[20040408]
Win2000を、2GB-HDに載せてみましたが

名高さん処(今は別サイト)で、PC110にWin2000を載せられたのを拝見して、Win2000に興味を持ったのと、手元に1GBのCF(コンパクト・フラッシュ)や1GBのMD(マイクロ・ドライブ)があるので、これらに入らないか試してみたくなりました。
かなり悪戦苦闘し長時間を費した末、何とか2GBのPCHDT-2Gtに入れる事ができました。でも、きっと調整・設定が悪いのでしょう、立ち上がりやシャットダウンが素直に行ってません。
こんな重いインストールでは、知識不足を体力と気力で補う当方的?手法は、殆ど通用しないようです。
(なので、もう今回のような作業は、(結石と同様!)二度とやりたくな〜いデス。f(@,@;;)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
テスト用ストレージ

みみラボ!さんからは、CFにWin2000は入らないとお聞きしていたのですが、前半は"うっかり"、後半は"お試し気分"でやってみました。(が、やっぱ、今回はダメでした)[(_");]・・・ (後日やってみたら、問題無く出来たのですが)
1GB CFで敗色が濃くなってから、1GB MDを持ち出して来ました。しかし、これが物理的に入るPC110は保存機1台だけですので、そのマシンも机上に据えて実験。
それも駄目で、結局最後には、2GBのカード型HDD(PCカード・スロット側)でやる破目に。
インストールの事前準備として、(みみラボ!さん案を拝借して)PC110の内蔵フラッシュは、領域開放した後そのまま放置して、ドライブとして認知されないようにしておきました。
インストール手法
方法は、Win2000がアップグレード版ではないので、以下のような3通りの選択肢を考えたのですが、結局は泣く々々3通り全部を数回。
1.CDROMから直接セットアップするために、TP600とCF+変換アダプタを使用
2.Win95を介して、CDROMから新規インストールするために、PC110とCD20Xを使用
3.Win95介して、CFまたはHDD自身から新規インストールするために、i386(/Win2K)を併載(1GBだと、後で容量不足)
処置と状況

1.で、PC110の搭載メモリ量不足の件(Win2000ではメモリ量は28MB以上必要)には目を瞑って、兎に角やってみたら、TP600上で早々と"ハードウェア・エラー"って門前払いを食いました。
(WinNT4では、この方法で結構いい線まで行ったのですが...)
2.は、標準的な手法(のはず)。始めは右写真のように順調でしたが、後の方では"お待ちください"のままで、待てど暮らせど応答無く、やがて最後はフリーズ!(x_x;? (あれこれ確認も入れて、都合4回ほど実施!)
これをやるに当たって、PC110の搭載メモリ量が20MBなので、i386内の下記2ファイルを書き直して別CD-Rに焼いて、最初そのCD-Rで認識させる方法を採りました。当然、後で正規版CDが必要でした。
変更箇所は、名高さんの書いて下さっていた情報通りに(20MB用として)書き直しました。(感謝)
DOSNET.INF内のMinimumMemory = 20643840
TXTSETUP.SIF内のRequiredMemory = 20643840

3.は、Win95で立ち上がるようにして、併載しておいたi386(/Win2K)内のwinnt32.exeを実行。
先達と同じこの方法だと、時間は掛かりましたが、インストール成功!でした。
その所要時間は6時間までは確かめましたが、連夜の奮戦で眠気に耐えられず、(先達を真似て)一晩放置。
ただ、こちらは翌朝フリーズしていました。
まだ、設定不備
取り敢えず、PCカード・スロットに入れた2GBのHDDへのインストールはできた模様。しかし、ネットワークの設定などが不充分なようで、立ち上がり時間は10分以上(?)。また、シャットダウンも最後まで行かず。(ブルー画面でフリーズ)
なので、ディスプレイ・ドライバやオーディオ・ドライバを食わせても全然入らず、色音共に不足だし、"インスト完了"とは言い難い現状。(T_T;?
余談-CFとMDの速度差

1GBのCFとMDとの実効速度差はどの程度?という疑問に、今回図らずも答えが少し見えたような気がしました。
Win95上で、i386のsetup.exeでインストール(実は、この方法では、後で容量不足になったのですが)を同時に開始したら、ファイルの読み込みの段では約20〜30%ほどMDの方が速いようでした。(左写真。右側のMDでは次の処理に入ったのに、左のCFではまだ読み込み中)
でもまあ、10時間のところが12時間になったとしても、それほど大勢に影響は無いかな?