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[150708]

LCメータA6243L(新品)を、買った

インターホンMK-1Mの修理の時に交換した不良電解コンを調べてみよう(モノローグ参照)と思って廉価・新品のLCメータを買った。
物は、SUNTEK A6243L(外形:約140x(73-65)x28mm3)だ。(図1)
(購入\2,844送料・手数料込み)

これは、DM-6243(外形:188x 91x32 mm3)と、中味や価格などはほぼ同じらしいが、外形がかなり違うらしいので、扱い易さ・収納性を考えて、コンパクトな、これの方を選んだ。

仕様・機能については、手製のものよりも値の大きな方で、容量(キャパシタンス)は2000μF辺り、トランスやチョーク(インダクタンス)は200H辺りまでのものを探したが、安価なものは無かったので、(止む無く)両方とも一桁下(200μF、20H)で我慢した。

今なら、九千円ほども出せば、tanδも測れる(らしい)機種もあったのだが、そこまでの投資は無駄だろうと止めた。

測定用小ピン端子群の構造を確認したかったので、中を開けて見たが、ビス3本で簡単に開けられた。
どうやら、測定物の足ピンは、奥の奥まで押し込まないと駄目らしい。(苦笑)(図2<クリック>
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内見・外見
中を開けたついでに、基板裏で目に付いたICを調べたみた。(図4<クリック>
HEF4093(4回路2シュミット入力NAND回路)、HEF4066(4回路双方向性スイッチ回路)、TL072C(2回路オペアンプ)、黒モールドされているのは、多分液晶表示用コントローラだろう。
主制御用ICは、基板表側に付けられているのだろうが、外して見てもそれ程の情報は得られないだろうと思ったので、裏返さず。

表示液晶のセグメントは、程々大きくて視認性は随分良い!さらに、暗い所でも見えるようにと、バックライト点灯が出来るが、これはそのままにしておくと、数秒で自動的に減光、消灯する。(図3)

容量最小値での表示誤差2〜3だが、許容範囲5なので、特に問題無し。

測る
この商品には取り扱い説明書は、付いていない。(英語版Spec.
その代わりに?「473」のセラミック・コンが1個入れてあった。(これで、動作テストしろってか?(^^;?)
はい、はい!やってみたぞ!(図5)...一応、誤差範囲内でOKだった。

ついでに、インダクタを測ってみたら、「473」は48mHだった。(図6<クリック>
(一瞬、48nHか?と勘違いしそうになったのだが、キャパシタンスの“pFベース”ではなくて、インダクタンスの“μHベース”なので、こいつは“mH”だった!...“単位表示”が出ていれば有り難いのだが、コスト面で無理かな?)

尚、細足のキャパシタなどは、測定用小ピン群で測れるが、足が太いサンプルは、やはりミノムシ・クリップを使わないといけないようだ。

収納と今後
手製LCメータは、お菓子が入っていた金属箱を収納箱にしている。(図8<クリック>

幸い今回のLCメータA6243Lは、ちょうど百五円の「はがきケース」が余っていたので、それに入れたら、ちょうど良い具合だった!
ただ、(図7のように)リード・プラグを差したままでは、蓋が閉まり切らないので、これは抜いておいた方が良さそうだ。

今回は、単に不良電解コンデンサの状態(“容量抜け”か?)を知りたかっただけなのだが、結局、調べ切れなかったわけだ。
多分、手持ちの計器類で何とか調べる方法があるのではないかとは思うのだが...
ま、暇々に考えてみよう。

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