[011122/011217]

変わったマウスを、見付けて来ました *追記あり

PC110用キャリング・バッグを買った店で、今時珍しいマウスを見付けました。(以前、店頭で見掛けた事はありましたが、その後姿を消してしまったものです)
買った値段を失念(もう?)してしまいましたが、確か1千円以下だったと思います。(因みに、定価は5千円)

黒いボールのように見えているのは、実はダミー。これは、まったく動かせません。開梱するまでは、多少動かせるかな?と思っていたのですが、なんのなんの!
(動かせるとしたら、どんな風に使うのだろう?と、色々空想しては楽しんでいたのですが、残念ながら肩透かし)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
メカは.
中にあった車輪が、外に出て来たような具合です。
通常のマウスでは、2つの車輪が中に直角に配置されていて、これをボールが擦りながら回して行くのですが、このマウスは、いきなりその車輪が地面を擦るようです。(ちょっと見難いので、赤丸印で囲いました)

上手く行くか?
柔らか目のマウス・パッドなら問題無く、カーソルの動きもスムーズです。でも、固目のパッドや固い表面、例えばTP760ELの背中などで動かすと、横向きの車輪が"キリキリ"と擦れる音がします。これは、ちょっと気になる!
(何で、TP760ELなの?とは聞かないで下さい。たまたま使っただけなんデス)

原理的には、摩擦で回転させる箇所が3から2箇所に減って、「スリップ事故の危険性」はそれだけ減る事になるので、良いはず。 他方、ボールの質量による慣性/ハズミの効果も無くなるので、"蹴っ飛ばして"カーソルが少し余分に走る感触は味わえなくなります。つまり、「律義さを絵に描いたように反応する」と言う事になるのでしょうか。

使い心地.
"軽い!"の一言。それに合わせて、マイクロSWも柔らかいのを使っているのでしょう、全体的に"ふわふわ"の印象です。通常の重い(?)ボール・マウスをごろんごろんと転がすのと比べると、雲泥の差(?)。(でも、あまり軽過ぎるのもなあ...)

まだ買ったばかりですから、評価するには早過ぎます。もう少し使い込んで見ましょう。


*追記
これを、メイン機種(TP560E)で2週間程使ってみました。"軽くて、結構使い易い!"というのが、当苑主の感想です。しかし、「ホイール」(これのコントロール・ソフトは、無線マウス用を流用)の使い心地は、今一つですね。

まず、回転時の機械的クリック機能がゼロなので、体感的に移動量が分かり難い事です。それと、全体の軽さの割には、これを押し付けるのに結構指の力が必要なので、かなりアンバランスな感じがします。
いい加減な押し方をしていると、画面がスクロールしっ放しになる事がよくありますし、指を離す時、「行」がずれる事があるので、一瞬ですが目標行を見失う事もありますね。これはちょっと困りものかな。

欠点をあげつらいましたが、もし今度大型(標準型?)のものを買う時には、"また、これを追加してもいい"と思ってます(安ければ、ですが)。


[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ