[050226]
低速ドリルを、改造しました
先日買った低速ドライバ(リュータ)、単3型4本で結構力強く回ってくれるのですが、「ウンウン・・・」云いながら回るのをみていると(電池の減るのも心配で?)こちらまで辛くなります。s(@.@;)
そこで、ACアダプタが使えるように改造(ジャック取り付け)する事にしました。
出来上がりは、まあまあです。(当然、自画自賛!)電池の減りを気にする事無く、“ジックリ、ジックリ・・・”穴が開くまで回して居れます。
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高速型はへなちょこ.
実の処、軸が振れてあまり使い勝手が良くないドリル(元はドライバ)なんですが、今までの高速回転型ドリルには常に裏切られて来たので、今度のこれ(左写真の4)に執着しているわけです。
(リュータを含め)高速回転型(左写真の1,2,3)は始めは景気良く回るのですが、対象物に刃が少しでも食い込むともういけません。まったく動かなくなります。
更に長い時間回し続けていると次第にトルクが落ちて来ます。(これはモータの発熱が原因だろうと思うのですが...)
後の方では“何とか回ってちゃうだい!・・・どうぞ・・・お願い!”とか呟きながら、腫れ物の如く扱っているのが実情です。(何げに哀しいとです。(x_x;)
小細工
ACアダプタを繋ぐ方法として、電池ケースの尻経由にする方法も考えましたが、それだと直接半田付けする手しか無いようです。
でも、ACアダプタをこれに専有されるのは面白くありません。そこで(ジックリ観察すると)本体横に取付けに適当な箇所があるので、そこにジャックを取付ける事にしました。
作業には半田鏝を大活用。最初の穴やビス孔位置決め、本体割れ目の融接、ナットの本体への融着(押し込み)など、何度も使いました。(しかし煙が目に染みます)
最初の穴は細角ヤスリで削り、後は平ヤスリで整形しました。
ビス孔は位置決め後ピン・バイスで孔を開けましたが、何やら本体の割れ目が開き出して来たので、慌てて半田鏝で割れ目の両側を融かして接着しました。(汚くなりましたが、内側だから我慢、我慢!)
本来、内側には電池ケースが入るのでジャック取付用の2mmナットが出っ張っていると大変邪魔です。そこで、ビス締めの状態のままこれに半田鏝を当てて押し込み(押し出し?)頭が隠れるようにしました。でも、10mm長のビスだと脚(角?)が出るのでニッパで切ってヤスリ掛けしておきました。(8mm長さなら丁度か?)
結線は、始め奥の電極側に予備半田をしておいてから、ピンセットを活用しながらリード線を付けました。(ジャックへのリード線付け時には、もう一本手が欲しいものだと切実に思いました!何とか2本で済ませはしましたが...)
成果
少し堅い目ですが、電池ケースも抜き差し出来るので、一応ジャックの取付けは成功です!
ACアダプタ(6V,2A)を付けて回してみると“ギリギリ・・・”と調子良く回ります。(でも、少しのろいかな?)
開ける穴が沢山ある時は大型のハンド・ドリルでないとやってられませんが、1個2個の穴なら深さもある程度コントロールできるし、切り屑の飛び散らないのでこのドリル(元はドライバ・・・)の方が具合がよろしいようで。
(プリント基板の孔開けにも使えるかどうか、その内実験してみようと思ってます)
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