[051112]
自作機用LCDモニタの蛍光管を、交換しました
+++ 前置き +++
先回の小改装で、CPU、ノースブリッジ共にファンを外したのですが、
say96さんのアドバイスで、ノースブリッジのファンは元に戻し、CPUにはケースの大型ファンからガイド(似非ダクト!)を使って風を送るようにしました。(でも、こんなので効くかなぁ?)
騒音の方は、PC本体を机の横へ押し込んだら、低い音で唸ってますが、あまり耳障りではなくなりました。(それらより、テストで入れているベアリング軸受けの2.5"HDDの方が、ずっと騒々しいです)
+++ 前置き終わり +++
本題−序.
本体の整備が少し落ち着いたら、これに使っている液晶モニタの暗さが気になり始めました。
中古で買った年代物の12型(NEC製MultiSync LCD 12)ですが、今までは“どうせ、CPUクロックも133MHzだから”と諦め半分だったのです。
でも、クロックが600MHzにアップした現在、もう少し何とかしたいが、出来るかな?...
試しに、モニタの前枠を外して液晶パネルの横幅から推定すると蛍光管の長さはおよそ26cmで上下2本。“待てよ、これなら確か手持ちがあったはず・・・お、あった!”
年代物なのに/なので、蛍光管の交換が意外に容易な構造だったので、最初は可否の確認作業のつもりが最後の交換・入れ替えまで行ってしまいました。
やっぱり、表示が明るくなったのは、嬉しいことです!w(^-^)
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確認作業のつもりが
外函の両側にある目隠し蓋を外して、ビス2本を抜き取って前枠を外してみました。
中をじっくり眺めたら、四隅のビス4本を外せば、液晶モジュールが簡単に外せそうです。で、ついでにそれも外してみました。
(本体は寝かせておいてもよかったのですが、作業性やパネル面の保護も考えて、本体を立てた状態にして、液晶モジュールは前面を紙箱で支えるようにしました)
ところで、インバータ/蛍光管の横には、支えの板があってビス2本で止められています。それが邪魔なので外して、蛍光管スリーブが抜き出せるかどうかやってみました。
少し力を込める必要がありましたが、比較的スムーズの抜き出しが出来ましたよ。(あれあれ!)
上写真の<クリック>で、蛍光管入り金属スリーブを少し引っ張り出した状態の写真。
スリーブ毎抜き出せたら、もう蛍光管の交換までやらざるを得ませんねぇ。
蛍光管の交換
左の写真は、交換用の蛍光管(左側)と未交換のもの(右側)を裸で点灯させた様子です。
(眼で見た感じだと、かなり輝度に違いがあるのですが、写真ではその差を十分表現出来ていないようです)
交換は、管をスリーブから抜き取って殆ど素の状態で入れ替えました。リード線もチョン切ってから半田付け。
尚、リード線の片側は、金属スリーブが代行していました。
左写真の<クリック>で、管を丸裸にしたものと、手前のは入れ替えたものの様子。(中央の“透明な支え”は面倒だったので、使わず)
無事終わって
この交換は、“案ずるより産むが易し”の感がありました。
通常の蛍光管の交換作業は、始める前に気合の一発でも入れてからでないと、取り掛かれないのですが、今回は確認のつもりが先へ々々ずるずると。
交換の結果、明るさムラも無く輝度アップしたので、(贅沢な話ですが)少し拍子抜け!
このモニタ、額縁が広いので多少馬鹿にしていたのですが、蛍光管の入れ替え作業には大変具合が良い構造だったので、改めて見直しました。