4.PC110用 TMBM(MultiBoot) 未完成 [to MBM CF] PreFinish [2021/04/24]
3.PC110用 TMBMメニュー表示 改良 [to MBM menu on TFT-LCD] [2021/04/18]
2.PC110用 MBMメニュー LCD表示 [to MBM menu on TFT-LCD] [2021/03/27]
1.PC110用 マルチ・ブートCF 試作 [to Multi-Boot CF try] [2021/03/11]
[令和三年四月二十四日(2021/04/24)]
PC110 マルチ・ブートCF 完成 [to Multi-Boot-CF Finish ]
+++ 全「PC110」でのネット閲覧が、最終目標 +++
当苑での「PC110」の維持・管理は、"インターネット閲覧"が可能な"動態保存"が最終目標だ。
しかし、老化に伴って、FDDからは起動出来ないマシンや、単独では"Win95-CF”や"Win98-CF"が作成出来ないマシンも出始めた。
なので、別途、"作成可能なマシン"で、それらが起動可能なCFを作成してやらねばならない。
そのついでに、万能型"マルチ・ブートCF"を用意することにしたわけ。
その"Multi-Boot-CF"第一号が完成した!(図18[クリック])
そして、その"Win95/98"で、"インターネット閲覧"が可能になった。
実は、色々な"ウェブ・ブラウザ"を、試してみていたのだが、どれも使えず。
結局、「IE5.5」に戻って来てしまった。閲覧出来るのは、殆ど表紙1頁か、(「Google」などの)"画像"だけだが、まぁ、これで良しとしよう!(図17)
「マルチ・ブートCF」の機能は、
+「PC-DOS」|「Win95」|「Win98」切り替え可能 ・・・ TMBMによる
+「WVGA-TFT-LCD」 | 「STN-LCD」(「FSTN-LCD」)切り替え可能 ・・・ TMBM、ct65535f、ct65535wによる
+「PCWA-C150S」|「WLI-PCM-L11GP」差し替え使用 ・・・ (両ドライバのWin95用、Win98用を準備)
"ネット接続"には「無線LANカード」を用いた。
SONY製「PCWA-C150S」、またはBUFFALO製「WLI-PCM-L11GP」のどちらかを使う。
尚、「マルチ・ブートCF」の"クローン作成"を試みたが、どのツールも不成功。
なので、1枚ずつ作成しないといけないようだ。(トホホ!)
どうやら、クローンを作成する為は、系が"LBA対応"でなかいので、ダメらしい。
壊れたソースの方は、もう一度、初めから作り直しだ。
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+++ 無線LANカード +++
本音は、コンパクトになるので、全部に(短頭型)「PCWA-C150S」を使いたかったのだが、もう今では、安価購入・入手は困難なようだ。(図19)
(改めて調べてみて、SONY Aibo用の"無線カード"も同じもののようなので、これも使えるかもしれない。他方、"カード・バス"方式のものは、多分、「PC110」では使えないと思う)
結局、沢山手持ちがある「WLI-PCM-L11GP」を使うことにした。
試しに、それを、分解してみたが、どうやら短頭型に改造することなどは、到底無理みたい。
それに、「小型バッグ」に入れる必要が少なくなったので、多少、机上で嵩張っていても我慢出来そう。
+++ 苑内ネット接続 +++
先ず、「無線LANカード」で、"インターネット閲覧"に努めたが、一応、"画像閲覧"なら可能だったので、一安心♪(図22[クリック])
(以前のように、"暗号化通信"ではなかった時代には、何の問題も無かったのだけれど、今では、それが大問題!)
次に、試したかったのは、メイン機(Win10)などから「PC110」(Win95,98)を直接アクセス出来るかどうか?出来るならやってみたい。
当初、現状のままではダメだったのだが、ネット上で調べたら、smb1.0をアクティブにすれば良いそうだ。
早速、やってみたら、確かに上手く接続出来た!(図21)
これで、"苑内のマシン同士"とも会話が出来る(はず)。
今までは、試作したプログラムの転送・交換を、抜き差しに気を使いながら"CF"で行っていたのを、今後は、"無線通信"に替えることが出来るので、便利が良くなるだろう。
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[2021/04/24]
PC110 Multi-boot CF completed
+++ All " PC110 ", the final goal is to browse the Internet +++
The ultimate goal of maintaining and managing " PC110 " at our garden is " dynamic preservation " that allows "Internet browsing".
However, due to aging, machines that cannot be booted from FDD or alone " Win95-CF" or " Win98-CF Some machines have started to be unable to create Win95,98-CF ".
So you have to create a separate CF that can boot them on a "createable machine".
In addition, I decided to prepare a universal type " multi-boot CF ".
The first " Multi-Boot-CF " has been completed ! ( Fig.18 [click] )
And with that " Win95,98 ", "Internet browsing" became possible.
Actually, I tried various "web browsers", but none of them worked.
In the end, I came back to " IE5.5 ". You can only browse one page of the cover page or "images" (such as " Google "), but well, that's fine! ( Fig.17 )
The function of " Multi-boot CF " is
+ " PC-DOS " | " Win95 " | " Win98 "font>" can be switched ... by TMBM
+ "WVGA-TFT-LCD" | "STN-LCD" ("FSTN-LCD") switchable ... TMBM, ct65535f, ct65535w
+ " PCWA-C150S " | " WLI-PCM-L11GP " replacement use ... ( WLI-PCM-L11GP of both drivers Prepare for Win95, Win98 )
" Wireless LAN card " was used for "Internet connection".
I'll use SONY made " PCWA-C150S " or BUFFALO made " WLI-PCM-L11GP ".
I tried to "clone" " multi-boot CF ", but all the tools were unsuccessful .
So it seems that I have to create the CF one by one. (Tohoho!)
Apparently, the system is not " LBA compatible " to create a clone, so it seems to be useless.
If I get a new source (which was broken), start over from the beginning.
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+++ Wireless LAN card +++
I wanted to use " PCWA-C150S " for all (short head type) because the real intention is compact, but now It seems that it is difficult to buy and obtain cheaply. ( Fig.19 )
(If one look it up again, the "wireless card" for SONY Aibo seems to be the same, so one may be able to use this as well. On the other hand, the "card bus" method May not work with " PC110 ")
After all, I decided to use " WLI-PCM-L11GP " which I have a lot of (cheaper) them.
I tried disassembling it, but it seems impossible to remodel it into a short-headed type.
Also, I don't have to put it in the " small bag ", so I can put up with it even if it's a little bulky on my desk.
+++ Internet connection in the garden +++
First of all, I tried to "browse the Internet" with a "wireless LAN card", but for the time being, "viewing images" was possible, so I'm relieved ♪ ( Fig.22 [click] )
(As before, there was no problem in the days when it was not "encrypted communication", but now it is a big problem !)
Next, I wanted to try communicate with " PC110 " and the main machine ( Win10 ) etc. Is it possible to directly access to " PC110 " ( Win95,98 ) ? I want to try it if possible.
Initially, it was useless as it is, but when I looked it up on the net, It seems that "smb1.0" should be activated .
When I tried it immediately, I was able to connect successfully ! ( Fig.21 )
Now I can have a conversation with "machines in the garden" (should).
Until now, the transfer and exchange of prototype programs was done with " CF " while paying attention to insertion and removal, but from now on, "wireless communication " It will be more convenient because it can be replaced with.
[令和三年三月十一日(2021/03/11)]
PC110用 マルチ・ブートCF 試作 [to Multi-Boot CF try]
机上の棚が、各種OSを組み込んだ"差し替え式"のCF(コンパクト・フラッシュ)で溢れそうになって来た。(図3)
それで、いっそのこと、全機体に"マルチブート"が出来るCFを入れておけば、差し替えの手間が省け、机上の片付けも出来るのではないかと考えた。
偶々、多数個ジャンクの"1GB-CF"(ノーブランド)を見付けたので、それを買った。(10個¥2,460送料込み)
以前にやったことのある「MBM 0.39」で、「PC-DOS」、「Win3.1」、「Win95」、「Win98」を、全部組み込んでも、"1GB"でお釣りが来る予定だったが、..."見通し"が甘かった。
容量はギリギリで、結局、「PC-DOS」と「Win3.1」は共存させ、およそ140MB、400MB、460MBずつにして、やっと収まった。(図2[クリック])
一応、「PC-DOS」→「Win3.1」、「Win95」、「Win98」を組み込んで、それぞれを単独で呼び出せるようになった。(図1は「No.14:桧」で、Win98を起動)
容量面で、その他の"ツール類"を、あれもこれも入れる余裕は、無くなってしまった。
むしろ、断捨離出来て良い、かも。(^^;?
一応、"マルチ・ブート"は出来るようになったが、TFT化した「PC110」では、大きな課題が残っている。
実は、「外部ディスプレイ」を使わないと、「MBM」の"ブートメニュー"が見えないのだ。
勿論、慣れたら、"メクラ打ち"で、ことは足るのだが、それは"平穏・平和時のみ"の限定だ。
(トラブルがあったら、そんなことでは済まされないのは、明白!)
「MBM」の解説資料を拝見すると、拡張手法で表示系も細工出来るとのことなので、次回は、メニューも"TFT画面"上に出せるように、挑戦してみようと思う。
更に、今回は、「Win95」、「Win98」上で、"TFT化処置"と"画面の右寄せ"を行う、「ct65535w.exe」の援用には、その設定にかなり手間取ったので、それの"使用法"について、以下で改めてリフレッシュしておこうと思う。(後述)
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+++ 発端 +++
当初は、戸棚の中に入れて置いて、必要時に出し入れしていた"単OS入りCF"だが、「PC110」本体の台数が増えて来て、試したいことが増えて来ると、そうしたCFは、机上に放り出したままになり始めた。(図3)
「TFT化したPC110」と「FSTN化したPC110」とで、「ct65535d.exe」や「ct65535w.exe」などを"使用状態"、"不使用状態"にして、別々に用意していると、こんなことになるわけだ。
そこで、各「PC110」それぞれに合わせた、(OSのマルチブートが出来る)CFを入れておけば、机上を片付けられるのではないかと思った。
只、「OS/2 Warp」や「Win2000」などは、使用頻度が低いから、"単体CF"で、"差し替え方式"でも構わないだろう。
漁っていたら、「ノーブランド/ノーラベル」の怪体なCF群が、比較的安価で出ていたので、それを買ってみた。
しかし、敢えてこれを買ったけど、マークやラベルが、何も無いCFってのも、何だか味気無い...(図4[クリック])
+++MBMを使う +++
今回は、「Win3.1」、「Win95」、「Win98」と順に組み込んで行こうとしたのだが、"領域の大きさ"の見積もりが拙くて、幾度も広げたり縮めたりしている内に、フォーマットした時のサイズが、合わなくなって来た。
それと関連してかどうかは分からないが、「Win95」の組み込み時にエラーが出始めた。(図6[クリック])
エラーの理由は良く分からないが、何となく、各領域を隙間も無しに、きっちり使い切ったのが良くなさそうに感じた。
そこで、「Win95」の区画の手前に約10MBほどの無領域を設けてみた。
エラーは出なくなったので、それで、問題は片付いたことにしておく!?
しかし、OSのインストール毎に、「MBM」を組み込まなければいけないのに、うっかり手順を忘れて、次へ進んだりしたので、1個を作るのに、随分時間が掛かってしまった。
後は、クローン作製方式で、量産(?)しようと思う。
+++ 現状では、外部ディスプレイが不可欠 +++
以前から、「ct65535e.exe」をブートセクタに埋め込むことは考えていたのだが、中々其処まで、手を廻せずに居た。
本来、"TFT化プログラム"は、Moonlightさんが実現されている様に、BIOS内に組み込みたいのだが、私は未だ「BIOSチップ」の学習中で、其処には届かない。
今は、「MBM」の"拡張メニュー"を利用すれば、"メニューが見えない現状"(図7)を改善出来るのではないかと思うので、更に調べてみたい。
尚、「ct65535e.exe」だけの効果だと、「WVGA-TFT-LCD」上で右寄せした画面(Win95,Win98で)は、"右端が欠けた状態"になる。(図8[クリック])
これを補う為に、「ct65535w.exe」を作成したのだが、忘れてもいいように、"あらまし"を書き留める。
+++ ct65535w.exeの留意点 +++
(自作プログラムでありながら、もう、忘却の彼方へ去りつつあり、今回の設定にすら苦労したので、ここに再度、留意点について書いておく)
「ct65535e.exe /mx」は、DOSベース上で、LCD⇔CRT(外部ディスプレイ)切替が行えて、また、WVGA-TFT-LCDでの画面の右寄せ(x文字の2倍分)が出来る。
「ct65535w.exe n」は、Win95、Win98上で、LCD⇔CRT切替が行えて、画面の右寄せ(n文字分)が出来る。
また、画面右端の欠けの補正が出来る。(但し、LCD⇔CRT切換後)
「ct65535w.exe」は、(「ct65535e.exe」とは違って、)単独では起動出来ない。
まず、「PORT95NT.EXE」というI/Oドライバ(の最小単位)を組み込んでおかねばならない。
更に、「msvbvm60.dll」と「oleaut32.dll(1998/12/18版以降のもの)」が、"Windows"の"system"に存在しなければならない。
(これらは、表紙の下部に、纏めて"zipファイル"として置いた。最新版2021.3.9版)
大抵の場合、元の「oleaut32.dll」では、"古いからダメ!"という警告が出るし、そのまま置き換えようとすると、"今、使っているから入替はダメ!"と断られる。
DOSモード下か、あるいは、単なる"ファイル扱い"の状況下(別のPC)で、書き換えるのが良いらしい。
そして、「ct65535w.exe」は、"Windows"下の"スタートメニュー"の更に下の"スタートアップ"内に、「ショートカット」として、埋め込む。
その「ショートカット」のプロパティで、コマンドオプションとして、"....exe 16"などと書き加えておけば、"画面右寄せ"が出来る。
このプログラムには常駐機能は無いので、"ショートカット"を使って、操作することになる。
これの主機能は、"LCD⇔CRT切替"であるが、LCD画面の調整・正常化機能を含めてあるので、"右画面欠け"の補正にも有効。
メニュー上の数字は、Altキーと併用して、"切り替え(alt+7)"、"終了(alt+6)"に使える。
[令和三年三月二十八日(2021/03/28)]
PC110用 TFT-LCD上にMBMメニューを 表示 [to MBM Menu on TFT-LCD]
+++ TFT-LCD画面にMBMメニュー +++
先回(↑)、1個のCFを3分割(3パーティションに)して、「PC-DOS+Win3.1+ツール類」、「Win95B」、「Win98」を入れておいて、「MBM(Multi Boot Manager)」を使って必要に応じてOSを切り換えれば、実験に都合が良かろうと考えて、取り組み始めたのだが、最初のメニューが、TFT-LCD画面には出て来ないので、困ってしまった。
こんなことは、本来の"STN-LCD画面"や"外部ディスプレイ画面"でなら起きないことなんだが、"TFT-LCD"では、今の処避けられないので、何とか改善したい。
...困ったとは言っても、これは、Boot段階で、ビデオチップのパラメータを書き換えてみるのに、良いチャンスでもある!
実は、「BIOSチップ」の(物理的な)"取り外し"や"再取り付け"は、私の場合、成功の確率は極めて低い。(勝率:0/2)
だから、チップを取り替えずに、ソフト的な処置だけで、TFT-LCD対応が出来ないものかと、ずっと考えている。
あわよくば、BOOT段階で、BIOSのパラメータ書換も、出来ないものか?
それはさておいて、「MBM」のメニューを"TFT-LCD画面"に表示させる為には、(一緒に提供されている)"ソース"に、必要なプログラムを組み込ませて貰って、それから実行ファイルを作るのがベストだろう。
その為には、"MBMのソース"をアセンブル出来る「OPTASM」や「OLINK」が必要だが、今時、簡単には入手出来そうにない。
諦め半分で探し回っていたら、幸運にも、然るサイトに保存されていたのが発見出来た!...それを、頂いて来て、使っている。(感謝!)
それらで、「MBM+α」でアセンブル&リンクしたものを、ブート・セクタに書き込んだら、見事に、TFT-LCD画面に、今まで見たくても見られなかった「MBMメニュー」が表示出来た!(図9)
最終画面の右端欠けなどの補正は、「autoexec.bat」に置いた「ct65535e.exe」で行える。(図10[クリック])
+++ α=ct6b_iの置き場所 +++
書き加えた+αは、仮称:「ct6b_i」(約100バイト)で、(自家製)ct65535e.asmから抜き出した"素"の部分(レジスタの書き換え操作部と表2組)だけ。
未だ、良く分からないので、サブルーチン部は、常駐部内に置くことは避け、その手前に割り込ませて貰った。(図12[クリック])
callする箇所は、幾か所か調べて、「メニューの表示」のコメントが有る箇所の先頭に置いた。(図11)
其処以外にも、実験的に幾か所かに、call命令を置いたが、無効・無意味なのもある。
「MBM+α」をそのまま、Bootセクタに組み込んで、電源を投入すれば、ちゃんとTFT-LCD画面に「MBMメニュー」が出て来るようになった!万歳♪
只、このように早い段階で、書き換えた「XRレジスタ値」は、途中で様々な試練(修正)を受けるらしく、OSが立ち上がった最後の"TFT-LCD画面"、(特に、右シフトをしたWVGA-TFT-LCD画面では)右端が欠けた状態になってしまうようだ。
これへの対策は、「autoexec.bat」に「ct65535e.exe /m8」を置いておいて、それで補正をするようにした。
当然ながら、「Win95」、「Win98」を起動した場合は、「ct65535w.exe 15(または、16)」も必要になる。
今回、知識を増やせたことは、シリンダ0には、結構空き領域があって、其処が自由に使えるらしいので、Boot時に色々な前処理が出来そうなので、興味が湧いた。
現状の埋め込み用「ct6b_i」は、未だ改良の必要性があるので、適時、手を入れて行きたい。
[令和三年四月十八日(2021/04/18)]
PC110用 TMBM 表示プログラムを改良 [to Menu Improved on TFT-LCD]
+++ 組込み「ct6b」を改良 +++
先回(↑)作成した「MBM+α」は、実は、挿入場所などを間違っていたので、今回組込みルーチン「ct6b」を作り直して、適切と思われる箇所に挿入し、全体を「TMBM」と名付けさせてもらった。
これの機能は、"MBMのBoot選択メニュー"を、TFT-LCD画面上にも出るようにしたもので、ビープ3回後に"キー入力待ち"となる。(図14[クリック])
この時の本来の表示は、TFT-LCD画面では見えないので、今回のような細工が必要になったわけだ。
そこで、'l'か'L'キーを押せば、(中に組み込んだ)「ct6b」の働きで、TFT-LCD画面上に"選択メニュー"が出る。(図13)
他のキーでは、「ct6b」はコールされず、通常通りSTN-LCD、あるいは外部ディスプレイの表示となる。
更に、「XR45レジスタ」のbit7を、フラグとして"1"にセットするので、このフラグで、後で動作させる「ct65535e」などに有効/無効を知らせることが出来る(予定 「ct65535f」で対応)。
実は、この改良は、保有「PC110」群の内、従来型の"STN-LCD"や"FSTN-LCD"タイプが増えて来て、色々実験している内に、CF群が入れ混じってしまい、起動時に表示が出なくなって困ったということから、始まった。
"TFT-LCD"か"STN-LCD"かを、プログラムで自動的に判断する方法あれば、話は簡単なのだが、"相違を検出する方法"を未だ見付けられないでいる。
(まぁ、面白い方法が無いとも限らない...と思っているのだが)
"マルチ・ブートCF"は、便利そうで面白いが、準備するのが、結構面倒だ♪
途中で、各パーティションのサイズを変えたいと思っても、初めからやり直しになる。
因みに、PC-DOS/Win3.1、Win95、Win98の分け方は、3等分ではなくて、例えば2GBなら"3","8","9"として、Tools類は、「Win95」,「Win98」共用にし、両方に振り分けるようにしたのが良いと思う。
Win領域に割り当てが少ないと、「IE5.5」の組込みが、上手く出来なかったので。
+++ 「ct6b」の置き場所、フラグ +++
画面を"TFT-LCD"に切り替える為のルーチン「ct6b」は、XRレジスタ値の表は、1組だけにした。
(先回は、2組入れて、それらを切り替えることを考えていたが、無駄なので省いた)
[call ct6b]の置き場所は、「ブートマネジャ本体」の先頭にした。(図15)
そして「ct6b」本体は、「BootCmdTable」の直後に置かせて貰った。
(今の処、不具合は出ていない)
「ct6b」の表"tftbl"には、"XR45 = 80h"を加えた。(図16[クリック])
これは、後で、参照する為のフラグとして使用する。
試作プログラム「TMBM」は、incファイルも含めて、「tmbm.zip」。
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[2021/03/11]
Multi-boot CF trial for PC110
The desk shelves are about to overflow with "replaceable" CF (Compact Flash) that incorporates various operating systems. (Fig.3)
So, better yet, I thought that if I put a CF that can "multi-boot" in all machines, I could save the trouble of replacement and clean up the desk.
I happened to find a lot of junk "1GB-CF" (no brand), so I bought it. (10 pieces \ 2,460 including shipping)
I expected that with " MBM 0.39 " ( I've done it before ) all of " PC-DOS " and " Win3.1 "," Win95 "," Win98 " might be able to incorporated into only one CF.
So, I planned to use with " 1GB ".
But, ... The "outlook" was sweet.
The capacity is barely enough, and in the end, " PC-DOS " and " Win3.1 " coexist, about 140MB, 400MB, 460MB each, and finally settled. (Fig.2 [click])
For the time being, " PC-DOS "→" Win3.1 ", " Win95 " and " Win98 " are incorporated, and each can be called independently.(Fig.1 starts Win98 with "No.14:Hinoki/Cypress")
In terms of capacity, there is no room for other "tools".
Rather, it may be possible to cut it off. f(^^;
Now, "multi-boot" has become possible, but the TFT version of " PC110 " still has major issues .
Actually, I can't see " boot menu of MBM " without using "external display".
Of course, once I get used to it, "Blind touch" is enough, but it is limited to "only during peace and peace".
(It's obvious that if I have a problem, I can't do that !)
Looking at the explanation material of " MBM ", it is said that the display system can be crafted by the extended method, so next time, I will try to make the menu appear on the "TFT screen".
Furthermore, this time, on " Win95 " and " Win98 ", "TFT display conversion procedure" took a lot of time to set up " ct65535w.exe " to perform "right justification", so I will refresh the "usage" of it again below. (See below)
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+++ Initiation +++
Initially, " CF with a single OS " was put in the cupboard and put in and out when needed, but " PC110 " itself as the number of machines increased and I wanted to try some things increased, those CFs began to remain thrown on the desk. (Fig.3)
In "TFT-ized PC110 " and "FSTN-ized PC110 ", " ct65535d.exe " and " ct65535w.exe " are set to "used state" and "unused state" and prepared separately. That's what happens when it is there.
Therefore, I thought that if I put in one CF (which can multi-boot the OS) that matches each " PC110 ", I could clean up the desk.
However, " OS/2 Warp " and " Win2000 " are used infrequently, so as I'll use a single CFs with the "replacement method".
When I was fishing, a "no brand/no label" pecurious CFs were at a relatively low price, so I bought it.
However, the CF with no marks or labels is somewhat dullzy, though I dared to buy this. ... (Fig.4 [click])
+++ Use MBM +++
This time, I tried to incorporate " Win3.1 ", " Win95 ", and " Win98 " in that order.
However, the estimate of "area size" was poor, and while I was expanding and contracting it many times, the size when I formatted it did not fit.
I don't know if it's related to that, but when I built in " Win95 ", I started getting error . (Fig.6 [click])
I'm not sure why the error is, but somehow I felt that it wasn't good to use up each area without any gaps.
Therefore, I set up a blank area of interbeing about 10MB in front of the " Win95 " section.
The error is gone, so the problem has also gone !
However, I had to install " MBM " every time I installed the OS, but I inadvertently forgot the procedure and proceeded to the next, so it took a long time to make one with occuring some troubles.
After this, I'll mass-produce (?) using the cloning method.
+++ At present, an external display is indispensable +++
I've been thinking about embedding " ct65535e.exe " in the boot sector for some time, but I wasn't do anything about it.
Originally, I would like to incorporate the "TFT conversion program" into the BIOS so that the method as Mr. Moonlight is realized, but I am still learning the "BIOS chip" and it doesn't reach there.
Right now, I think that if I use the "extended menu" of " MBM ", I can improve the "current situation where I can't see the menu" on the TFT screen, so I'd like to investigate further.
The "ct65535e.exe" will be able to adjust the screen right-shift on "WVGA-TFT-LCD" (with Win95, Win98 ), but it cann't adjust in "the right edge missing state ". (Fig.8 [click])
To make up for this, I created " ct65535w.exe ", but make a note of the "summary" so that I can forget it.
+++ ct65535w.exe points to keep in mind +++
(Although it is a home-made program for myself (but anyone can read and use it with own risk), it is already leaving behind oblivion, and even this setting was difficult, so I will write again here)
" ct65535e.exe /mx " can switch as LCD ⇔ CRT (means external display) on a DOS base, and screen is right-shift on WVGA-TFT-LCD . (twice the x characters).
" ct65535w.exe n " can switch between LCD and CRT on " Win95 " and " Win98 ", and the screen can be right-shift (n characters).
In addition, it is possible to correct the chipping on the right edge of the screen. (However, after switching between LCD and CRT)
" ct65535w.exe " cannot be started by itself (unlike " ct65535e.exe ").
First, the I/O driver (minimum unit) " PORT95NT.EXE " must be installed.
In addition, " msvbvm60.dll " and " oleaut32.dll (since 1998/12/18)" are " Must exist in " system " of Windows ".
(I have put it together as a "zip file" at the bottom of the top page of this site. Latest version 2021.3.9 version)
In most cases, the original "oleaut32.dll" will warn one "Don't replace it because it's old !", And if one try to replace it as it is, it will refuse "You can't replace it because you're using it now !".
It may be better to rewrite it under DOS mode or just under the condition of "file handling" (another PC).
Then, "ct65535w.exe" is embedded as a "shortcut" in "Startup" further below "Start Menu" under "Windows".
If one add "...exe 16" etc. as a command option in the "shortcut" property, one can "right shift the screen by space of 16 charachtors".
This program does not have a resident function, so I will use "shortcuts" to operate it.
The main function of this is " LCD ⇔ CRT switching ", but since it includes the LCD screen adjustment/normalization function, it is also effective for correcting "right screen missing state".
The numbers on the menu can be used in combination with the Alt key to "switch(alt+7)" and "end(Alt+6)".
[2021/03/28]
Display MBM menu on TFT-LCD for PC110
++++ MBM menu on the TFT-LCD screen ++++
Last time (↑), one CF was divided into 3 (partitions), and " PC-DOS + Win3.1 + Tools", " Win95B ", " Win98 " I thought that it would be convenient for the experiment if I put in and switch the OS as needed using " MBM (Multi Boot Manager)". I started working on it, but I was in trouble because the first menu did not appear on the TFT-LCD screen.
This is something that wouldn't happen with the original "STN-LCD screen" or "external display screen", but with "TFT-LCD", it's unavoidable right now, so I'd like to improve it somehow.
... That said, it's also a good chance to try rewriting the video chip parameters during the Boot stage!
Actually, the (physical) "removal" and "reinstallation" of the "BIOS chip" has a very low probability of success in my case. (Win rate:0/2)
Therefore, I have been wondering if it is possible to support TFT-LCD with only soft measures without replacing the chip.
Hopefully, is it possible to rewrite the BIOS parameters at the BOOT stage?
Aside from that, in order to display the " MBM " menu on the "TFT-LCD screen", it is necessary for the "source" (provided together). It would be best to have a good program installed and then create an executable file.
For that, I need " OPTASM " and " OLINK " that can assemble " MBM source". At this time, it doesn't seem to be easily available.
... Fortunately, when I was searching around for half the time, it was saved on the site . I was able to find it! ... I got it and used it. (Thanks!)
Then, when I write the assemble & link with " MBM + α" to the boot sector, the TFT-LCD will look great on the screen, I was able to display the " MBM menu" that I couldn't see before! (Fig.9)
I used " ct65535e.exe " in " autoexec.bat " to correct the missing right edge of the final screen. (Fig.10 [click])
++++ α = ct6b_i storage location ++++
The added "+α" is a tentative name: " ct6b_i " (about 100 bytes), (homemade) Only the " element " part extracted from ct65535e.asm (register rewrite operation part and table 2 sets).
I'm still not sure, so I avoided putting the subroutine part in the resident part and let me interrupt it in front of it. (Fig.12 [click])
I checked several places to call and put them at the beginning of the place where there is a comment of "Display menu". (Fig.11)
In addition to that, I put call commands in some places experimentally, but some of them are invalid and meaningless.
Boot with " MBM + α " when I install it in a sector and turn on the power, the " MBM menu" will appear on the TFT-LCD screen properly!♪
However, the rewritten "XR register value" at such an early stage seems to undergo various trials (corrections) on the way, and the last "TFT-LCD screen" when the OS started up (especially, right-shifted on the WVGA-TFT-LCD screen) The right edge is missing .
As a countermeasure against this, I put " ct65535e.exe /m8 " in " autoexec.bat " and corrected it with it.
Of course, when I start " Win95 " or " Win98 ", I also put the "ct65535w.exe 15 (or 16)".
What I was able to increase my knowledge this time is that cylinder 0 has a lot of free space, and it seems that it can be used freely, so it seems that various preprocessing can be done at boot time, so I was interested.
The current " ct6b_i " for embedding still has to be improvement, so I would like to work on it in a timely manner.
[2021/04/18]
Improved TMBM display program for PC110
+++ Improved built-in "ct6b" +++
The " MBM + α " created last time (↑) was actually inserted in the wrong place, so I recreated the built-in routine " ct6b " this time and made it appropriate. I inserted it in a place that seems to be, and let me name the whole as " TMBM ".
The function of this is to make the "MBM Boot selection menu" appear on the TFT-LCD screen, and after 3 beeps, it becomes " waiting for key input ". ( Fig.14 [click] )
The display at this time cannot be seen on the TFT-LCD screen, so it was necessary to do something like this.
Then, if one press the 'l' or 'L'key, the " ct6b " (embedded inside) will bring up a "selection menu" on the TFT-LCD screen. ( Fig.13 )
With other keys, " ct6b " will not be called and will be displayed on the STN-LCD or external display as usual.
Furthermore, since bit7 of the "XR45 register" is set to "1" as a flag, it is possible to notify valid/invalidity to " ct65535e " etc. to be operated later with this flag (only a plan).
Actually, this improvement has been experimented with by increasing the number of conventional "STN-LCD" and "FSTN-LCD" types in the possessed " PC110 "s.
While I was doing it, the CFs got mixed up and the display disappeared at startup, which was a problem.
It's easy to talk about if there is a way to automatically determine "TFT-LCD" or "STN-LCD" by a program, but I haven't found a "method to detect the difference" yet.
(Well, I don't think there is an interesting way...)
" Multi-boot CF " seems to be convenient and interesting, but it is quite troublesome to prepare ♪
If I want to change the size of each partition on the way, I will have to start over.
By the way, PC-DOS/Win3.1, Win95, Win98 is not divided into 3 equal parts, for example, 2GB is as "3", "8", "9", and tools are shared with" Win95 "and" Win98 "and distributed to both...
If there are few allocations in the Win area, it was not possible to incorporate " IE5.5 " well.
+++ Where to put "ct6b", flag +++
The routine " ct6b " for switching the screen to "TFT-LCD" has only one set of XR register value table.
(Last time, I was thinking of putting two sets and switching between them, but I omitted it because it is useless.)
The location of [call ct6b ] is at the beginning of the "boot manager body". ( Fig.15 )
And the main body of " ct6b " was placed right after "BootCmdTable".
(There are no problems so far)
"XR45 = 80h" was added to the " ct6b " table. ( Fig.16 [click] )
This will be used later as a flag for reference.
The prototype program " TMBM " is " tmbm.zip " including the inc file.