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[171006]

hp t5730ジャンクに、IDE-320GBを載せてみた

先回、hp t5730に、1.8型IDE-60GBを組み込んでみたが、“据え置き型PC”だと容量的に物足りなく思い、2.5型IDEを載せてみようと思い立った。
IDE型HDDは、沢山の手持ちがあり、中でも320GBは2個も遊んでいるのだ。
そうだ!それを使おう!(図1)

容積的には、筐体内に何とか入りそうなので、邪魔になりそうな“出っ張り”を取り除いたり、横に寝かせたりして、WD-3200BEVE_WD製IDE-320GB_押し込んだ。
電気的絶縁をするために、コピー用紙を適当な大きさに切って、それに巻き付けておいた。(図2クリック)
機械的に傷を付けたりしない限り、こうした“紙絶縁”でも素人的には問題ナシだ♪

これに、Win7を組み込んでみた。
しかし、どうも動作が鈍い感じがある。CPUクロック周波数が1GHzでは鈍いのか?はたまた、IDE-HDDでは遅いのか?
それとも、今の“メイン機の速さ”に合わないからなのか、良く分からないが、取り敢えずこのまま、「リモート接続」で扱ってみよう。

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空隙作り小細工

2.5型HDDを入れるには、やはり、「増設メモリ」の上辺りが良かろうと、現物を置き、中蓋をしようとしたら、何やら抵抗感がある。
隙間から覗くと、「ボス/ポスト」の一本が、HDDに当たるようだ。(図3)

これは、壁や土台に固定_マウント_する際に使うらしい(?)のだが、今は・今後もこれを使う予定や見込みは無い。
そこで、HDDに当たる一本だけ、思い切ってドリル_刃_で、削り落とした。(図4クリック)
もう一本の方は、「接続ケーブル」の上になるのだが、そちらの方に自由度/可とう性があるので、そのまま残した。
_硬いフラット・ケーブルを使う時には、こちらも、削り落としておいた方が良いかな?_

2.5型押し込み

2.5型HDDを納めようとしたら、どうもスピーカ配線用の「ピン・プラグ」が邪魔!
これは折り曲げて、横向きに寝かせれば良さそうなので、少し余裕を持たせて手で折り曲げた。(図6クリック)
“接続の有無/良否”については確認していないが、多分大丈夫だろう。
_“サウンド”の必要が出てくれば、その時に調べよう_

尚、手前の背の高い「電解コンデンサ」_6.3V、2500μF?_は、特に寝かせるなどの細工は不必要で、一応、中蓋を閉めた状態でも、ちゃんとHDDが納まるのは確認した。(図5)

HDD裏側の保護用として、標準のプラスチック・シートや金属シートはあるのだが、敢えてそれらは使わず、コピー用紙を適当な大きさに切ってHDDに巻き付けて絶縁用とした。
中蓋、外蓋をして、Win7を組み込んでみたが、今までの処、問題は発生していない。

HDDアクセス速度は?

これへのWin7の組み込みは、通常通りだったが、“Windows update”が素直には行かなかった。
4時間以上掛かってもなお、終了しないので、一旦電源を落として、再起動した。
その後、“updateに失敗したから!”と“巻き戻す処理”を、また延々と続ける始末に。
その時から、どうもこの“シン・クライエント”は、予想以上に鈍足/鈍速ではないか?と疑い始めた。

HDBENCH」のALL値約23K程あるので、一応、“パフォーマンス”はそれ程悪くないし、グラフィックスもそこそこ速い。

もしかしたら、HDDのアクセスかな?と調べてみた。
「HD Tune」のベンチマークでは、平均約28MB/sだそうな。(図7)
これは、あまり良い値ではないと思う。
速いところでは、70〜80MB/s以上が望ましいのだが、このマシンは、こんなものかもしれない。_諦め_

他方、自棄に“フラットな値”なのが気になったので、メイン機に“USB接続”で、IDE-320GBとSATA-320GBのベンチマークを調べてみた。
面白いことに、“USB接続”だと、端_外円周_から端_内円周_まで、同じようにフラットな値になっている。(図8クリック)
何処かでバッファリングされ律速されているのかもしれないが、“約30MB/sフラット”というのが興味深い。
更に、ネットで調べてみた。
_AKIBA PC Hotline! 2008年12月27日号の記事例_
ここでも、やはり遅いIDEは、最高でも30MB/s近辺らしい。また、SSDは、大体、“フラット”になるらしい。

普通は、HDDの円盤外周は、アクセス速度が大きくなるのが一般的だと思うが、このhp t5730上でのIDE-320GBの“アクセス速度のフラット性”は、何か妙な気がする。何処かでバッファリングされているのではないか?

縦置きスタンド

このマシンは、立てておくタイプのようだが、そのままでは安定性は良くない。
適当なスタンドの手持ちは無いので、昔、百円/個で買った幅20mmのスタンド_NEC-PC用?_を広げる細工をして使うことにした。(図9)

この下の「重し板_ステンレス製_」を外し、「プラ製台座」を真ん中から切って、金属板で繋ぐ予定だった。
しかし、下の“ステンレス板”は硬過ぎて、金鋸では簡単に切れそうに無い...ので、早々に諦めて、手持ちの薄いアルミ板を使うことにした。
これを2枚作り、台幅が約40mm幅になるように、“元のビス孔”を使って、固定した。

一応、“フィットする台座”にはなった(図10クリック)が、何せ、台座も本体も軽過ぎるので、簡単に、移動/スライドしてしまうのが難点だ。(苦笑)


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