[061212]
SP-500超ズームを、使ってみました
先日買ったSP-500を、(府立植物園を散策がてら)京都で試用して来ました。
何も変更設定せずに「工場出荷状態(多分?)」のまま「AUTO」で撮ってみたら、あれこれ不満を感じましたが、「マイモード設定」をすれば、殆ど不満が解消出来る事が後で判明。(遅いのは、毎度の事ですが、まぁ現場主義って事で)
何よりもこのデジカメで感心したのは、NiMHバッテリ(2300mAh)が随分長持ちしている点です。以前のC-750では100枚も撮影したら次のバッテリ群に入れ替えないとダメだったのに、今回は400枚ほど撮っても帰宅後まだ保っています。(それにしても、当苑のC-750はちょっと電力を食い過ぎのようです)
今回の凡ミスは、新規に買った1GBのxDメディアを入れたまではよかったのですが、ちゃんとフォーマットせずにメモリ・クリアだけで済ませたせいか(?)、写真の後半200枚以上がデータ不良になってしまい、パァ!(残念!)
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問題点と事後対策
デフォルトでは、POWERスイッチを入れる度に、出て欲しくない「液晶モニタ表示」が毎回出ます。(左写真の<クリック>でその画面例)
通常はファインダで撮影ターゲットを決めるし、モニタを使うとバッテリの消耗が激しくなるので、液晶モニタは殆ど使わないのですが。
また、解像度を600万画素から400万画素に落としてみたのですが、これもPOWERスイッチを切ると設定が元に戻ってしまいます。
撮影途中で色々設定を変えてみたのですが、なかなか思うように設定が固定出来ませんでした。
帰宅後、取扱説明書を読んだら「マイモード設定」で指定出来る事がちゃんと書いてありました。(先に確認しておけっちゅうに!f(^^;)(左上写真のような画面で設定)
これで、設定を、「(電源投入時)ファインダ表示」に、また解像度を「400万画素」に固定しました。
600万画素のままだと、実使用枚数の割に“残りの画像データが膨大”で保存が大変だからです。
電池寿命
機種 | (試験)バッテリ | 撮影枚数 |
SP-500 | 単3型アルカリ | 約480枚 |
C-750 | 単3型Li | 約480枚 |
C-750 | 単3型NiMH(1700mAh) | 約240枚 |
C-760 | 小型LI-10B | 約150枚 |
左表は、OLYMPUS社の比較用資料などから抜粋したものです。
バッテリがそれぞれ異なるので、比較が難しいのですが。
一般的に、バッテリが保持出来るエネルギー密度は、
Liイオン > NiMH >> アルカリの順だそうなので、SP-500は(ここのグループ内では)結構健闘しているように見えます。
他方、C-750は、もう少し頑張ってくれても良さそうなのですが...
現有機同士の比較では、C-750で使っていた「2300mAhのNiMH」で、SP-500ではおよそ4倍?の撮影枚数だったから、やはりSP-500の省電力化が進んだのでしょう。
(表にC-760を含めた理由は、実はこれも安ければ欲しいと思っているのですが、電池事情が良くないようなので、どうしようか悩んでます)
液晶モニタ
液晶モニタは、再生して見る時には大画面の方が具合が良いのでしょうが、綺麗好きの当主(?)には「脂汚れ」が気になるので反って迷惑!?むしろ、C-750位の画面サイズで十分です。
逆に、デジカメの「表示パネル面上の傷」などはあまり気にならないから妙です。お蔭で、「液晶面傷あり」で販売価格が安く設定されていたりすると、結構得な気分になります。
(と云う事で、新品購入者達の好みが液晶画面に大きさや綺麗さに集まっている限り、こちらは旨い汁が吸えるだろうってわけ)
1GBと初期フォーマット忘れ
600万画素カメラという事で、メディアも今使っている256MBから増やさないといけないだろうと考え、無理をして1GBを買って来ました。(\5,480税込)
(これで、600万画素なら800枚弱、400万画素なら1000枚強撮れる)
事前に十数枚試し撮り・消去をしたりして「撮影可能」を確認したつもりだったのですが、撮影して来た400枚ほどのJPGファイルをPC側に転送して見たら、後半200枚ほどが「JPGファイルではない!」と蹴られてしまいました。(左写真の<クリック>で、この以降が全部不良だったJPG画像)
どうやら、最初にカメラ内で(全域)フォーマットをしなかったせいらしいのですが、大容量メディアは“数枚の単純な書き消しだけでは、全域確認は出来てないんだ”という事を思い知りました。
撮影枚数や電池のこと
撮影枚数は、日帰り小旅行で天気が良ければ、大体100〜150枚位撮って来ます。流石に、今回の400枚近くは稀で、自分でも“無駄だなぁ!”と感じたほど。(が、これからも増え続ける?)
過去の実使用枚数はおよそ1割以下/回で、全部ホームページ用ですから、残りはホント無駄なのですが、捨て切れない性分が災いして、日毎にハードディスク内の「ゴミ溜め」が肥大中。(^^;?
バッテリは、主にNiMH充電池を使っていますが、時々蓄電量が不明のまま持ち出して撮影途中で電池切れになる事が多いので、常に予備のNiMH4本とアルカリ乾電池4本を携帯。
しかし、その予備のNiMHも干上がっていて、早々にアルカリ電池を使う場面が結構ありました。(この“クソNiMHバッテリめ!”と悪態を吐く事もしばしば)
この事態は、SP-500を使えば多少軽減されるかも知れませんが、やはり同じ事は起きる?
なので、目下、三洋電機の「eneloop」はどうかな?と思案中です。
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