[表紙頁]へ  関連記事の目次へ
[二〇十八年十月十五日]
PC110 TFTパネル化 散歩 

PC110」表示部の“TFTパネル化”が、先回で二歩(?)進んだが、今回は、寄り道をしてしまった。

今まで以上にペースを上げて、Win95が載った「CF(Compact Flash)」を使って、Win95でのカラー画像の“表示状態”を確認していた。(図1)
画像の“色合い”が、どうにもヘンだ。...(図2<クリック>

TFTパネル用プログラム(仮称:tft_lcd.com)の設定が、まだ不足なんだろうと思うけど、それを修正しては試し、修正&試しをしながら追っ掛けていたら、ある時、画面が真っ白なままで、なかなかWin95立ち上がって来ない/異常が起きた。(オカシイ!)

「ポトリ」と「外部ディスプレイ」を使って調べたら、「内蔵Liバッテリ」の消耗が原因で、起動ドライブの順序がデフォルト状態に変わってしまっていたようだ。
しかし、本体だけのこの「TFTパネル」では、“BIOS設定画面”を見ることが出来ないし、設定も出来ない。...弱った!

だが、考えてみると、デフォルト状態なら、最初に「FD」、次に「PCMCIA」、「HDD-1」と続くはずだから、、、そうだ!起動は「PCMCIA」を第一位に考えればいい!と閃いた。
今まで使って来た「CFスロット」は、もう諦めて、「CF」を(アダプタを使って)「PCMCIAスロット」に差し、“PCMCIAカード扱い”で使うようにしよう!
こうすれば、わざわざ“BIOS設定”で、「HDD-2」の起動順位を第一位に格上げする必要も無くなる。
やってみたら、その方式で素直に起動するようになった♪

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

+++ 起動順序が変わったら? +++

今までずっと、メイン・ドライブとして「CF」を使って来たのだが、それを差す「CFスロット」は、実は、通常の起動順序に入らない“HDD-2の扱い”になっている。(図4<クリック>

平時は、その“HDD-2”は、BIOS設定で順位を第一位にしてある(図3)のだが、今回は内蔵の「Liコイン・バッテリ」が消耗してしまい、その地位を維持出来なくて、“HDD-2”は予備軍に転落させられてしまったようだ。
だから、その「CF」内のOSは、ちゃんと読まれず/立ち上がらず、結果として、「TFTパネル」は白いままだったのだ。(これは、困った!)

先回までは、「ポトリ」と「外部ディスプレイ」があれば何とかなる!と思っていたが、現実には、何ともならなかった!?
つまり、「TFTパネル」にすると、(現状では)永久に(?)この“BIOS設定画面”とは出会えないということらしい。(トホホ)


+++ CFをPCカードとして使う  +++

元々、「PCMCIAスロット」は、色々な目的に使うだろうとして、概ね開けてある。
(ただ、1スロットは、既に「無線LANカード」用として使って来ているが)
メイン・ドライブ/HDDとしての「CF」は、“CF専用のスロット”を使えば良い!として来た。
でも、そうした(ややマニアックな)方法は、今回の場合、“不測の事態”を招いてしまったわけ。

まぁ、“OS入りCF”は、「CF専用スロット」だけでなく、臨機応変に「PCMCIAスロット」も使うようにすれば、起動しなくて慌てることも無いと、思い知った!

それと、Win95が前に異常終了した際、次回の立ち上がりの時に“チェックするかどうか”のメッセージが出ているはずだが、これが今回の「TFTパネル」では見えない。
だから、怪しい状態の時には、“目暗打ち”しないといけないみたい。
(これは何とか改善しないとダメだな。。。)


+++ 進めたいTFT化 +++

“液晶の劣化”が進んで、もう何が映っているのかが分からない状態の「PC110」が数台(実は、全部)あるので、それらを早く、ちゃんと映るものにしたい。(図8<クリック>

TFT化すれば、文字も鮮明な感じがするので、小さなプログラムなら、この「PC110」ででも作れそうだ。(図7)

まぁ、今試作中の「tft_lcd.com」は小さなアセンブラ・プログラムだが、これなどを、ちょこちょこと作れるので、便利がいい!
しかし、まだまだ課題が沢山残っているので、それらを順に潰して行くのが、苦労...なのか、楽しみなのか。(笑)


[表紙頁]へ  関連記事の目次へ