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[2017年12月13日]
動作ジャンク・ナビ群を、掘出した

修理対象になりそうなナビ機のジャンク品を漁っていたら、4台セットの安価な出物(別々の出品者からの)2組が、目に付いた。
両方とも入札しておいたら、どちらも無競争で落札出来てしまった。(笑)

片方の“組/群”は(図2<クリック> ナビx2、タブレットx1、デジカメx1 ¥1,028送料込み)で、ナビ機(無銘:SPACE MACHINE? 7型)1台は正常動作したが、他のカー・ナビやタブレットは、不動品の上に傷みも激しく汚かったので、分解・確認・パーツ取り後、ゴミ袋行き。

もう一方の“組/群”は、先日改造したATG72N以外の3台は、いずれも動作品だった。(図1 ¥1,400税・送料込み)
(1台当り¥350送料込みの値になるので、“経済的”ではないが、“掘出し感”はある♪)

その掘出しジャンク品の内訳(本体のみ。他機能は省略)は、
 +KAIHOUTNK-703DT(ナビ機 7型)
 +DATAWESTANV-701A/DL(ナビ機能付きAndroid 7型タブレット)
 +A.I.D.ATG72N(ナビ機 7型 → 先日、5型に改造)
 +Garminnuvi 1480(ナビ機 5型)

これらは、治して愉しむといったジャンクではなかった...ので、多少拍子抜けはしたが、それぞれなりの特徴・特長があるので、実際に使ってみて、有用無用を確かめてみたいと思う。
以下は、覚えのための寸評。

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DATAWEST ANV-701A/DL
これが“叩き売り品”になった理由は良くは分からないが、この「Androidタブレット」は、市場では、二流か三流品としてしか評価されていないため?ナビ機能が付いたからといって、それほど評価も上がらなかったからかな?
だが、私の“ジャンク・ナビ集め”の眼から見れば、結構な“高級品”に見える。(図3)

持ち方によって画面表示の縦横を切り替えてくれる機能などは、昨今の「タブレット」では、通常の装備らしいが、これは私がナビ機を実際に持ち歩いて感じた“欲しい機能”だった。
興味があるので、一度その実用性を確かめてみたい。(図4<クリック>

他方、画面が大きいのは結構だが、持ち運びには嵩張るし、また電力の大喰らいは、(手持ち/ハンディ機としては)大きな負担になりそうだ。
7型ナビ機は、見易さは売りだろうが、電源の問題があるから、やはり“カー用”として使う方が合っているのではないかとも思う。
...ま、「Androidタブレット」を“車に据え置き”では、ちょっと可哀相な気もするが。

KAIHOU TNK-703DT
この7型ナビ機は、何処といって特長は無さそう。(図5)
使い勝手から言えば、もう少し小型の方が、外へ持ち出し易いと思う。

ただ、他の充電・蓄電表示が雑な機種に比べると、これの「バッテリー残量表示」は、大変見易い。(図6<クリック>
ただ、それの精度については、調べていないので、保証の限りにあらずだが。
この「残量表示」は、使っている/消費している時よりも充電時に有用で、今どれくらい充電が進んだかを見るのに具合が良いと感じた。

このナビ機は、未だ開腹して、中を看ていないのだが、外に持ち出すには、「内蔵バッテリ」を確かめ、外部に「補強バッテリ」を抱かせる必要があるだろう。
しかし、上記の7型機同様に、適当な「携帯バッグ」が見付かっていないので、持ち出しは、先になるだろうと思う。

Garmin nuvi 1480
やはり、5型機は、手に持ち易く、軽便そうでいい!(図7)
でも、結構重い...強度維持筐体とバッテリの重さが効いているのだろう。
これも、未だ開けてはいないので、中味は分からないが、バッテリは恐らく、1500mAh以上のものを搭載しているのではないか?

ナビ機も“ハンディ型”となると、更に軽量・小型で、かつ長時間運用(大バッテリ)という、相反する条件を何処まで満たすかが勝負処になる。
更に、もう一つの条件は、厚み!
小型にしたから、ちょっとくらい厚くてもいいだろ!?と、やたら分厚くした筐体は、余り有難くない。収納時に納まりが悪くて困るから。

“厚み”といえば、これの「USB端子」が妙な所にあって困る。
「USBプラグ」が後ろに突き出すため、甚だ不恰好!(図8<クリック>
外部「補強バッテリ」を抱かせようとすれば、こんな箇所の「USB端子」は使えない?
...いや、むしろ、此処を含めて“バッテリケース”と合体させるアイデアはどうだろう?...でも、厚みが増えるしなぁ...
(色々工夫する愉しみはありそうだ!)

A.I.D. ATG72N
これは、先回、移植改造したもので、筐体はDTN-6500用(6型)だが、中味(主にソフトウェア)は、ATG72N(7型)のものが入っている。(図9)
それで、何か矛盾した問題でも出て来るかな?と思ったが、今の処、自らが生み出した「タッチパネル」の“座標ズレ”だけしか無い。

大きくなったバッテリでの長時間運用は、未だ本格的にはやっていないので、分からないが、多分、中古品だからそれほどの期待は出来ないだろう。
やはり持ち出す際には、「外部補強バッテリ」が必要になると思う。

他のナビ機と比べていたら、地図の表示がやや異なっている。(図10<クリック>
都市部では、それほどの違いは意識していなかったのだが、このナビ機では、“標高差”が表されていることに気が付いた。

これは、徒歩で歩き廻る者には、出来るなら、もっと細かくして欲しい要素だ。
今、スマホやタブレットで需要が多いのは、都市部の“グルメ情報、買い物情報”ばかりかな?
「国土地理院」の数値地図などを上乗せした“歩行者用ナビ地図”の需要などは無いものか?
日本中で“歩け歩け運動”でも流行らない限り、無理かな?(苦笑)


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