[090324]

54Mbps無線LANを、試用してみました.

日本橋の中古&ジャンク店で、“雑多箱”の中を漁っていたら、興味のある物を見付けたので、即座に購入。(\680税込)

54Mbps無線LAN-AP(アクセス・ポイント)兼ルータ兼4ポートHUBのcoregaCG-WLBARGP該社資料)で、ACアダプタ(12V)付き。(左写真の左側がそれ。右側は現用のMN7530改

実は、ずっと以前から無線LANを54Mにしてみたくて、無線LANカード1枚だけ(I-O DATA WN-G54/CB2 \1,000税込)は買ってあるのですが、無線APの方は高くて手が出せなかったので、放置状態でした。

今回、やっと無線LAN 54Mbpsが使えるようになりました。
しかし、現状は、メイン機は有線100Mbpsで、実験機などは無線11Mbpsで落ち着いているし、(苑内には、あれこれなど11Mの「WLI-PCM-L11GP」が沢山残っているようだし)、また噂によると、最近は無線LANのセキュリティも簡単に破られるらしいから、これを本格的に使うのは、まだ先になるでしょう。

このAPでは、11Mと54Mの両方が使えるので、取り敢えず、試験的に使ってみる事にしました。
(左上写真<クリック>。でも、電波の漏出状態を見て、少々怖くなったのも事実。下述)
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良い点
まず、メイン機TP600Eで使ってみました。

これのLAN接続には、PCMCIAカードの有線100Mbpsを使っているのですが、これらの出っ張りがかなり邪魔になっていました。(左写真クリック)
無線LANカードだと、コネクタの突き出しが減って具合が良くなります。(左写真)

伝送速度は、理屈では100Mbpsの半分ですが、以前の11Mbpsに比べると、随分快適です。

他の実験機に使ってみると、“うん、これでも悪くはないな”と言った感じ。けど、“急いで、全部をこれに代えたい”程でもない。

困る点
このCG-WLBARGPの一番の問題点は、一度設定を終えると、その後はブラウザからの通常呼び出し(http://192.168.1.1)には応答しなくなる事。(左図のような画面が出て来ない)
そのため、稼動途中で無線LAN設定の内容を変えたくても、直ぐには出来ないらしい。(やり方が悪いのでしょうか?)

仕方なく、一旦直結したPCだけを残して他のコネクタを外し、本機を(工場出荷状態に)リセットした後、再設定するって云う(大層)面倒な方法を採ってます。
そのリセットには、毎回20秒以上で押しボタンを押し続けねばならんのです。とほほ!左図<クリック>。

(まぁ、これは54Mbpsの問題ではなくて、単に機器の問題なのですが、でも、気力が萎えますねぇ)

電波の漏出
これは余禄ですが、無線LANカードの方のユティリティで見ると、2.4GHz帯で受かる電波群で一杯!
噂には聞いていたけど、これはもう、吃驚!

こんなのを見ると、「数百m、通信可能」と書かれてある数字に喜んでばかりも居られない、と思いました。
(遠くからでも悪用される危険も増えるもんなぁ。出来れば、安全面から、メーカ側で“指向性の強い廉価アンテナ”を作る事なども、考えて欲しいですね)

で、慌てて、「暗号化のレベル」を上げましたが、これがまた実際には、色々やり難い!

11Mbpsの方も一緒に上げないと意味が無いのですが、“使用マシン”や“無線LANカード”や“OS”の種類(例えば、Win2000では駄目でWinXPなら可能とか)によっては設定出来なかったり、接続が不安定になったりするので、“匙加減”が難しいようです。(もう少し、試行錯誤をしなければ...)


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