですねぇ。気が付かなければ、一巻の終りになる処でした。
このレバー、ルーペで拡大して見ると、何処も壊れている様子は無いので、元に戻すべく必死になった。
そのままではとても押し込んで戻せそうにないので、ミニSWの金属カバーの片側の半田付けを外して持ち上げ、隙間からレバーを押し込んで戻しました。
(別のを分解した事がありますが、SWの中にはちっちゃい仲介板があって、これで後ろの小バネを押し引きする構造になっているので、その仲介板を飛ばさないようにするのが肝要)
再度半田付けをしたら、レバーがちゃんと跳ね返らないので、何度も半田を熔かしながら調整。(やり過ぎたらしく、下のフレキが煮え始めて来たので、慌てて停止。左上写真<クリック>で)
これで、何とか電源のON/OFFは、出来るようになりました。
修復完?!
LCDを入れ替えてから組み立てたら、左写真のようにガイド・メッセージ以外は何も映りません。(あれ〜っ?!)
ふむ!これは多分、LCDフレキの挿し込みが不十分なのでしょう。再度、筐体を開けてからフレキの挿し直しをしました。
(このフレキの差し込み不十分も、注意が肝要)
結果、ちゃんとCCDからの映像が見えるようになりました!
(左写真<クリック>で)
再生・試写.
左写真は、このF440で撮影した画像を再生表示したもので、LCDの確認が出来ました。
また、<クリック>で、これで撮影した風景が出ますが、カメラ機能にも問題が無い事を再確認。
やっと、長年?の懸案事項が一つ解消出来ました。v(^^)
(ひまじんtpさん、有難さんでした!)
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