[表紙頁]へ  関連記事の目次

[二〇一六年四月六日]
べたつき塗装を、綺麗に拭った
パーソナルナビゲーション TrywinDTN−X600、X601の裏面の嫌らしいベタベタ塗装を、「執念」と「アルコール」と「綿棒群」で、綺麗に拭い取った♪(図1、作業途中が図2<クリック>

このナビは、もう今では使う気もなくて、只残してあるだけの、謂わば「べたつき留年生」なのだが、先般買ったGum roller Klin」という薬液(主成分:イソプロピルアルコール)が、これの「塗装剥離」に使えないかと試してみたのが、成功の素!

この薬液は、プリンタの紙送りローラの「送り改善」には、あまり威力は発揮しなかったのだが、「べたべた塗装」の剥ぎ取り|拭い取りには効果的だったということ。

実は、「エチルアルコール(エタノール)」でも良かったかもしれないが、溶融性はこちら「イソプロピルアルコール(イソプロパノール)」の方が高いらしい。
払拭具合から推測すると、「エタノール」は「ごしごし緩向き(約3時間?)」で、「イソプロパノール」は「ゴシゴシ急向き(約1時間?)」らしい。(笑)

この、やらしいベタベタ塗装が落とせて綺麗になったから、これらが何かに使えるか?って考えたが、Windows CE や(使えない)ポケッタブル・ナビではねぇ・・・。(苦笑)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
払拭にチャレンジ
始めは好奇心で、塗装の劣化でべたべたしていたDTN−X600の裏面を、「エタノール」を付けた紙片で拭ってみたら、少しだけツルツル面が現れたのが切っ掛け。(図4<クリック>

同じアルコール系だけど、もしかしたら、「イソプロパノール」の方が(溶け合う)相性が良いかも?!と、「Gum roller Klin」を使ってみた。

溶融性だけだったら、「ラッカーシンナー」などの方が高いだろうが、下地を含めた塗装全体を痛めてしまうから、それは避けたかった。
他方、「エタノール」では、あまり溶ける感じが無かったから、本腰を入れてやる気にならなかったのだ。

本格的にやった方法は、綿棒の先に「Gum roller Klin」を吹き掛けて、それを「べたべた表面」に垂らしてから、塗料表面を拭い取るようにする。
綿棒側にべったり黒い塗料が付いていれば成功で、それで綿棒のその黒い箇所は任務完了!次は、綿棒の白い部分で同じことをやるわけだ。
これを続けて、筐体のピカピカ面が出て来れば、擦り取る場所を隣に移す。

こんな調子だと綿棒が幾らあっても足りない? ・・・ いや!100本もあれば、2台は拭い取れる!(図3)
問題は自分の指先と気力が、どこまで耐えられるか?だが、因みに、私は2台で約3・5時間ほど頑張った。(笑)

Gum roller Klin」の消費は、約40mlで済んだ。
予備として、薬局で「イソプロピルアルコール」500ml入り(¥486税込み)を買ったのだが、そちらは使わずじまい。

印字消え?
最初、DTN−X600の方を、ねばねばを擦り取っていたのだが、面白いことに「ロゴ印字部」が、綺麗に残った。(図6<クリック>
ところが、DTN−X601の方は、完全に消えてしまった!(図5)

理由は判然とはしないが、「印刷インク」の違いなのか?その「劣化の度合い」なのか?
それとも、X600の方は「メタノール」と「イソプロパノール」(Gum roller Klin)を併用しながらやった所為なのか、そのいずれかなのだろう。

X601の方は、2台目なので慣れて来て「Gum roller Klin」だけで、せっせと擦り取ってロゴなど構わなかったこともある。
お蔭で?こちらの方は、およそ1・5時間ほどで、ほぼ全面を完全に拭い取れた。

動作と使い道
べたべたしていた2台共、ツルツルにはしたのだが、バッテリが枯渇していたので、一晩掛けて充電した。
それで、両方とも回復したようで、動作はナビ以外は正常だった。(図7)

だが、これは元々ナビ用だったもので、それ以外に備え付けのWindows CE だけでは、これといった使い道が無い。

そのナビも、車ナビ用としては使い難いそうだし、また、持ち歩いて使うハンディ・ナビ用にしても、
RANZEL RTNV−560Jを実地に使ってみた経験から言えば、精度不足で「山道歩き」などには向かないと思う。

なのに、なぜかこれら用の「地図SDカード」(ジャンク品)を送料構わずに、ネットで注文している自分に気が付いた!?(愚か!)


[表紙頁]へ  関連記事の目次