[040513]

XJACK型無線LANカードを、使ってみました.

最近流行(?)の"内蔵型無線LAN"に少し近付けようかと、3COM製のXJACK型無線LANカード(3CRWE62092A)を手に入れました。(中古品\1,780税込み)
これだったら、アンテナを押し込めば完全内蔵と言えるほどスマートに装備できます。
今、メインTP600に装着して使っていますが、幸いPCとAPとの距離が近い事もあって、アンテナ完全収納状態で正常・安定に使えてます。w(^o^)
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内蔵無線LAN.
聞くところによると、近頃、ノートPCに別のminiPCIタイプの無線LANユニットを組み込む事などが流行っているそうですが、これはどうやら「アンテナを含む機器構成の無許可変更」になって電波法違反になるそう/ようです。
(機器の参考事例:Eugeneさん処の「D.I.Y.工房」, ぽんたさん処の「PC&PDA」 など)
アマチュア局のアンテナ取り替えなどから類推すると、アンテナ変更は「無線設備の軽微な変更」として、(無線局長の資格が必要だろうけど、)届け出だけで済みそうな気もしますが。 ・・・ でも、そんなものを提出されたら、電気通信管理局は目を白黒するかも。

今迄の状態.
無線LANカードは、出っ張りを抑えるために、PC110ではSONY製PCWA-150Sを使っていますが、ノートPCではもっぱらMELCO製WLI-PCM-L11GPを使っています。(現有のカード類 左:SONY製150S,MELCO製L11GP,右:MELCO製L11)
(PCWA-150Sは、不幸な事に、胴体長さが短過ぎて、多くの機種で使えないのです)

アンテナから効率良く電波を出すためには、筐体から突き出ている方が良いし、できるだけ実効長の長い方が良いのは分かっているのですが、常々不要?電波は必要最小限に抑えるべきだと思っていますので、極力小型・短頭型を使用するよう心掛けてます。
このL11GPは、結構短頭だし、当苑のThinkPad達との相性もよいので、使う頻度の高いPCにはこれを差してあります。でも、机上作業用PCでは収納時に、やはり少し邪魔になります。
そうした状況の中で、偶々このXJACK型を見掛けたので、買って来たわけです。

使用PC.
以前、このXJACK型を使おうとしてPC110のカード・スロットがCardBusでなかったので敗退。(他の旧型ThinkPadでも、殆どの機種でこれが使えず、円満返品。(-^;?)
今回はTP600ですので、CardBus型カードは問題無く使えます。(以前にした苦労は、一体何だったんだろう?)

(尚、周辺機器毒見役として導入したジャンクFMV-5133(この写真の右側)上でも、OKでした。実は、TP600に組み込むのに先だって、安全確認のためにこれを使ったんですが、メインで使ってるPC上でのトラブルは、ホント困りますからねぇ)

状況.
PCの常置場所(APから約1.2m地点)では、アンテナを完全に収納した状態でも、特に問題無さそうです。
でも、何か信号強度の目安が欲しいところ。で、付属の「設定ユティリティ」で、アンテナを出し/入れ状態での信号を見てみました。

結果、いずれでも、PCの常置場所では強度は5。しかし、アンテナ収納状態で、ものの2mも離れると強度はガックリ落ちて、通信速度も半分になってしまいます。
(まぁ、これは仕方が無い事ですし、実用上支障は無いので、このまま使用)

ところで、常置場所に置いて「診断ツール」で見たら(上図の右)、アンテナを出しても入れても「リンクの品質」=「失敗しました」だそうです。(はて?何を失敗したんでしょう。(@_@;?)
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