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[151107]
鳩撃退用にハイパワーLPを、買った

朝早くから啼き続ける鳩を追い払うのに、鉄砲だけでは難しい他家の屋根の上などでは、光線銃を使っているのだが、今のヤツではどうも反応が鈍い。
そこで、ハイパワー型LP(レーザー・ポインタ)を買って試すことにした。DIKALONG?(図1 \2,100送料・手数料込み)
こういった商品では、「出力表示」はあまり当てにはならないが、幸い(?不幸にして)数値表示は無かったので、買ってから調べてみた。(苦笑)
およそ、50mWほどだった。(100mWくらいはあるかな?と思ったが、その半分しかなかった!)

望遠鏡やバッテリ(18650)などを用意して(図2<クリック>)実際に使ってみたら、多少、鳩の反応時間が短くなり、逃げ出すのが早くなった感じ。
しかし、しぶとい鳩になると、キョロキョロしたり、頭を羽根の中に埋めながらも、なかなか逃げ出さないので、これの照射制限時間30秒を超えてしまうこともあり、まだまだパワー不足の観ありだ。
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分解と組み合わせ
このLP(レーザーポインタ)は、4つに分解出来るようで、バッテリ18650、16340のどちらでも使えるそうだ。(図3)
用意したのは、ノートPC用バッテリ・パックのジャンク品から取った18650で、自家製充電器で満充電してから使用。
(中には、充電出来ないものもあって選別に梃子摺ったが、3個確保出来た。ま、そんなに沢山、入用にならねばよいが...)

狙いを付け易くするために望遠鏡を付けるが、今まで使っていた大型(?)クリップでは、ちょと小さ過ぎるので、ダイソーで超大型クリップ(2個?\108税込み)を買って来て、それで組み付けることにした。(図4<クリック>
外径22mmφのこのLPを、具合良く掴める!

性能調べ
試しに壁に照射してみると、強烈に明るい!
一体どれくらいの強度なのか?「OPTICAL POWER MULTIMETER」で測ってみた。(図5)
Wクラスのレーザー光だと、下手をするとセンサーが壊れるかも?と思いながら、測ってみると、何のことは無い、高々50mW強だった!(図6<クリック>

これで、鳩の対してどの程度の効果があるかは不明だ。
網膜を焼け切るほど強過ぎるのも、一寸可哀相な気がするが、さりとて、あまり脅威を感じさせないのも意味が無いだろうな。

後日、明け方と昼間で、鳩(の頭)に向けて照射し試してみた。
やはり、明け方が、効き目は大きいようだ。
かなり短時間の照射でも鬱陶しい!と感じたのか、バタバタと逃げて行った。
昼間では、太陽下で目が慣れているためか、頭をわきの下に突っ込むしぐさはするが、なかなか逃げ出さない。
でも、従来の光線銃よりは、逃避が早そうだ。
暫くこれで、十一月鳩(≒五月蝿い)の追い払いをやってみよう!

従来物との比較
今まで使って来た従来物−公称3mW品と比べてみた。(図7)
実は、その従来物も、電源として3.7Vバッテリを使い、電源ボタンを押し続けていると、次第に光パワーが増して来るという、妙な付加的特性がある。
(元々は、単3型乾電池2本の3V仕様なのだが)

今までは、その光パワーを測ったことがなかったので、今回測ってみたら、何と!押し続けていると10mW以上になるではないか!(図8<クリック>
...ということは、今回のハイパワー・タイプは、今までヤツの約5倍しかない|5倍もある?
はぁー、5倍の効果ってこんなもんか!?と少し気落ち。
鳩の“目くらまし用”には、もっと大掛かりなものが必要なのかもしれないなぁ。
(でも、あまり高価だとコストパフォーマンスが悪くなるし、趣味の範囲を超えてしまう。それに、片目の潰れた鳩がよたよた飛んで逃げる?ってのも、ぞっとしないしな)

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