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[二〇一六年十一月二十日]

XROAD RM-C5020ジャンクを、買った

やたら好奇心にかまけて、ハンディ・ナビのジャンクを眺めて来ているのだが、今回はXROAD RM-C5020メーカR.W.C)という機種を買ってみた。(総費用¥900送料込み)

説明では、“電源が入らない”とあったが、初期額(の高さ!)から推定して、“多分、動作するがバッテリが不良”の類だろうと読んだので、“不動リスク覚悟”で入札&落札。
通常なら、ハンディ機でのバッテリ不良化は致命的なのだが、私の場合、外付けを考えているから、動きさえすれば“少問題!”
(尤も、車載機なら電源に困ることは無いから、内蔵バッテリ不良でも“実用”にはなるだろうが、画面サイズが小さいと、やはり不便かも)

「ミニUSBプラグ」から電源を供給すると、動作は正常で、“GPS(ナビ)”なども問題なかった。それに、これもWindows CEが走らせられるらしい。(図1)
...が、やはりバッテリは、劣化・膨張していた。

電源について色々試してみたが、これに「Liポリマー・バッテリ(ASUS C11-ME172V 3.75V 4270mAh)」を、直接USB端子に接続する方法で上手く行くことが分かった。
...アップ・コンバータ方式も試したが、発熱も多く、結局は無駄だった。(図2<クリック>
 
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分解と確認

このナビ機は、ビス4本を外して簡単に分解出来たので、中を確かめるのも、先日のYUPITERU機でやったような失態はしなくて済んだ!

これの主基板は、Trywinシリーズとは異なるメーカの設計・製造のようだ。(図3)
“液晶パネルの互換性”などは、調べていないので分からないが、もしかしたら互換可能かな?
というのは、液晶メーカや品種は限定されるから、どうしても同じものを使う傾向があるからだが。
(まぁ、画面が壊れた時にでも、調べてみるかな?)

内蔵バッテリは、完全には死んでいなかった。充電をしたら、短時間なら使えそうな感じ。
しかし、私の用途には不十分なので、「外部バッテリ」を付加することを考えた。
(この内蔵バッテリは、外部電源の足を引っ張るので、リード線を切って、使わないようにした)


外部バッテリ(3.75V)で駆動可

これまで、ナビ機の外部電源用として、「携帯バッグ」の底に並べることを想定して、「18650」バッテリ2個組を重点に考えて来たのだが、今回、更にコンパクトにしてみたくなった。

外部可変電源で、“ナビ機への供給電圧”を何処まで下げられるか調べてみたら、およそ3.5V辺りまでは動かせそうな感じ。
これなら、Li-ionバッテリを、そのまま直結するだけでも、動かせそうだ!

で、スマホには使わず仕舞いだった、「Liポリマー・バッテリ」をこちらに活用してみることに。(図5下側)
背負わせてみると、横幅は丁度だし、厚みも薄く大して嵩張らない♪(図5上側)
今は、薄手の両面テープで、仮留めしてあるが、いずれはバッグが必要になろう。

ミニUSBコネクタ」も極力小さくなるように削り、バッテリ側のコネクタもピン・ヘッダーを利用してコンパクトに作った。端子部は、ホット・ボンドで留めてある。(図6<クリック>

長時間テスト&携帯用バッグ?

4.1Vまで充電したこの「Liポリマー・バッテリ」で、どの程度まで連続運転出来るかを見た。
関西から富士・山中湖までをデモ走行をさせてみたのだが、このバッテリだけで、実に4.5時間(以上)動作させられた♪(図7 朝7:50に起動し、12:20まで確認)
因みに、ナビ機の消費電力は、平均電圧約4Vで、平均電流約400mAなので、もっと長時間運転も可能だと思う。
まぁ、「Liポリマー・バッテリ」の容量が仕様通りであり、途中の電力ロスが少なければ、当然の結果ではあるのだが。

さて、前より一層コンパクトになり、半日程度の“徒歩行”にも、心置きなく持ち出せるようになったのだが、これを携帯するバッグが無い。
こんどは、「スケてるメッシュ・ケース」では不適合だ。(図8<クリック>
(また、適当なのを探さねばいけない)


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