[051129]
AD11-H1の主HDDも、差替可能にしました.
“スマートに、かつ安く、バックアップ用のクローンHDを造りたい!”という目論見で色々やって見ましたが、最後はやはり(皆さん方が薦めて下さっているような)市販・有償ソフトを使わざるを得ないみたいですね。
でも、それだとどうもコスト高になりそう。
(折角ジャンク品の寄せ集めでPC本体をローコストに仕上げても、ソフトウェアが高く付いては、ジャンク・ハードウェアに申し訳が立たない!?)
なので、当初の方針を少々捻じ曲げて、「ノート用の新規HDを準備するためのデスクトップ」つまり「2.5"HDにOSをインストール出来るPC」で我慢することにしましょう。
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OSの組み込み
と、渋々始めたのはいいのですが、OSがWin98とWin2000とでは、どうも勝手が違うようです。
OSがWin98の場合だと、ドライバ類の削除・更新以外に殆ど問題は無かったのに、AD11-H1で組み込んだWin2000が、ノートPC(FMV-5133など)ではちゃんと立ち上がりません。(NTLDRが見付からないんだそうです)
また、その逆も立ち上がりませんでした。こちらは、ドライバ類を組み込む前にシステムが停止。(致命的エラーだそうです)
(多分、世の中には「Win2Kの上手な組込み秘策」があるのだろうと思いますが、ここでは「単純な方法」が望みなのに、こんな調子だと先が思いやられますねぇ)
もうこうなったら止むを得ません!ここはひとつ基本に立ち返って、単純な内容「主HDDをリムーバブルにする」事だけに絞りました。(その他の複雑な未解決問題は、総て先送りで〜す!)
主HDDの差替え
と言う事で、折角メインを2.5"HDDに差替えが出来るように、追加の差替え器を買って来た(\699税込)のですが、あまり効果的な使い方は出来そうにないようです。
まぁ、Win98程度なら、OSの組み込み支援は出来るでしょうから、まったくの無駄でもないはず。
左写真の2.5"HDDのダブル接続用ケーブルは以前に買ったもの。
この接続部、クネクネするので、HDDを抜く時はかなり厄介です。これに限らず、デスクトップ型全般に言えそうですが、接続の自由度を持たせるために、ケーブル類が異様に長かったり、余裕が有り過ぎたりして、多少言い過ぎでしょうが、甚だ不恰好ですね。ノート型に馴染んだ頭/身体にはやや辛いものがあります。
HDDの増設実験
OS組み込みの問題は取り敢えず避ける事にして、以前からあったHD内容破壊問題について、HDDを多数台接続したら起きるのかどうか少し検証してみました。
(このデスクトップが組み上がった時、嬉しがって沢山のHDDを繋いではしゃいでいたのですが、実は...)
その頃に、写真のHDD4台共、中身破壊の洗礼を1回ずつ受けています。それらをセカンダリIDEに置いた時で、何もしないでも(?)起きた感じだったのですが、もしそうなら今回も起きるはずです。
今回は、IDE-HDD3台、6ドライブまで増やして、ファイル群の転送などをしてみましたが、残念ながら?まだ、どれも壊れていません。
(写真<クリック>で、「ディスク管理」で見た様子。ディスク1,2は、2.5"型で、全部FAT32にしてあります)
更に、IBM製DiskManagerでセカンダリIDEのマスタ−スレイブ間でファイルのコピーをしてみましたが、これでも異常は発生せず。どうやら、何かミス操作をしない限り、単純に3台(6ドライブ)にしたくらいでは壊れないみたいです。
・・・と書いた後で、AD11-H1を立ち上げてみたら、冗談じゃない!やっぱり、セカンダリのHD(マスタ、スレイブ共)の中身が壊れてました。(ただ、立ち上げただけなのに!トホホ!)
壊れる理由は?
どうも、こうなるとやれるのは推測だけ。
1.ドライブ数が4を超えたため、異常発生
2.M/BのBIOSが、IDEのマスタとスレイブを切り分けミス
3.メモリなどとの相性が悪く、立ち上がり時に実行ミス
問題なのはHDDの台数ではなくて、やはりドライブの数なのでしょうか。(それにしても、ちゃんと動作する/している時もあるから、何故気まぐれに異常が発生するのかが、よく分かりません)
反省
どうも、自分の好き勝手・やりたい放題にやろうとして、上手く行かないと言って愚図るのはよくないですねぇ。ちゃんと下調べをして、きちんとルール通りやって、まともな結果を出す方が、いいかなぁと思ったりもしますが。
今回のデスクトップPCでのHDD随意入替えで、その壁に突き当たりました。それも実に八方塞がりの壁だもんで。
(尻尾を巻いて退散するか、はたまたドンキホーテのように遮二無二突っ掛かって行くか?!...明日も続く)
追記 [060114]
その後、「HDDを入替えた後は、兎に角BIOSやOSに状況を確実に認識させてから一度電源を切り、再度立ち上げる」と更に「BIOSのS.M.A.R.T.機能を停止しておく」と云う方法を採れば、ドライブの内容が壊れる事は無くなりました。
思い返してみると、内容が壊れた時は「HDDを入替えて、立ち上げたら直ぐに内容の書き換えをしていた」ようで、通常なら問題にはならないと思っていたのですが。
(まぁ、終わりよければ全て良し!デス)