[070727]

OLYMPUS X-200のボタン不良を、手当てしました.

先日修理したμ-10のスタイルの良さが気に入って、これに近いものが欲しくなりました。

偶々、見付けたCAMEDIA X-200、単3型2本の簡便さのせいでまだ人気があるのか、競り落としたら結構高値になってしまいました。(総費用\1,508送料・手数料込み)

これは、“左ボタン利かず”という不具合があるものだったのですが、幸い、ボタンの半田付け部を再熔融しただけで、直った!

でも、これの雰囲気は、μ-10系に比べると、スマートさに欠ける感じ。やはり、バッテリ・サイズの影響もあるのかな?
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状況.
ボタンの不具合は、実は左側だけでなくて、右側も「フラッシュのモード切替え」がちゃんと出来ていませんでした。
これは良くない徴候です。左右とか上下スイッチの連動した不具合は、制御LSIの不良化が心配です。
でも、まずはスイッチを見てみなくては...

分解と手当て.
これの分解は、それ程難しくはなかったのですが、ビス7本何処にあるのか探すのに、(ほんのちょっとだけ)手間が掛かりました。(USB端子の傍に、そっと隠してあったりして)

問題のスイッチ群を露出させるために、液晶パネルとその台座を外す必要がありました。

手当てとしてやった事は、左/上写真の赤丸印のスイッチの四隅だけを半田鏝で加熱して、地の半田の再溶融のみ。(下手に半田を足したりして、スイッチをダメにした苦い失敗があります)

左/上写真の右端の赤四角は、「カードカバー閉検出スイッチ」の在り処。でも、このスイッチは“余計なお世話だっつーの!”裏蓋を開けたまま実験するのに、大変不便。(実際の使用場面でも、これ、意味あんのかなぁ?)

電撃.
尚、左上写真の<クリック>で、フラッシュ高圧部を示しましたが、今回もまた一発食らわされました。
(でも、今回は心置きなく、マットの上に放り出してやった。w(^^;)

しかし、(何時もの事ながら)キャパシタに溜まっている電気量は凄いですね。ドライバでショートして放電させてみたら、バチッ!溶けて、小孔が出来ました。

(毎回、油断している自分が悪いのですが、ま、眠気覚ましにちょうどいい!...?しかし、痛いナァ)

結果.
左写真は、「選択メニュー」から左操作で、今までは出なかった「画質モード」。これで、素直に出るようになりました。

また、左写真の<クリック>で、撮影時のフラッシュ設定を切り替えた様子。今までは、「強制発光」のままでしたから、改善されたってわけ。

これで撮影した写真が、左最上部写真の<クリック>で出ますが、マクロの最近接が20cmらしいので、コレクションなどの撮影には向かないかな?むしろ、屋外での風景撮影の方が良さそう。

(うーむ、これの実用性は現状では充分なのですが、外装に擦り傷などが入ってくすんで来ると、魅力に乏しくなるのが、少々残念ですねぇ)
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