我楽多苑 PC-VA80J 液晶シミ 液晶割れ
[101031]
VA80Jの画面シミ除去で、失敗しました
嗚呼悲し!最後の一押しが、こんな破局に繋がろうとは、思いもしなかった!
VA80Jの画面のシミを除きたくて、中のレンズ・シートを慎重に水洗をして、相当改善出来たのですが。(左写真クリック)
最後に欲を出して、小粒のゴミを取り除こうと、頑張ったのが良くなかったようです!
枠を嵌める時に、レンズ・シートか拡散シートのどちらかの凸部が、少しずれて液晶パネル側に挟まっていたようで、無理に閉めたら、液晶ガラスに割れ目が入ってしまいました。_左写真。クッソー!一巻の終わりだぁ_
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
画面のシミとパネル内構成
訳(?)あって、VA80Jを使えるようにしておきたいと思ったのですが、生憎画面に相当目立つシミがあちらこちらにあり、これではちょっと拙い!(左写真)
これを改善するために、久し振りに、液晶パネル内の「シートの洗浄」をやってみる事にしました。
パネル内の構造は、割合素直/シンプルです。(左写真クリック)
が、外す時の問題点/厭らしさは、そこここに両面テープが使ってあるので外し難い事甚だしいのですが。
パーツ外し
兎に角、その前に、本体から液晶モジュールだけを外さねばなりませんが、先ず何処から何を外すかが、何時も悩む所です。
この機種も、やはり、最初は前枠から外しました。その後、更に、上蓋_液晶モジュールの容器!_を取り外して、横のビスを外す段取りで。
両横の支柱は、最後に外す事になりましたが、その支柱を台座から外すかどうかは、気分次第でしょうね。分解しておいた方がやり易そうでもあるけど、そうでもなさそうだし。
結局最後は、台座部のカバーを左右に引っこ抜いて、カバー類を外してしまいました。_左上写真_
尚、液晶用コネクタは、外せるのは本体側とパネル側の2箇所ありますが、今回は_取り扱いが楽になるので_パネル側を外しました。
また、インバータ端子も液晶パネル側_蛍光管端子_外しました。
(左上写真クリック)
レンズ・シート汚れと洗浄
液晶モジュールの金枠側面のテープを_蛍光管側から_剥して、枠を外せば、中のシート類も見えるようになります。
そのまま抜き出せばよいのです、凸部に両面テープが付けてあるので、なかなか抜き出せませんでした。
左写真は、抜き出したレンズ・シートのシミ群。
この凸部は各シートに3箇所あって、この凸部を枠の溝に嵌めれば、シートの向きが自動的に決まるので、具合がいいのですが、乾燥時の吊下げ用には少し狭い感じ。(左写真クリック)
_尚、ここをセロテープで留めてシートを下げていたら、洗浄時に何かが溶け出して、シート上に薄い膜が残ったので、どうもセロテープの使用は不可ですね_
微かな模様と影響
洗浄は42℃の温湯で、不織紙で軽く一方向に何度も擦_こす_って行いました。当初、洗剤を使ってみましたが、薄い残留膜の様子から、やはり只の水道水_40〜43℃_で擦る方が無難なようです。
ただし、不織紙にゴミなどが付着していると、傷を作る原因になるでしょうね。_今回は、幸い傷は出来なかったようです_
丁寧に洗ったつもりですが、少し、薄いムラ/膜?のようなものが残っていました。(左写真)
これで、一度試験的に様子を見たら、表示状態には、特に影響は無いようで、一安心。(左上写真クリック)でも、もう一度綺麗に洗い直しました。
結果、1度の軽い洗剤洗浄と、2度の温水洗浄で、結構綺麗になりました。・・・ が、装填する際に入り込んだ小さな埃が、幾つかの黒点になって、残っていました。
これらの埃の付着は、パネルを立てたまま作業をすれば、かなり回避出来るのですが、どうやら手動ブロワーを使った時、逆の埃を巻き上げてしまったようです。
黒点達は、それほど我慢出来ない類でもなかったのですが...欲気を出し過ぎました!
それらを完全に除きたいと作業をした後のパネル収納時に、ピシリ! ・・・ ギョエー!_後の祭りデシタ)
−−−−−−−
その他
この液晶モジュールは、TOSHIBA製 LTM12C505Nで、昔のモジュールに比べると随分薄い感じがします。
きっと、液晶パネル/ガラスもかなり薄くなっているのでしょうね。以前のは、少々押えても割れる様子は無かったのですが、今回はあっさり割れてしまいました。
左写真は、モジュール裏面の様子で、端子位置の備忘録用です。
また、左写真<クリック>は、使った小道具類。
[表紙頁]へ 関連記事の目次へ [一言板]へ