[100414]
50V_DC電源を、25V_2段式に改修しました
先日、Li-ion充電池を爆発させたからビビッたわけでもないのですが、無理に50V化している24V電源基板を、無駄に壊しても勿体無いので、自作50V_DC電源を、安全側に改修しました。
元々使っていて、マルチ電源化の際、空間を開けるために外した電源基板VS50B-24を、今回再び足して、上下2段重ねにし、各基板の本来の守備範囲内(5V〜25V)に抑えて、25V+25Vで50Vを得るようにし、過負担の軽減を図りました。
出力電圧可変は、2連VR-10KΩ(\126税込)を使って、両基板を同時に可変制御するようにしました。
結果は、期待通り/以上の出力電圧(10V〜60V、後日7.5V〜60V)になりました。
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2段化のためのVRと背高スペーサ
50Vを出力させるのに、VS50B-24の電圧可変範囲を無理矢理広げていたのですが、各箇所の耐圧性が不足する恐れがあり、またスイッチで切り替えないといけない箇所などもあって、少々不満でした。
(今回の爆発が、ちょうどいい機会になったので、)修理して、待機させていたVS50B-24を使って、補填改修をする事に。
まず、基板を2段重ねにするために、背高スペーサ(30mm)を使いました。(左写真クリック)
更に、両方の基板を同時に電圧可変にするのに、(先日手回しよく買ってあった)2連VR(B型10K)を使いました。(左上写真)
これで、電圧可変範囲は10V〜60Vまで、軽々と変化させられます。(出力電流については、実際に調べていませんが、定格2.5Aまで問題は無いでしょう)
少し気に食わない点は、最低10Vまでしか下がらない事で、これはVRの最大値が10KΩだからかな?
(後日、これを50KΩに替えて、7.5Vまで下げられるようにしました)
出力ON表示
今まで、無駄に光らせていたNG(?)ランプでしたが、このLED赤ランプを出力端側に移しました。
そして、TEST MEAS.(?)スイッチでON(MEAS.側に)した時、つまり出力端子に実電圧が出ている時にだけ、これが点灯するようにしました。(左写真&クリック)
(電圧計の方は、事前設定値/名目値を表示しているってわけ)
今回の改修で、無理させて、安全性を損なっている箇所は大分減ったろうと思います。(しかし、この電源、何や彼やで、年から年中改修作業をしているのではないかと、自苦笑)
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