モノローグ 2004.07

トランジスタ規格表 [0727]
例のシンクロスコープの修理の前に、トランジスタの特性を調べておきたかったが、問題の石2SA899、2SC1904は、手持ちの旧い規格表(1975年版\500)には未だ(ぎりぎりで)載っていなかった。
そこで、日本橋で新しい規格表&互換表(2004/5年版\2,400+税)を買ったのだが、既にここからは欠落していた。ただ、唯一の救いは、どちらの石も(付属の)互換表の中にあったこと。しかし、それも半分しか役に立たなかった。
というのは、互換品が表にはあっても店には置いてないとか、別の店では一部だけだったりして。
考えてみると、こうした資料類、日頃は殆ど使わないのに、必要な瞬間には使えない。無いと寂しいが、実は役立たず?

あゝ無常 [0721]
ここの所の暑さに耐えかねて、遂に扇風機からエアコンに切り換えようとした。もうこれも3年目に入ったので、冷えるかどうか心配だったが、まだ何とか冷えそう。しかし、このエアコンに、飛んで/跳んで/豚んでもない事が起きてしまった。
雨も降ってないのに「シトシト、ピッチャン、シト、ピッチャン」。お蔭で、バケツを下にあてがわないといけなくなった。
恐らく、ドレイン・パイプが外れているのだろうと思い、本体を外してみようと頑張ったが、どうも素人にはムリみたい。せめて壁への取り付け方などを書いた資料でもあれば何とかなると思うのだが。
30分ほど大汗かいたが、結局は中に多量に溜まっていた水を、単にゆすり出しただけに終ってしまった。(瞬間、大雨!)
(涼しくしたかったのに、反って熱く/暑くなってしまった。クッソー!) ・・・ 後日、修理済み

インフレ気配 [0717]
先日、Kさんに秋葉原で買って頂いたTP240用キーボード、今日やっと大阪・日本橋で見掛けた。・・・ところがである。
ある店で\3,800だった。そして、別の店では何と!\5,800。(これには、ビックラこいた。ダブル&トリプルだぁ!w(-,-;;; でも買う人が居れば、嫌でも値は騰がるんだよなぁ)
世の中、景気が回復しているそうだが、やがては物価だけが威勢良く上昇して行って、一葉はん諭吉っぁんだけでは足りなくなるのが目に見えるようだ。(きっと、暮らし難い世になるんだろうな。そしてPCジャンカーにも厳しくなりそう)
ともあれ、地域格差とインフレの気配を、ひしと感ずる今日この頃であった。


直流安定化電源 [0717]
遂に買った!これも、下記の「積年の夢」と同じで、随分前から欲しいと思い続けていたものだ。しかし、当苑の実験の程度なら自作器で十分だし、使用頻度もそれ程多くないし、と懸命に自分を抑えていた。そして、METRONIX製や菊水電子製、アンリツ製などの旧製品/中古品が次第に中古計測器店から消えて行くのを遠目で睨んでいた。
ところが、これを、シリコンハウス共立で、暫らく前から見掛けるようになった。作りは甚だチャチだが、一応はCVCC型。
先行のデジタル表示のものにはさ程食欲が湧かなかったのだが、アナログの電圧計&電流計が付いたのを見て、とうとう大枚をはたいて食べてしまった。(HY1503C CVCC型0〜15V,0〜3A \8,190税込)
アナログにした理由は色々あるが、昔からの好み。それに読取り精度はデジタルのと変らないし、実はこのクラス&サイズの電流/電圧計を単体で買うと2個で\5K近くもするのだ。(自作器に電流計を追加する勇気が出なかったのも、そのせい)
尚、手前上部両側のタッピング・ビスの開け閉め許容限度は(台座補強金具が入っていないため)、0.5回。1度開けたら、もうビスがユルユルになってしまった。開けた理由は、半分好奇心もあったが、まずはメイン・スイッチのガタを接着剤で固定したかったため。(「QC PASSED」のシールは謎だが、ま、こんなもんかな)

動画 [0705]
スチル・デジカメで撮った数枚の写真から、(まともに見られる)動く画を作るのは、結構面倒だと知った。
実は、以前行った時には回っていなかった滋賀県草津の「水生植物公園」の発電風車が、先の日曜日には回っていたので、風車の名誉挽回の意味(?)でも動画表示にしたいと思った。しかし、3脚を持ち合わせていなかったので、手持ちでカメラを極力動かさないように頑張ったが、やはりダメ。1枚毎に、思い切り向きが変わっているので、そのまま重ねて「パラパラ漫画」にすると見られたものではない!(ガタガタ動く画は、目障りなのでこちらに移動)それに、GIFにする減色用のツールや手順が拙いと、薄雲などは出たり出なかったりで、更に酷い画となる。
(試したのは、背景を1種に決めて全部にそれを使い、動く部分だけを切り出してその上に載せて行ってみた。でも、かなりの手間だ)

工具持ち [0706]
今特に必要も無いのに、携帯電話用のドライバ・セットを見掛けたので、つい買ってしまった。(\2,080税込)
先日"いざ!"という時に偶々無かっただけなのだが、工具持ち"を自負している当主だけに、少し残念な思いをした。
工具持ちとは言っても、大したものを持っているわけではない。それに、今まで買った中には1回きりしか使っていないような甚だ無駄な道具も数多い。(例、「積年の夢」参照)
精密ドライバなどは4、5セットあるんだが、殆どが同類なので、まったく無意味。そんなのはまだ良いとして、外壁に孔を開けるための(20cm程の)長いドリル刃や6mmφのタップ歯など、一体何を考えて買ったのか、我乍ら頭を捻るようなものがある。
それが、通常の部品材料と違って、使わないからと言ってあっさり捨てるわけにもいかず、貯まる一方なのも困ったもんだ。

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