PC110 TFT化 19 6型 Win95 復活
実験用に使って来た「TFT6型化 PC110」が、何時の頃からか、FD(フロッピー・ディスク)上の「PC-DOS」からしか起動しない状態になっていた。(図2<クリック>)
これが、ある“PS2コマンド”によって(内部初期化された為か)、CF(コンパクト・フラッシュ)に組み込んだ「Win95」で、正常に起動出来るようになった!万歳!三唱(図1)
そのコマンドは、これ!
>ps2 _@DEFAULT
実は、このコマンドは、ふと思い付いたもので、あまり期待もしていなかったのだが、やってみたら効いた!って感じ。
勿論、その後で、様々な処置が必要だったので、最後まで「Win95」が、ちゃんと走るかどうかは分からずにヤキモキしたが、最後は上手く行った♪(やった!)
後で、“自動電源断”を行わせる為に、“DOSモード”で、
>ps2 _@cmos f9h=11h
を実行した後、一旦電源を切って、その後で再起動した。
「6型TFT」はパネルの消費電力が多過ぎて「PC110」本体の電源部に悪影響が出るのではないかと、一時は危惧していたが、どうやらそれも大丈夫らしい。
“TFT化”は、無理に(品薄な)5型に絞り込まず、6型を活用することを考えた方が良さそうだ。(とは言っても、もう残りは、1台だけなんだが。苦笑)
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+++ 外部ディスプレイへの切替 +++
「TFT化PC110」は、何が面倒か?と言えば、“BIOS設定の表示”が「TFT画面」に出せないことだ。
(これは、BIOSコード内に「ct65535.com」を埋め込めば、改善出来るのではないかと思うのだが、困難な作業になりそうなので、二の足を踏んでいる)
現状で、「外部ディスプレイ」上に“BIOS設定画面”を出すには、「PC-DOS」動作下で「ct65535.com」で、そちらに切り替えておいて再起動するか、あるいは、それと「Fn+F7キー」とを組み合わせるか、といったような、かなりの変則的・試行錯誤的な操作が必要だった。
なので、確実な方法は、まだ分からない。
+++ HDD-2を第1ドライブに +++
兎に角、“BIOS設定”画面を表示させて、デフォルト状態になっている“起動ドライブ順序”を、リセットする。
そして、HDD-2を第1ドライブに指定する。(今回も、無意味なんだが、FDDを第2ドライブにしておいた)
+++ Win95 新CFの作成 +++
元々の「Win95種」は、35+α枚のFD群だったのだが、今は、全部HD上のファイルにしてある。(図4<クリック>は、リストの一部)
それらを(メイン機上で)CF上にコピーしておいて、「PC-DOS」上で、それの「setup.exe」を呼び出して、(Cドライブにしてある)CFに組み込んだ。(図3)
今回は、その組み込みが上手く行ったようで、再起動したらちゃんと「Win95」が立ち上がって来た。大変、結構!
+++ 「即時終了」アイコンの作成 +++
「PC110」の赤ボタン/スティックは、お世辞にも使い易いとは言えない。
終了する為に“3ステップ”も必要なのは、どうにも面倒だ。
そこで、一発終了/即時終了のアイコン(即時終了アイコン)を作った。(図5)
まぁ、これは、備忘録的なもので、(忘れていたコマンドを、)改めて掘り起こして来たもの。
コマンド:rundll.exe user.exe,exitwindows (図6<クリック>)
(尚、アイコンは、rundll.exeファイルに内蔵されているものを適用)
+++ 画面のチラツキ問題 +++
明るい壁紙を使うと、画面のチラツキが目立つ。
これは、元のDSTN液晶では、上下2分割駆動で、実効的フレーム周波数が“ぎりぎり”だったものが、TFT液晶にしたら半分になってしまったので、チラツキが目立つ結果になっている。
調べてみたが、これを改善する方法は無さそう(?見付けられない!)なので、このままとする。